「ハードワークと言わなくなった」。これほどアビスパが変わったと思う言葉はない

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プシュニク監督といえば「ハードワーク」

もう代名詞でした。

プシュニク監督といえば、「ハードワーク」。

とにかく選手に「ハードワーク」を要求しました。

試合後ピッチに倒れない選手は走っていない証拠だ。

と言いきるほど、そこは徹底していました。

でも、勝てませんでした。

選手との溝も大きいと、言われていました。

厳しさを持った監督でしたが、結果をみると「理想」としたサッカーは出来とは言えなかったのでしょう。

井原監督が教えたのはハードワークの仕方?

これまでプシュニク監督と、井原監督の采配を見ていて感じる違いは、「ハードワークの仕方」をちゃんと整理した事じゃないのかなと感じます。

プシュニク監督は「ハードワーク」は要求しましたが「何をもってハードワークとするのか?」は選手に伝わらなかったように思います。

井原監督はそこをちゃんと明確に伝えたんじゃないかなと。

サッカーの放送を見ていると、しばしば「ハードワーク」というキーワードを聞きます。

しかし、ハードワークって何をもってハードワークなのでしょう?

がむしゃらに走り回ること?

そうではないと思います。

90分 ピッチ上を全力で走り回れたら理想でしょうが、それは無理だと思います。

いつ、どこでスプリントするのか?

いつ、どこで体を張るべきなのか?

それをしっかり井原監督は伝えたんじゃないかなと思います。

【The PAGE】
J1昇格へ邁進する福岡の裏に井原監督と経営力

こちらの記事に、田村の言葉が紹介されています。

開幕前のキャンプから何度も言われた「ハードワーク」という言葉が、最近では聞かれなくなった

これは、もちろん「ハードワークが浸透した」というのはもちろんですが、言わなくても判るくらい明確になったんだと思うんですよね。

おそらく、「ハードワーク」なんていうぼんやりとした言葉じゃなくて、ひとつひとつの「やるべきこと」に昇華できたからこそ、使う必要がなくなったんだと、今のアビスパを見ていると感じます。

最近のアビスパの強さは充実が底光りするくらい充実していて一昨年、昨年といったプシュニク政権でみせた「ひ弱さ」はどこにもありません。

プシュニク監督は悪い監督じゃなかったとは思います。

結果は残せませんでしたが、熱い気持ちと選手たちへ厳しさを説く姿は好きでした。

ただ、選手たちへ自分が何を理想とし、何を目指していて、それはどうしたら実現できるかのか。

それを詳細に伝える力が足らなかったんだろうなと・・・。

今の井原監督を見ているとそう感じます。

選手の違いはありますけど、プシュニク監督にその力があれば、アビスパはもうちょっと早く J1 争いに加われたのかな?

なんて思ったりもします。

「ハードワーク」という言葉の呪縛から解かれたアビスパの強さ

ふと、我に返って思うのですが、最近のサッカーを観る上で「ハードワーク」って重要だと思っていました。

でも、改めて考えるとハードワークって本当に何なんでしょうね。

全力を出しきれば、それがハードワーク?

そうじゃないことくらいちょっと考えれば判るんですが、キーワードとしての「ハードワーク」に翻弄されすぎていませんかね?

海外の放送などでは「走行距離」が選手を見る指標のひとつなっていますが、ただ走れば良いってわけじゃないですよね・・・。

状況判断や、プレーの質だけでなく、組織としての役割や、約束事。

それぞれを全て高いレベルでこなす。

そのために必要なことが、全力疾走であったり、体を張ることだと思います。

今のアビスパはこの組織としての約束事がしっかりと果たされているから、強いんだと思います。

そう考えると理解できなかったのだとしても、プシュニク監督に「ハードワーク」を説かれれ続けた経験は今、少しは活きているのではないだろうかと、思えるわけです。

そして、その壁を越えた今、強いアビスパがあるんじゃないかなと。

完全に感傷ではありますけど、今のアビスパの強さにマリアン・プシュニクの姿をほんの少しだけ感じるのです。

ええ。もちろん以前井原監督が「前に行かなくても良いところで前に行くクセを抑えるのが大変」と話していたと聞きましたが、それは愛嬌です!愛嬌・・・。

J2 も残り2試合ですが、来年は J1 の舞台で戦うアビスパ福岡を期待しています。

たのんます!井原監督・・・!

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