【コロンビア戦の前におさらい】今更ながらW杯テストマッチ最終試合パラグアイ戦を見て感じた日本代表が目指すもの

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日本式ティキタカの最終試験

正直、日本代表の試合をしっかり見たのはいつだったか思い出せないくらい見ていません。

なんで見てないのかなと考えたりもしたんですが、別に興味が無いわけでもなく、単純に見る時間がないだけだと悟りました。

だって、アビスパ福岡の試合を追いかけるだけでも徹夜も覚悟する状況なのに…。

もうロシアワールドカップも始まってますけど、観戦数ゼロです。

そんな急にまとめて試合やられてもどれも見れへんわ!

といった状況です。ベスト4…。いや、ベスト8ぐらいからは見れるか…?

と、思いつつようやくW杯前の日本代表のテストマッチ最終戦パラグアイ戦を見ることができました。

みんながヒドイ、ヒドイというから

あまりにも世の中が「日本代表の試合がヒドイ」というから、逆にこれはなんとしてでも見て見ないと駄目だ。

ということで、なんとかこの試合は録画することに成功。

いや、普段からネット配信に頼り切った生活をしているかつ家庭内でチャンネル権を永久に放棄すること宣言させられている立場としては「録画」というのは非常に敷居が高いのです。

まして、広告代理店のメディア事業部の方並に片っ端からテレビ放送の録画が行われている我が家では「同時録画の制限」という壁があるのです。

そこの合間をぬって録画したこの試合。

ガタガタな試合展開かと思ったんですが、4-2という試合結果は意外でした。

パラグアイのモチベーションなども含めると色々と甘い部分もあったかもですが。

まず、乾のゴールシーンからなのですが、その前に前半の流れをば。

前半、パラグアイは「4-1-4-1」の様に見えました。日本は「4-2-3-1」。

パラグアイの狙いは中盤のパスを中盤の4のところと、アンカーで挟んでボールを奪う感じだったでしょうか。

イメージとしては、日本のボランチや最終ラインから出てきたボールを受けたところで挟みに行く感じです。

すいません、背番号は適当です。

相手もある程度詰めてきますし、狭いところへパスを通す必要もありますが、この試合ではこの形がきっちり決まります。

岡崎が下がってこの隙間でボールをワンタッチでさばいたり、香川が巧く捌いたり。武藤がきっちり体を入れてボールを運んだり。

乾はどちらかというと、外で構えていることが多かったですが…。

こんな感じで、パラグアイがある程度「奪い目」と見ているところで逆に相手を引き剥がすことが出来ていました。

おかげで前を向いたときにアンカーが空けたスペースにフリーな選手ができる。

それが香川であることが多かったように思います。

この試合の当日、Twitterでなんとなく試合の様子を伺っていたんですが…。

今更ながらハリルが目指していた”縦へのサッカー”じゃん!

