サガン鳥栖 vs アトレティコ・マドリード戦を観戦!親善試合とはいえ、素晴らしい試合になりました

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アビスパ井原監督が理想としたアトレティコマドリードを観に鳥栖へ

福岡市からは、地味に遠いなあ・・・。

そう感じていた佐賀県鳥栖市。

福岡県と佐賀県の県境にあるため、地図上の関係性は隣なのですが、実質隣県の佐賀県に属するので、正直遠い。

と、思っていたんですが。

博多駅らか、JR特急で30分で到着しちゃうことをこの日知りました・・・。

初見参のベストアメニティスタジアム。

個人的には一度だけ、長崎へ行くときに見た、サガン鳥栖ホームスタジアムです。

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鳥栖駅の目前にあるロケーションは、どことなく西武ライオンズの本拠地、「西武プリンスドーム」と同じ様な雰囲気があるなと。

西武ファンとしてはどこか親近感が湧きます。

アビスパ福岡の本拠地であるレベルファイブスタジアムは流線型の多いデザインですが、鉄骨むき出しの姿はどこか威厳すら感じます。

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駅に近いスタジアムという意味では、広島カープのマツダ ZOOM ZOOM スタジアムの雰囲気にも似ています。

駅とは関係ないですが、2階建ての観客席が似てるのかなと。

実は、「スタジアムフェチ」でして。

サッカーだろうが、野球だろうがスタジアムの雰囲気ってすごく大好きなのです。

雰囲気とかもそうなんですが、建築を学んでいたこともあるので、構造的にどういった造りになっているのかを見るのも好きです。

特にどうやって屋根を支えているかとか、気になって見てしまうのです。

amenity3

もちろん初めていくスタジアムは、その辺を確認するのが楽しい。

今回、ベストアメニティスタジアムは初めてだったんですが、そういった意味ですごく楽しかったです。

サガン鳥栖 vs アトレティコ・マドリード

この日の目当ては、「アトレティコ・マドリード」です。

アビスパファンとしては、井原監督が「理想の形」として上げているチームと言うこともありますが。

やはり、サッカーファンとして、シメオネは注目の監督でしょう。

ビッグクラブから比べると少ない予算のチームながら、バルセロナやレアル・マドリードに引けを取らない戦いを見せるアトレティコ・マドリード。

時としてファールを厭わない激しいプレーと、ブロックを形成した守備から時には前線からボールを奪いにかかる高い位置からの守備。

少ないチャンスをモノにするカウンターと、セットプレー。

シメオネのスタイルは、井原監督や短い間でしたが元日本代表監督だったアギーレ監督も、理想にあげていましたね。

アトレティコ・マドリードってどんなチーム?

海外サッカーファンならご存知の方も多いとは思うのですが、レアルやバルサに比べるとちょっと知名度も落ちてしまうのかな?というところで個人的な注目選手を挙げさせていただきながら、おさらい。

コケ(ホルヘ・レスレクシオン)


[ja.wikipedia.org 参照]

スペイン代表で、アトレティコ・マドリードの中心選手です。

シメオネをして「売却不可能な選手」と言わしめる サイドでも中央でもこなすユーティリティプレイヤーです。

F・トーレス


[ja.wikipedia.org 参照]

知名度は抜群ながら、チェルシー時代からストライカーとしてゴールから遠のきつつあるのが寂しいところですが・・・。

チェルシーから、AC ミランに移籍するも、レンタル移籍で現在、キャリアのスタートとなったアトレティコ・マドリーへ復帰。

昨年、レアル・マドリード戦で2得点するなど、復活が期待される選手です。

カウンターを中心とするチームで活きる選手だと個人的には思っています。

サガン鳥栖戦でも鋭い裏への走り出しを見せたりしていました。

今期、リバプールへ移籍した1年目の様な活躍を期待したいです・・・。

アントワーヌ・グリエスマン


[ja.wikipedia.org 参照]

昨シーズン、C.ロナウド、メッシに続いた得点ランキング3位の新星です。

まあ、この上位2人が異常なレベルなんですけどね・・・(C.ロナウド48、メッシ43)。

ネイマールと同じ、22得点というとアトレティコファンのフィーバーぶりが分かるのではないかと。

ヤニック・カラスコ

モナコから移籍してきた新戦力。

昨年まで 10 番を付けていたアルダの代役として加入したと言う見られ方をしていますね。

縦へのドリブル突破を得意とするサイドアタッカーです。

サガン鳥栖との試合でも、すでにチームにフィットしている様に見えました。

今シーズン注目の選手かも知れません。

ステファン・サビッチ


[ja.wikipedia.org 参照]

フィオレンティーナから新加入したモンテネグロ代表のDF。

この試合でも先発出場しましたが、印象的だったのは安定した足下。

センターバックですが、非常にテクニックも高いなーと感じました。

守備が主体なチームだけにかかる期待も大なのかなと。

ディエゴ・シメオネ


[ja.wikipedia.org 参照]

選手じゃなくて、監督ですが。

とはいえ、今のアトレティコ・マドリードを語る上でこの人抜きでは語れない人物。

日本のサッカーファンだと、「アメリカ W杯でベッカムを退場に追い込んだ人物」として有名かもですね。

その他にも結構ダーティなプレーも多く、あまりクリーンなイメージの無い方も多いかも。

ただ、実際その考え方に触れるとだいぶイメージ変わると思います。

すごく論理的な監督だと判ります。

先日ですが、書籍も読みましたよ。


シメオネ超効果 リーダーの言葉で今あるチームは強くなる

サッカーに学ぶ仕事術?シメオネ超効果に「考える」アイディアをもらう
何かを信じるのが難い時代? シメオネ超効果 リーダーの言葉で今あるチームは強くなる 他人を見たら、泥棒だと思え。 ...

