遠藤友則さん著書「一流の逆境力」の読後感想。この考え方はwebの方法論にもつながるなあ。

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一流と呼ばれるサッカー選手の普段の姿

現在、ミランに在籍する日本人といえば、本田圭佑選手ですが。

それ以前に、ミランに長年所属した日本人トレーナー遠藤友則さんの著書「一流の逆境力」を読み終えました。

概要としては、長年ミランに在籍した遠藤さんが見て感じた一流の選手たちの思考術の紹介となっています。

もちろん、登場するのはシェフチェンコやマルディーニ、カフーといった「強かったミラン」を支えたレジェンド級の選手ばかり。

一時期在籍したベッカムの話なども出てきます。

そういった選手たちが語った内容というよりは、遠藤さんがその選手たちの姿から感じたことが書かれています。

もちろん、サラリーマン向けに書かれた自己啓発本となっているので、スポーツマンでなくとも参考になることは多いのではないでしょうか。

一流が特別なことをしているわけではない

著書のなかで遠藤さんが繰り返し言っているのは

「一流はどんな時でも自分にできることを淡々とやっている」

ということです。

書籍のタイトルは「逆境力」となっていますが、逆境を乗り越える方法論というよりは、そのためには普段しっかり準備していることが前提となっています。

そのためには、普段から「自分がするべきこと」を把握しておくことも大切だし、なによりそれを継続する「自信」が大切とも書かれています。

私には自信がない・・・。

私も「どうやって自信を持てば良いのかわからない」という人に出会います。

私の場合、人にアドバイスできるほどなに豊富な経験も知識も無いんですが・・・。

ただ、web の運用という話で行くと、この「自信」を持つことは「小さな成功体験の積み重ね」だと思います。

もしかしたら、人の自信というのもそういうものなのかもしれませんが。

劇的な効果の現れる答えはない

Web のコンサルティングをやっていると、

「さっさと答えを教えろ!」

というクライアントさんに出会います。

こうしたら、アクセスが増えますよ。

こうしたら、申し込みが増えますよ。

という方法論ばかりを問われるケースです。

もちろん、どうやれば増えるかを知っているからコンサルティングという仕事が成り立つんですが。

とはいえ、その答えは「日々の積み重ね」しかありません。

可能なかぎり毎日、記事を更新すること。

どんな記事を書いたら、アクセスが増えたか。

どういうふうにしたら、申し込みが増えたか。

こうした試行錯誤を日々繰り返しながら、徐々に知見を蓄えていくことが web の運用を成功へ導く鍵となります。

しかし、「継続は力なり」。

といったところで、「はい。そうですか」と、誰もが続けれたら良いのですが・・・。

当たり前のことを繰り返すことはとても難しい

著書の中に、練習後にストレッチをするという行為を怠ること無く続けていたのは、シェフチェンコぐらいだったとあります。

(ちなみにですが、シェフチェンコとはウクライナを代表する世界的なストライカーです。すでに引退しており、引退後はゴルファーになるとか、ならないとか)。

言葉にすると非常に簡単そうな「練習後にストレッチをする」という約束事。

数々の一流選手が集うミランですが、そういったシンプルな約束事を欠かさず続けられる選手はそう多くないようです。

では、なぜシェフチェンコはストレッチを続けることができたのか?

その答えとして、遠藤さんはシェフチェンコ自身が「練習後にストレッチをすること」がいかに自分の体調を管理する上で重要かを知っていたからだといいます。

どうして、ストレッチが重要だとシェフチェンコが知っていたかというと・・・。

そうすることで良いことがあったから(成功体験)。

さらに、そのことに気がつくということ(日々の試行錯誤)もあったからだと思います。

もちろん、日々の試行錯誤を継続することでその方法論に確信が持てる。

すなわちそれが、自身であると。

千里の道も一歩から

ビジネスでは、「今すぐ結果を出せ!」なんてこともあります。

しかし、そうそう簡単に「すぐ出る結果」なんてものはありません。

だからこそ、「日々の積み重ね」が大事なわけです。

そういう意味では「いますぐどうにかしなきゃ!」という書籍ではありません。

ただ、これから先の「準備の大切さ」を考えるためには良い一冊だと思います。

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