【アビスパ福岡を分析するブログ】怪我人続出でアビスパ福岡に明るい話題なし?甲府戦の敗戦を強がらずにかつ悲観しないで振り返る努力をしてみる

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アビスパ福岡に明るい話題がない…?

苦手のレベルファイブスタジアムで、昇格ライバルの甲府戦。

こういう言い方はしたくはないですが、案の定想通りの敗戦ということで…。

京都サンガ戦の前半を最後にあっという間に調子が落ちきってしまったアビスパ福岡。

ツエーゲン金沢戦で復調の兆しがあればよかったんですが、勝利したもののあれでJ1目指してますと言われると心配してしまう内容(後日久しぶりの3バックで上手く行かなかったという井原監督のコメントもあったらしいですが)。

そこから更にドゥドゥがいない状況となる甲府戦。直近2試合で途中出場しはじめたトゥーリオも調子が上がらないのかまったく攻撃の形を作れず。

コンディションの問題なのか、チームに全くフィットできていないのかわかりませんが、ポジティブな要素が前節までほぼなし。

金沢戦の攻撃の狙いはなんとなくわからないのでもないのですが、リズムを作っているドゥドゥが不在とあっては点をどう取るのか見えず。

甲府戦はかなり心配だったとはいえ、不安を払拭してくれることを期待していましたが…。

敗戦の上、ウォン・ドゥジェがまたしても負傷退場。正確なことはわかりませんがあまり良いとも思えず。

少しでも良い兆しを探したいところですがどうも文章に棘が含まれてしまう…。そんな第4節アビスパ福岡vsヴァンフォーレ甲府戦を振り返ってみたいと思います。

超個人的な選手採点

評価基準は10点評価です。最低限の仕事ができたと思ったら 5.0 という基準で考えています。

  • GK 4.5 杉山
    2失点ともGKとしては責を受けるのは厳しいものでしたが…。
  • DF 3.5 岩下
    外国人相手は厳しいか…よせが甘いシーンも
  • DF 4.0 堤 
    攻撃でも後方から押し上げるなど堤なりに良さは出ていると思うのですが…。
  • DF 3.5 實藤
    競り合いでFWを捕まえないのが4バック時のCB候補に挙がらない理由では…
  • MF 4.5 駒野
    サイドバックよりは前が適任だけどサイドが適任かは謎
  • MF 4.0 輪湖
    失点時直前のヘディングはきっちりクリアしたかった。直近良かっただけに物足りない感も
  • MF – ウォン
    守備的MFの要なだけに負傷退場が痛い
  • MF 4.0 山瀬
    急遽ウォンに変わり出場したものの、やはりウォンとはスタイルが違いすぎて代わりを求めるのは酷
  • MF 3.5 鈴木
    キック精度の高さは確かに期待したいのですが…。スピードと判断の遅さと守備の軽さが目立つ
  • FW 4.5 松田
    中央への走り込みは非常に素晴らしいものがありますが、決めきれないことが悔やまれる
  • MF 4.5 エウレー
    パス交換、ボールキープに巧さを見せるシーンも。左右サイドへポジションチェンジするなどポテンシャルの高さは見せた
  • FW 4.5 石津
    積極的に攻撃を組み立て惜しいプレーもありましたが、あと一歩及ばず…
  • FW 4.0 森本
    ポストに入ったり、裏を狙ったりサイドに回ったり守備でのポジショニングと献身的に動きましたが…。怖さがなかったか
  • FW 4.5 トゥーリオ
    高さで良い形ができるシーンも。徐々に良くなっている感はあるので期待

アビスパ福岡フォーメーション

金沢戦は3バックでしたが、再び4バックへ戻してきました。甲府は前節からジネイが1トップの位置に入っていましたが、1FWに2DFと枚数を合わせてきた感じでしょうか。

ただ、予想外なのは實藤が右サイドバックに入りました。そして駒野が一列前に。

駒野のサイドハーフというと、ジュビロ磐田がJ2へ降格したときに駒野をサイドバックからサイドハーフへ配置するという形を取っていました。そのへんからジュビロがおかしくなったと記憶しているのでやや不吉な感じも…。まあ、敗戦してしまったあとでは冗談にならんのですが。ただ、ウィングバックをしている駒野を見ると、サイドバックより前目のポジションが適正だよなというのは多くの人が感じるのかもしれません。

