J2 で頭一つ抜け出した大宮アルディージャに隙はあるのか?
前節、終盤の2失点で敗戦したアビスパ福岡。
今回は、ホームにアルディージャを迎えての2戦目です。
昨年J1 から降格してしまったアルディージャですが、J2 の中では頭ひとつ抜けた存在。
現在3連勝中です。
アビスパ福岡戦は、
「4連勝行けるじゃん!」
という感じでしょうか。
アルディージャの取り組みで面白いなーと思うのは、webサイトで試合前分析をやっていること。
アビスパ福岡のサイトもやったらいいのになあと。
勝点 3 はほぼ、確実なかんじですかね・・・。
もちろん、この数字はこれまでのリーグ戦から反映されてものです。
アルディージャ有利な解釈ではありません・・・。
そんなアルディージャに一泡吹かせるチャンスはアビスパにあるんでしょうか?
今回もアルディージャ戦前に分析
実は、前回の対戦時にもアルディージャの分析をして入るんですが。
その時のことをふまえ、前節の対戦の結果も踏まえて振り返りたいと思います。
アルディージャで怖いのはサイドアタッカー
アルディージャの試合をすべて観戦しているわけではないので、的はずれなこともあるかもしれません。
アルディージャの試合を見たのは、
- 第 2 節のセレッソ大阪戦
- 第 15 節の岐阜戦
- 第 16 節の福岡戦
です。
これらの試合を見ていて思うのは、サイドアタッカーの質の高さです。
左の泉澤、右の横谷。
この二人が攻撃に絡んでくると、非常に怖い存在です。
清水もいますしね。
前回の対戦でも泉澤のカットインからチャンスを作られました。
さらに、横谷は 4 試合連続得点中で絶好調ですね。
アビスパもサイドアタック、特に左の金森ー亀川ラインが攻撃の生命線。
横谷とマッチアップするところですね。
アビスパの金森ー亀川ラインは、前節の水戸ホーリーホック戦でも良い連携を見せていました。
どちらがサイドを制するか。
というのがアビスパ福岡と大宮アルディージャの見どころになりそうです。
あと、前節初ゴールを上げたサイドバックの和田や、渡部も非常に良い攻撃参加してきますよね。
前節の試合はなんとかこういった攻撃を防げていたとは思うんですが・・・。
怖いムルジャ
前節アビスパが守りきれなくなったのは、この人が出てきてから。
ポジショニングや、フリーランニングからのスペースへの入り方もうまい。
後半疲れた時にこういった選手が出てくると脅威です。
気になるのはウェリントン
これは、アビスパ福岡ファンだけでなく、大宮アルディージャのファンも気になる?元湘南ベルマーレのウェリントンの加入。
実は、前回の大宮アルディージャ戦の日にアビスパから「ウェリントン獲得」が発表されました。
初登場が、これまた大宮アルディージャ戦というのは何かの縁でしょうか。
[出展:アビスパ福岡公式サイト]
6月には来日して練習に参加していましたが、どこまでチームに馴染んでいるでしょうか。
ウェリントンは、の海外での実績やプレースタイルを見る限り、一人で突破するタイプじゃありません。
詳しくはこちら。
湘南でもチームに馴染んだことが活躍の大きな要因なのかなと。
そのへんの仕上がり具合も、試合の結果に大きく関わってきそうですね。
大宮アルディージャの弱点は?
J2においては、頭ひとつ抜け出ている大宮アルディージャ。どうやったら、勝てるのか。
なかなか難しいのですが、「DF ラインを慌てさせること」なのかなと。
まあ、当たり前といえば、当たり前なのですが。
前節の札幌戦での失点シーン。
あと、ちょっと古いですが、2 節のセレッソ戦。
この 2 つのシーンの共通点ですが、長めのボールを DF の前後に入れて、そこからショートパス。
DF ラインを縦に揺さぶると、チャンスがあるんじゃないかと思っています。
アビスパはどちらかというと、選手の上背頼みで真っ向からぶつかっていく傾向があるので・・・。
こういう器用なことはやはり、金森ー亀川ラインに期待が。
ロングボールという点では鈴木惇のキックに期待です。
前線で細かいプレーが決まると、アビスパにも勝機はあるんじゃないかと。
この試合でアビスパ福岡が勝てれば・・・
少しは大宮アルディージャの独走に待ったをかけられるんじゃないかと。
そうすると J2 の混戦ぶりにまた拍車がかかる可能性も。
ただ、あっさり 4 連勝を許してしまうと・・・。
大宮アルディージャの独走が加速してしまいそうです。
というわけで、勝手に今後の J2 の展開を占う「アビスパ福岡ー大宮アルディージャ戦」と位置づけて今日の試合は楽しみたいと思います。
また、試合結果は試合後に分析してみたいと思います。