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アビスパ福岡 久藤監督リーグ戦初勝利。苦手の町田ゼルビアを攻略。守備の課題が見えてきたかも。

閑話休題

久藤監督になって初勝利ということで。

しばらく何もアビスパ福岡についてはTwitterでも完全沈黙していたので、少しは声を出してみたいと思います。

正直この数試合はほぼ言うことがない。というのが本音です。勝負に行けていない。

勝負に行けていないは精神論ではなく、チームとして準備不足なんだろうなと思っていました。
それに対して、あーだこうだ言うのもシンドい。
あと、生きていくための本業が…。働き方改革と無縁というのは恐ろしいものです。

かろうじてdazn観戦してますが、ずっとこの状態です。

常にこの葛藤。
何度とまどったか。いや、何度PC閉じちゃったか・・・。そして何度、開いたか。

なんとも沈黙の日々が続きましたが、近年非常に苦手としていた町田ゼルビアにアウェーながら0-2の快勝。なんとも喜ばしい限りです。

ということで久しぶりの勝利を祝して記事を更新したい思います。
あとはCBがちょっと、いやだいぶ気になっていたことがおぼろげながら整理付いてきたのでここでまとめておきたいと思います。

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日替わりCB人事。三國、吉本ではつらい?

試合ごとに人が入れ替わる3バックのメンバー(中盤、前線もいれかわっているけど)個人的に誰を押すかと言われると…。
左から、篠原、菊池、實藤。という町田戦のメンバーになります。(ごめんなさい、この日はウォンですね。)ウォンは個人的にはボランチの位置が良いんじゃないかなと思っています。今のところは。特に菊池、實藤と上手く連携して動けているので、もう一列前で使ってあげたら良いんじゃないかなという思いますがあります。

ということで、この3人がベターなのかなと思っています。

理由はいくつかあるのですが、まず個人的に思っているのは「ウォン・ドゥジェとの相性」です。
単に連携不足なだけかもしれませんが、CBに吉本、三國がはいるとウォン・ドゥジェがどうも中途半端なポジションを取りがち。な気がしています。最終ライン、ボランチどちらにしてもですね。
これは、ウォン・ドゥジェにも問題ありかもしれませんが、どうも今の動きを見ていると、三國、吉本にも要因がありそうです。
この違和感は監督交代からの数試合ではよくわからなかったところでもあるのですが、町田戦を見ていて「あ。これかもしれない」というシーンに出会いました。

3バックの中央でカバーリングが光る菊池

前半始まってすぐの5:15 頃。町田のロングボールの処理に対応したシーン。
試合の中でクローズアップされるようなシーンではなかったのですが、ロングボールに対して、後ろ向きに対応したウォン・ドゥジェに対して、CBの菊池がフォロー。

このとき一瞬、ゴール中央にスペースがあいて、町田の選手がそこへ入り込もうとしていました。もちろん、ボールはアビスパが抑えているのですが、うっかりボールが収まらないなんてことになると危ういシーンだったんですが…。
二人で挟んでボールを奪ったあとはすぐさまウォン・ドゥジェは持ち場を離れた菊池の代わりにセンターバックの位置へ。


カバーリングしながら、ボールを処理して前に出た菊池は相手を交わしてクリア。

何気ない守備のポジションチェンジですが、まさにこれ。シンプルだけど、これ。
ウォンがここまできれいにポジション取りをしているのは、個人的には久しぶりに見た気がします。これは、ウォン個人の戦術理解、状況判断と言うよりは周りとの連携がこの試合ではスムーズに取れている。という印象を受けました。

更にこのあとのプレーにも話を広げたいのですが。
菊池がクリアしたボールの競り合いで、もう一度相手にボールが渡るのですが…。

中盤がボールを奪いきれず、逆に奪いに行ったところを最終ラインと中盤の底の間のスペースをあっさり開けてしまう形になります。更にボールを入れられてしまうよろしくないケースです。

アビスパ福岡に限らず、ここを攻略されてしまうとなかなか最終ラインは守備が難しいのですが、この場面菊池が自分のマークを捨ててタックル。ファールにはなりましたが、開始5分ながら個人的には非常に大きなプレーだと思いました。岐阜戦もこの形からズルズルとした守備で失点していたので…。形は少し違いますが、岐阜戦の先制点がこの形に近い状況から失点しています。

三國、吉本はチームの動きを理解していないのかそれとも・・・?

