2015年チャンピオンシップ ファーストレグに思う「一対一」の重要性とアビスパの理想にセレッソ戦での勝利を確信する

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Jリーグ 11年ぶりのチャンピオンシップを観戦

今期から始まった「2 シーズン制」。

世界のスタンダードから外れる

年間 1 位を勝ち取る意味が薄れる

と、ファンからも選手からも反対が出た 2 シーズン制。

個人的には世界のスタンダードに合わせる事ってそんなに重要?とは思っています。

しかし、長いシーズンを勝ち抜いた意味を数試合でひっくり返されるのは公平性の欠如が著しいのでは?と感じます。

そういう意味では、今の2シーズン制は反対。

特に今年のように J1 が 18 チームになって通年で最多勝点数を獲得したサンフレッチェ広島。

これは素晴らしい事だと思うんですが、今回の 2 シーズン制のせいで、なんかいまいちクローズアップされていない気も。

また、チャンピオンシップでガンバ大阪に敗戦すれば ACL には Jリーグ 2 位として出場することに・・・。

年間勝点の最多のチームが日本の代表ではなく、勝点 3 位のチームが「日本のクラブの代表」になります。

うーん。なんかしっくりこない。

とはいえ、2 位と 3 位の試合、浦和レッズ vs ガンバ大阪が非常に白熱した試合だったと聞き・・・。

これは見ておかねばならない!

と言うことで、決勝ファーストレグを観戦しました。

なんだかんだ、懐かしいチャンピオンシップ

Jリーグが開幕当初にも採用されていた 2 シーズン制。

個人的に印象に残っているのは、Jリーグ2年目の「サンフレッチェ広島 vs ヴェルディ川崎」と次の年の「横浜マリノス VS ヴェルディ川崎」の2戦が非常に印象に残っています。

サンフレッチェ戦でのラモスのループシュート

翌年は、横浜マリノスがついに当時強かったヴェルディを撃破した試合。

現アビスパ福岡監督の井原正巳の決勝ヘディングゴール。

残念ながら動画が無いようなのですが、個人的には印象強かったです。

おそらく最後に見たチャンピオンシップはこの井原正巳のゴールが最後だったように思います。

2シーズン制を辞めてから11年、個人的に最後のチャンピオンシップからは・・・。

え、20年ぶりなのか!?

うーん。歳とるわけだ・・・。

すんごい久しぶりに 2015年 ガンバ大阪 vs サンフレッチェ広島戦にてチャンピオンシップを観戦しました。

アビスパ福岡と何が違うのか

どうしても観点はアビスパ基準になるのですが・・・。

来年アビスパ福岡が J1 へ行ったとき。

サンフレッチェ広島にしても、ガンバ大阪にしても対戦する相手です。

今のアビスパ福岡と J1 上位陣にどれほどの差があるのか見極めてみたい。

そういった思いもあって観戦。

やはり J1 のチームとは差が大きいなという印象です・・・。

密集地でのパス

非常に印象的だったのは、「パス」。

特にガンバ大阪がそうでしたが、広島の密集したブロックに対して非常に狭い場所でも縦パスを入れてました。

こういったところは J2 とは違うなあ、と感じました。

相手がある程度密集していようが、パスを通してくるし、そのパスをちゃんとコントロールできる。

J2 ではあまり見ないシーンな気がします。

また、広島の守備のやり方はアビスパと似ているなと感じました。

相手にボールを奪われると、ワントップを残して後は全員でブロックを形成する感じですね。

スカパーの解説ではこのブロックを形成したときの選手の距離感が絶妙だと言っていましたが、それでもガンバはパス通してくるんですよねー。

これをアビスパで置き換えるとどうなるのかと。

うーん、それほど贔屓目じゃないと思ってるんですが、なんとかなりそうな気もするんですよね・・・。

しかし、楔を受けて、ワンタッチで、宇佐美が飛び出す。

そのスピードを見ていると、これは抜かれるなー。

と、思ってみたり。

仕掛けられる選手が多いサンフレッチェ広島

戦術による違いはあると思うんで単純に比較は出来ませんが。

広島の右サイド、ミリッチと左サイドの清水。

前半からサイドでボールを持つと、縦に果敢に仕掛けていました。

アビスパで言うと、フォーメーション的に同じ位置にいるのは、中村北斗と亀川。

二人とも自分で仕掛けて行くこともありますが、広島のサイドは更に積極的に感じました。

サイドにあれほど仕掛ける選手がいればそりゃ相手の DF ライン下がりますよねー。

どんどん突っかけてました。

後半、ミリッチに変わって入った柏も、ガンガンしかけてました。

森崎、青山といったボランチのフォローが良いんだろうなー。

アビスパ福岡では、シーズン中亀川が積極的に仕掛けるなー。

なんて思ってましたが、もっとガンガン行けるでしょう!と、見方変わってしまいました・・・。

サイドの左右は違いますけど、ミリッチみたいに勢いだけでもガンガン押しこめるようなサイドに亀川もなってほしいなあ(タイプ違うか・・・)。

あとは、サイドの選手層の厚さですよね。

後半出てきてゴールを決めた柏ですが、良い選手が控えてますよね。

アビスパ福岡は、サイドの層が薄いですからね・・・。

特に右サイド(三島ごめん)。

来期以降の補強ポイントだよなーと。

若くて突破力のあるサイド欲しいすね。

ゴール前の迫力

アビスパのゴール前といえば、ウェリントン、酒井、城後が飛び込むなんてシーンは、上背も有ります。

相手チームからしたら、驚異だと思うんですが。

広島の佐藤寿人はまた別の迫力があるなと感じました。

走り込むスピードと走り込む場所?