的なツイートを見かけましたが…。確かに柴崎から前線へ縦パスがはいってそこから攻撃がスタートしていましたが…。

多分ハリルが言ってる「縦」とは全然違うような…。

狭くても相手の「間」に入り込んで、パスを受けてショートパスのコンビネーションで交わして相手の空けたスペースを陥れる。

というのは、「ティキタカ」的だよなと。

ティキタカといえば、ニアリーイコールでペップ時代の「バルセロナ」ないし、その当時のスペイン代表のプレースタイルなわけですが。

ハリルはティキタカ的な展開はまず考えていなかったと思います。

確かに当時のバルサやスペインに比べるとパラグアイ戦で見せた日本代表のティキタカは縦への意識が強ういように見えましたが…。

その乾のゴールシーンです。

動画ではちょっとわかりにくいのですが、後方からパスが出るときに香川と乾が相手の「スペース」に入り込みます。

パラグアイが前半の試合展開を見て何か手立てを打っていたかは謎ですが、乾が相手の守備陣の狭いながら「誰もいないところ」でポジショニング。

このとき、センターバックが香川へ向かってプレスを掛けに行くのですが、これが全てだったと思います。

ペップ時代相手のスペースに入ったメッシにパスが出たところをセンターバックが突っ込んで、ショートパスで叩かれて、空いたスペースからズドン。

なんてシーンはよく見たように思います。

このときもセンターバックが釣り出されてしまったため、乾の前にゴールまでの道を空けてしまいました。

もちろん、決めきった乾も素晴らしいのですが…。

ちょうど、この記事を書いているときに「Number web」にオシムさんのインタビュー記事がでていました。

【日本流ティキタカは時代遅れではない】

イビチャ・オシムは現在、グラーツに滞在している。当初は日本対パラグアイ戦を観戦にインスブルックまで出向くことも考えたが、最終的には自宅でのテレビ観戦となった。

オシムさん曰く「日本流のティキタカ」。

正直に言いますと、個人的には「日本式ティキタカ」なんて思っていたので、オシムさんとほぼ同じ認識だ!と完全にのぼせ上がったために書こうと思ったのがこの記事なのですが…。

日本式の岐路

今回のワールドカップは直前のドタバタがドタバタだけに、何かと難しい状況です。

もちろん、普通に考えても対戦国は格上だらけでまともにやっても勝つ見込みが低いのはハリルさんでも、西野さんでも大枠では同じかと。

この辺の経緯について、個人的に言うことはなにもないのですが。

ただ、これから先「日本のサッカー」が世界で戦っていく上でどうしていくのか?

という大きな方向性がこの大会で大きな岐路に立たされているような気はしています。

海外の選手よりフィジカル面で劣る日本人が世界で戦うためには、俊敏さとテクニックで勝負していくしか無いというのはそうだと思っています。

メジャーリーグを引き合いにしますが、メジャーで成功した日本人の多くは「パワー」で勝ち取ったものではないです。

大谷はちょっと違う可能性を秘めていますが、その他の選手はやはりパワーと言うよりは「俊敏性や技術」で勝負していたと思います。

ピッチャーでもパワーピッチよいうよりはコントロールや変化球などで勝負していたはずです。

日本人の体格を考えれば、自ずとそこで勝負しなくてはならないと思います。

だからといってハリルが求めたことも間違いではないと思っています。

「自分たちのサッカー」

という言葉でわかりにくくはなっていますが、パラグアイ戦で見せた日本の戦い方は間違ってはいないと思います。

仮に全く通じずにワールドカップが終わったとして。

もう日本は海外(主に欧州)と同じようなフィジカルを手に入れることを考えていくのでしょうか。

それとも、ティキタカ的な戦い方を模索するのでしょうか。

それとも全く別のアプローチで「日本流」を模索し始めるのでしょうか。

仮にパラグアイ戦のような戦い方で上位国に一矢報いることができれば、今の「日本流」に希望は残るのでしょうか?

どの形にしても育成を含めワールドカップ以後は今まで以上に「日本人としてのサッカー観」を問われる時代になりそうだなと思っています。

Jリーグでは外国人枠撤廃なんて話も出てきています。フィジカルで日本人を圧倒する外国人が多くなったとしたら、日本人のサッカーはどこへ向かうのか。

もちろん、日本はサッカー後進国です。足らないことなんていっぱいあるでしょう。

ただ、外から学ぶにしても今の時代のんびりもしてられません。

目指す先はどこなのか?目標に至るまでの過程はどうするのか?

願わくば。

そのヒントになる戦いを日本代表してくれたら。その問題提起をしてくれる試合が見れたら。

と、個人的には期待しています。

最後に。ティキタカについては以前ペップが世間の認識についてガチ切れしていました。

【メディアの報道に怒るグアルディオラ監督「ティキ・タカはゴミだ」】

 バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、2012年まで率いた古巣バルセロナやスペイン代表の代名詞とも言われるプレースタイル“ティキ・タカ”を嫌悪し···

体現はできていないけど、今の日本代表の選手はこのことをそれなりに理解はしていると個人的には思っています。

イニエスタのような大物選手が来てくれるのも大切ですが、ペップ級の監督が来てくれると…。大きく流れが変わるような気もするんですが。

色々ありますが、日本サッカーが発展することを祈って。

少しでもワールドカップの試合が見れるように頑張ろうと思います。

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