これが三國、吉本だった場合。誰がボールに行くのだかわからない中途半端なプレーが多い気がしています。吉本は高さは強いと思うのですが、人を捕まえきれなかったり(岐阜戦のクロスにボール触れずに決められましたが、まさにその形)、出ていくべきところで前に出ない傾向が強い印象です。一言で言うと、守備範囲が狭い。

三國に関しては、岐阜戦の先制を許したシーン。相手のシュートも良いシュートだったんですが…。
このシーンでマークを外してしまったのは三國のように見えましたが、吉本の動きも解せない点が。

アビスパ福岡としては、人数も揃っているし、ブロックはできている状態。

にもかかわらず、簡単に縦パスが入るのは…。

画面左からスルスルと下がって来た川西。この時点で三國(画面外)は川西をマーク対象とは見ていないようです。一方吉本は、流れる相手FWについてややサイドへ開き気味に動いています。下がってきた川西に対して自分が行くわけでも、誰かに指示を出す様子も見えません。自分がついている選手が篠原の守備範囲に入ってもついていく状態です。おそらく下がってきた川西には気がついていないか、自分が対応すべき選手とは思っていない可能性が高い。

その結果、アビスパ福岡の最終ラインはサイドの選手1人にそれぞれ2人が付いて、中央を誰も見ていないような形となっています。ポジションを下げた川西にボールが入って慌てて外に開いていた三國と、吉本が中央を閉めようと対応しています。どう考えたって川西を見てない。
そもそも外へ流れているプレーヤーにCBがダブルチーム気味についていく意味とは…。

この守備を見ていると、人数は揃っているものの、最終ラインはどこで人を捕まえようとしているのか。そもそもゾーンなんだかマンツーマンなんだかよくわからない状況です。
三國も人が離れたなら、吉本にマークを渡して自分は吉本カバーリングするとか、吉本も下がってボールを受けようとしている川西をちゃんと見るなり、カバーリングするなり対応はする術はあると思うのですが…。
三國はまだその余裕が無いのかもしれませんが。吉本ももう年齢的にベテランの域なので、もっと守備陣を引っ張る存在であってほしいのですが残念ながら統率している感は薄いのかなー。

岐阜戦立ち上がりの守備は全体的に見て統率感も無ければ、個別に見てもどうしたいのか謎。岐阜に奪われた先制点は相手のシュートを褒める以前にアビスパ福岡の守備の問題点が多く見受けられたシーンだったと見ています。

これと比較すると町田戦で見せた菊池の中央のCBの動きは吉本から比べると的確な気がしています。少なくとも町田戦を見た限りという条件付きにはなるのですが。

ボールの出たところへカバーリングに入りまた、上記のシーンでもあったように下がってきたウォン・ドゥジェをサポートして必要とあらば、自分で前に出ます。

そして、ウォンもその動きに連動して、守備のスライドを埋めています。
言ってしまうとなんてことない動きなのですが、この守備は今のアビスパ福岡にとって非常に貴重だと思っています。

前に出て守備ができるCBが少ない?


この数年在籍した選手を例に上げると、濱田や堤、そして岩下も弱かったと個人的には見ているのですが、「前に出て相手を潰す」ことのできるCBに恵まれないアビスパ福岡。
冨安はこの役割をすべて受け止めてくれたのですが、冨安が去ってしまった今、この問題は再燃していると考えています。

實藤、篠原はある程度前への守備をこなすのですが、3バックの中央に置くようなキャラクターじゃない気がしています。(篠原はファジアーノ岡山時代に中央もやっていたのですがイマイチ、カバーリングが上手くない?かも)。
實藤は攻撃時にサイドで高い位置をとって起点を作ってくれるのが魅力なので、センターに入れてしまうと今のアビスパだとその良さが完全に消えちゃいそうです。
久藤監督は4バックを使う気があまりないような感じですが、前に出れる強いタイプのCBがいれば菊池と組ませてCB2人の4バックも面白い気がしますが、吉本、三國ではちょっといろんな意味で動きが「重い」のかもしれません。
守備的なマルチプレイヤーとはいえ、菊池もバリバリの本職CBというタイプではないので…。

個人的には左から、篠原、菊池、實藤


そう考えると、篠原、菊池、實藤かなと。右に實藤というのも、ウォン・ドゥジェとの相性が良い気がしているので、重要なポイントだとは思っています。實藤が上がったスペースをウォンが消すというカバーリングのタイミングも他のメンバーと比べても一番スムーズな気がしています。ただ、そうなると空中戦がやや不安になるのかなーと。とはいえ、今いるメンバーでなんとかするしかないので…。

アビスパ福岡の失点がいまいち減らなかったのは守備陣がどこで人を捕まえるかが明確ではないからだと思っています。一時期は前の守備がザルなところが多かったからか? (最近ではワントップと2シャドーで攻撃して、あとはすぐ守備と割り切っている感もあり) と思っていましたが、それだけではないようです。

しかし、町田ゼルビア戦では中央に菊池が入ったことで後方の守備の柔軟性が高まったような気がしています。ただ、それが本当に良いことなのか…。今シーズンだけ、目の前の結果だけ見るならいいかもしれませんが…。

大きな目標に向けて助走のシーズンと考えると、なんともその場しのぎの連続なのは個人的には納得行かないところでもあります。

もちろん、シーズン当初の監督がチームを去ってしまっている以上、仕方のないことも多いとは思いますが。
とはいえ、ペッキアにチームを託したときの目標は変えてはダメな気がしています。

目前の結果を求める重要性も現状の順位では非常に高いわけですが、この一年を失われた一年にしないことが来年の行く末を占う気もしています。この辺は選手だけではなく、アビスパ福岡株式会社としての課題なのかもしれませんけど…。

とりあえず、勝てたのは大きい。

残り半分、伸るか反るか。

思わずPC閉じちゃうような試合が少なくなりますように。

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