他にも注目する選手は沢山いるのですが、この日楽しみにしていたのはこの選手(と監督)たちです。

個人的に注目しているのは、試合前の練習

先日、バルセロナ B がアビスパ福岡と試合をした時も試合前の練習から違いが際立っていたのですが・・・。

この日も目当ては、試合前の練習。

ただ、この日は席が2階席の、サガン鳥栖側。

アトレティコの練習ははるか遠く・・・。

とはいえ、メチャメチャ動きますね

atletico-practice

ちょっと遠かったんですけど、アトレティコの試合前の練習、すごい動きますね。

場所を広く使うわけじゃないんですが、なんて言うんでしょう。

高校生の練習かと思うくらい、反復の練習をものすごい細かく繰り返します。

とにかく動く。

よく見かける狭い場所でパスを回す練習も良く動く。

パスを回す側はそんなに動かないパターンの練習はよく見かけるんですが、

パス側も動いて、常にフリーの場所を確保してパス回しをする練習をしていました。

GK も左右にボールを投げて、キャッチングする練習もけっこうタイトなペースで・・・。

キツそうなアップでした。

うーん。どうしてもアビスパの練習と比較してしまいますが・・・。

アビスパの練習が正直、レクリエーションに見える・・・(涙)。

試合前の入り方が全然違う

アトレティコは遠めでよく判りませんでしたが、親善試合とは言え、サガン鳥栖の試合前練習は気合入ってましたね。

いや、そりゃ相手がアトレティコ・マドリーとなれば誰だって気合いは入るでしょう。

普段サガン鳥栖の試合を観戦しないので判らないですが、かなり充実してる感ありました。

Jリーグでは前節、鹿島アントラーズに 0 – 3 で敗戦していますが・・・。

そんなイメージは全然ありませんでした。

というか、なんだかんだ、J1 のアップに対する意識は J2 と全然違うのかなと・・・。

アビスパの試合前の練習とは、こちらも真剣度が全然違う・・・。

もうカテゴリも違うので当たり前ですが、だいぶ差があるよな・・・。

と、こちらにもがく然としました・・・。

現代サッカーはやっぱコンパクトにしないと・・・。

試合開始と同時に驚いたのはやはり、最終ラインが高いこと。

バルサ Bの時も「最終ライン高!」って思いました。

バルサ自身が高い最終ラインを保つのは知っていたので、驚きはなかったんですが・・・。

なんだかんだ、アトレティコも同じくらい高い。

atletico-df-line

そして、サガン鳥栖も・・・。高い。

昨年、湘南ベルマーレを見たときも3バックを非常に高い位置まで押し上げていましたが、Jでも上のカテゴリに上がっていくには、最終ラインしっかり押し上げられないとダメなんだろうなと・・・。

ある程度高い位置でプレッシングしようと思ったら、そうですよね・・・。

またアビスパの話になりますが、アビスパの最終ライン。甘いよなーその辺・・・。

すぐ、DF と、DMF の間のスペース使われちゃうからなー。

試合終了まで、ほぼお互いがこの距離感で試合してました。

すごくコンパクトな戦いでした・・・。

試合は、コケの CK が直接ゴールでアトレティコが先制

この日 2 階席からの観戦だったのですが、そこそこの強い風が吹いていました。

ちょうどアトレティコ側からサガン鳥栖側に向かって吹いていました(ちなみにですが、後半ぱったりと止む)。

高い位置で感じた風なので、グランドレベルで度の程度影響したのか判りませんが、この風に乗ったような感じで、コケの蹴った CK がゴール側へスーっと流れて、ゴール。

GK の藤嶋がちょっと見誤った感もあったので、風の影響だったのかな?・・・と。

試合のハイライトはこちらで。

この試合、アトレティコ側はそんなにガツガツ来ていませんでした。

まあ、親善試合ですし、シーズン開幕前です。ケガは避けたいという事でしょう。

ただ、ここぞって時の集中力というか、プレーの精度はすごく高い。

コケの左サイドでのパスとか、DF 間ギリギリのところ通してきたり・・・。

それに合わせる選手のスピードアップとか。

「クワッ!!」

と、目が光る音が聞こえるかと思うくらい、ギアの入った瞬間の動きが鋭い。

この辺がまだ日本のサッカーには無いよなー。

と、思いながら見ていました。

攻撃も守備も非常に組織的

これは、バルセロナB にも感じたことなのですが、守備にしても攻撃にしても非常に「組織」として成熟しているなと。

atletico-side-attack

アトレティコのサイドアタックのシーンなんですが、選手が必ずこの「三角形」の関係を保っているんですよね。

場合によっては、センターバックもこの形に積極的に絡んできます。

もちろん、センターバックといえどそのあとのボールさばきも上手いんですが・・・。

近年ビルドアップはセンターバックから始まる、と言われますがアトレティコのセンターバックもセンターバックというよりは、攻撃を押し上げている時は、ボランチの様にも見えます。