クロスの精度もあるんでしょうが、見ていて「これは、キタ!」っていう期待感?

ゴールしてもおかしくない形を一瞬にして作り上げる様に迫力を感じました。

佐藤寿人は上背があるわけではないんですけど、ヘディングできる位置へ入り込む鋭さも、そう思わせる一因かも知れません。

広島に勝つためには?

この試合は、ガンバ大阪が自滅した感もありますが、「サンフレッチェ広島強いな」というのが正直な感想です。

じゃあ、広島に勝つために大切なことって何だろう。

と、考えると「一対一」で負けないことだろうなと。

フィジカルなことはもちろんなんですけど、メンタルな部分でも。

試合終了間際、オ・ジェソク が一発退場。

カッとなって相手の胸を突いてしまいました。

焦っていたのは広島の方だったと思うんですが、余裕を持つべき場面で不要と言っていいレッドカード。

そして、ここからまさかの逆転劇。

一気に崩れてしまったガンバ大阪ですが、その間も集中力を切らすことのなかった広島のメンタリティもすごかった。

ここは両者のメンタル部分での差が出たと思います。

組織としても成熟している広島ですが、こうした強さに対抗するには組織力も大事ですが、フィジカル的にも、メンタル的にも一対一の強さだよなあと。

特にサイドの攻防で負けてしまっては、広島には簡単に勝てないと感じました。

1人に対して、2人、3人と行く組織的な守備もあるとは思いますが、基本は 1 人が絶対負けないこと。

もちろん、これは、目の前にいる相手に負けない「一対一」でもあると思うんですが、個々が引けをとらないという意味もあると思うんですよね。

もちろん、攻撃もですね。

スポーツ違いますけど、今年躍進したラグビー日本代表が実践したことも「一対一に負けないこと」。

【現代ビジネス】
ラグビー日本代表はなぜ「世界に通用する組織」となったのか~4年後が、いまから楽しみだ

日本代表監督であるハリルホッジも「デュエル」という言葉で一対一の重要性を説いています。

【Numbre web】
「本田はDFの背後に走り始めている」 ハリルが中学生合宿で語った日本論。

ドイツには、一対一の勝率を選出の指標としているそうです。

【Yahoo Sport】
知られざる内田篤人のドイツでの流儀 現在の地位を築いた確固たるスタイルとは

組織というのは、一つのウィークポイントから崩れることもあります。

この日の試合は、サンフレッチェ広島もガンバ大阪も非常に拮抗した試合展開でした。

しかしガンバ大阪は、オ・ジェソクのところから一気に崩れていしまいました。

サンフレッチェ広島だって完璧ではありません。組織のなかにウィークポイントとなる要素はいろいろあるでしょう。

実際この試合では 2 失点しているわけですし。

ただ、サンフレッチェ広島は誰一人として気持ちが折れることがなかった。

最後まで個々が力を出しきった結果、ガンバ大阪に劇的な展開で勝利することができたように思います。

2015年 J1 昇格プレーオフ アビスパ福岡が目指すところ?

正直、順位はアビスパ福岡が上ですが、今シーズンが始まるまで J2 の優勝候補だったセレッソ大阪。

一方アビスパは J2 でも下から数えたほうが早い順位をウロウロしてきたチーム。

普通に考えればセレッソが格上です。

確かに今シーズン、対セレッソ戦は2試合とも 1 – 0 の勝利を収めました。

そして、順位もセレッソの上を行きました。

それでも、個々の技術はセレッソが上のように思います。

おそらく試合は、セレッソペースになるんじゃないでしょうか。

今シーズン勝利した試合もそうでしたから。

ただ、球際の競り合いと、メンタルと組織力。

この点に関しては、アビスパ福岡は決してセレッソ大阪に引けを取らないチームになったと思います。

セレッソ大阪を90分間で圧倒することは、できないかもしれません。

でも、45分だけなら。

15分だけなら。

それが一瞬の球際の競り合いだけだったら。

十分にアビスパ福岡はセレッソを圧倒できます。

その積み重ねができれば、また、セレッソを倒すことができるでしょう。

そう。これってかつて井原監督が理想とした「アトレティコ・マドリード」の戦い方ですよね。

【第5節】アビスパ福岡井原監督の思いがけない「理想」を知る。
全く予想しなかった井原監督の理想を知る 平日開催となった横浜 FC 戦。 天候もあまり良くない試合ではありましたが、結果は 2 ...

シメオネ監督が求めている戦い方です。

2015年を左右する大一番。プレーオフ最終戦。

アビスパ福岡は厳しい場面を迎えるかも知れません。

しかし、個々の選手がセレッソ大阪の選手に負けない戦いができれば、十分勝てるはず。

一人一人が決して負けないこと。

サンフレッチェ広島と、ガンバ大阪の戦いを皆がらそんなことを感じました。

J1 でアビスパが戦うためには。

もっと、この一対一を研ぎ澄ますことができれば・・・。

かつての柏レイソルのような昇格即優勝・・・!

なんて奇跡も望めるのでは・・・いや、そんな妄想じみたことより、あと1勝です。

とにかくあと1勝を願うばかりです。

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