この辺もコンパクトにゲーム展開するなら必須なんだよなと感じました。

こういうところ、アビスパも見習えませんかね・・・。

堂々と渡り合ったサガン鳥栖に拍手

アトレティコが本気だったとは言えませんでしたけど、アトレティコ相手に堂々と渡りあったサガン鳥栖もすごかったなと思います。

まず、ミスがほとんどなかった。

まあ、GK のコーナーキックの処理がありましたが・・・。

それ以外はほとんどミスらしいミスはなかったと思います。

また、すごいなと感じたのは、クリアボールほとんど蹴らず、ちゃんとマイボールにしていたこと。

自陣深いところで何度か、アトレティコのプレスを受けて危ない場面もありましたが、ちゃんといなして、マイボールにしていました。

アトレティコも「ポゼッション」を考えないチームですが、サガン鳥栖もポゼッションを重視しないチームです。

現在、サガン鳥栖のポゼッションはJでも平均「45.6%」(http://www.football-lab.jp/参照)

これは、リーグでも下から2番目の数字です。

とはいえ、やはり簡単にクリアしないですよね・・・。

昔、イタリアの DF の選手がスペインでプレーして、ボールをクリアすると「何でボールを回さないんだ!」と、怒られてしまい、文化のギャップを感じたという話を聞いたことがありますが・・・。

アトレティコもカウンターのチームとは言え、ボールキープは徹底していました。

鳥栖もほとんどクリアしない。

マイボールはしっかり繋いで、ちゃんと攻撃に結びつけていました。

この辺の意識の差は大きいよなと。

アビスパは DF 前にボールが転がったら、とりあえずクリア。

ですからね・・・。

その結果相手にボールを渡してしまう結果に。

攻撃こそ最大の防御といいますが・・・。

もっと、足元繋いでビルドアップできないかなあ・・・。

まあ、今の DF 陣を見る限り、皆さんそういうのは不得手そうですが・・・。

ここは、どちらもポゼッションを考慮しないチームなだけに、アビスパの現状はかなり刹那的な対応だと実感。

ファンとしてはかなりショック。

まあ、判っていたことではありますが・・・。

現実見ると、へこみますね・・・。

サガン鳥栖の「チャレンジ」する意識

結果、1 – 1 で終了した試合でしたが、サガン鳥栖が同点に追いついた場面。

厳しい見方をすれば、アトレティコの DF へスス・ガメスが無理をしなかった。

というのもありますが・・・。

ファンフランとのレギュラー争いという観点から言うと、印象悪かったかも・・・。

とはいえ、ドリブル突破をしかけた田村は、何度もチャレンジしていたんですよね。

臆せずチャレンジし続けた結果ですよね。

こういうチャレンジ精神もなんか、アビスパにイマイチ無いよなあ・・・。

引き分けで試合終了かと思ったら・・・。

サプライズといっていいんですかね?

なんと PK 戦が用意されていました。

私の周りの人たちでも帰ろうとしていた人が沢山居ましたが、「PK戦」と聞いてあわてて席にもどっていました・・・。

これはサービスとしてはうれしい限り。

また、運良く鳥栖側で座っていたので間近でみることが出来ました(2階席ですけど)。

PK で感じた技術の差

試合は引き分けたものの、PK は 4-1 でアトレティコ・マドリーの勝利。

まあ、PK は運も大きいとは思いますが・・・。

とはいえ、鳥栖のキックはどれもキーパーが蹴る方向に飛んでるんですよね・・・。

最初はクロスバー直撃でした。

tosu-crossbar

しかし、キーパーはしっかりボールが飛んでるほうへ。

2本目は完全に読まれていたような・・・。

これは、余裕ある感じで止められてしまいました。

3本目はようやく決まりますが、これも読まれている?

ちゃんとボールの方へ GK が飛んでるんですよね。

PK に関しては、実力差を見せつけられたような気がしました。

最後の心残りをいえば、GK 好きとしては、ヤン・オブラクも見たかったな・・・。

試合も、雰囲気もすごく良かった初サガン鳥栖

今回初めてサガン鳥栖の試合を見に来たのですが、スタジアムの雰囲気がすごく良かったです。

会場に到着したのが時間がギリギリだったのでスタジアムグルメはチェックできなかったんですが・・・。

2万人を越えるお客さんが集まったのも良かったですね。

今度はもっと余裕を持って家族と来てみたいと思いました。

J1 の 1st ステージでは11位に終わったサガン鳥栖。

2nd ステージも現在11位ですが・・・。

是非、これをきっかけに上位浮上して欲しいところです。

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