實藤はおそらく「リンス対策」でしょう。サイドでのワイドな展開から、中央への切込みなど自由に動くリンスを見るのが實藤の役割だったと思われます。

サイドから中央へ走り込んでいたリンスを實藤が見ていたので、これが狙いだったのだと思います。

ただ、これが最後の最後でひっくり返されてしまうのですが。

攻撃の狙いは甲府のサイドのスペース

この日のアビスパ福岡はシンプルに縦に長いボールを前線に入れてきました。

おそらく狙いは、甲府の3バックの横のスペース。

こんな感じで松田、森本がサイドに流れることも多かったです。

ヴァンフォーレ甲府が前節対戦した町田ゼルビアが、シンプルにボールを3バックの脇に放り込んでいましたが、それを参考にした?かもしれません。

シンプルではあるのですが、甲府はその対応でバタついていた感じだったので。

正直この試合も特に前半は甲府もきっちり守備したかというと、そうでもなく。パスミスやセカンドボールの処理でもミスが多く安定しているとは言いがたかったのですが…。

そこに漬け込んで前半で1点取れていれば全然違う展開だったかもですね…。

話が全然変わりますが

余談も余談ですが、町田ゼルビア。今季非常に面白い存在だと思います。今年の町田の4-4-2の完成度は高いです。見てて素直に「すげえ」と思う4-4-2は稀です。一見の価値ありです。

痛いウォン・ドゥジェの退場

前半早々負傷退場してしまったウォン・ドゥジェ。

個人的にはアビスパ福岡の守備はウォン・ドゥジェが支えている部分が多いと見ています。

この試合でもジネイや特にリンスに対して、甲府のポジティブチェンジの際にきっちり捕まえに行きます。この2人に攻撃の基点を作らせないようにしていたと思います。

「このシーン」という判りやすいシーンがのないのですが…。

リンスがボールをもらうときには近くに寄せています。

まあ、突っ込みすぎて交わされるシーンもあったんですけどね…。

実際このシーンではリンスがボールを受け、前方にパスが出ます。その後逆サイドまでボールは流れるのですが…。

ウォンは後退しながら、中央へ入り込むリンスを警戒。ゴール前で實藤にマークを引き継ぐまできっちり見ています。

見ていて非常に安心できるのですが…。

これが山瀬になると…。

山瀬の「攻撃寄りなメンタリティ」がそうさせるのか。相手にポジティブチェンジに対して、ギリギリまでネガティブチェンジ「守備への切り替え」をしません。攻撃のチャンスを狙っているとは思うのですが・・・。

そのため、相手にボールが渡ったときに対応が遅れます。パスをもらうために相手から離れようとするので仕方ないといえば仕方ないのですが…。

守備に入ろうとしますが、このときリンスは前を向いています。山瀬の守備はそこまで気になってません。

2度言ってしまいますが、このとき突っ込みすぎてウォンも交わされたりしているのでどちらがいいかはわかりませんが…。

ただ、問題はこのあと。

ボールが前に運ばれるのですが、山瀬はここの動きがいまいち悪い。ボールを見ながらジョグしてしまいます。

もたつく山瀬を尻目にリンスはスルスルと中央へ。

ここは付いて行ってほしいなと思うんですけどね。山瀬は相手のポジティブチェンジに対して棒立ちで見るだけ→ボールが自分を越えていく。→ノロノロ戻る。をこの試合で何度かやってます。

山瀬は「攻撃」からプレーが始まるタイプ。ウォン・ドゥジェは守備からプレーが始まるタイプという感じでしょうか。鈴木惇を中央に置くなら、相棒はウォン・ドゥジェが安心なのですが…。

やっぱりボランチ足らなくない?

サポーターミーティングでは枝村がいるからボランチは大丈夫と言ってたけど、こうなるとやっぱ手薄だよな…。

ウォンが怪我しない鉄人だと思っていたのか…。

ボランチを補強しなかったツケですよね…。田村はプレシーズン見る限りセンターハーフは厳しいでしょう。正直ついていけるようには思えませんでした。

枝村はベンチ入り出来ていないですし…。

ウォンの痛がりかたから見て東京ヴェルディ戦は難しい気もしますが…。怪我の軽症と、早い復帰を願うばかりです。

前線の質で敗戦

甲府戦は正直前線の質で負けたと思っています。チャンスはお互いありましたが、アビスパ福岡が決めきらなかった。

井原監督の試合後のコメントを一部まるっと引用します。

前半は、何度か危ないシーンがありましたが、シュートはそれほど多く打たれていないという印象ですし、我々の狙っていたサッカーがある程度はできていたのではないかと思っています。
先制点を奪えなかったという点はあると思いますが、後半早々に失点をしてしまったことでゲームが少し難しくなってしまったと思います。

今日は甲府さんの前の二人の機動力と決定力に苦しめられたゲームだったという印象です。
選手は最後までゴールを取りにいってくれたと思いますし、シュートもほぼ互角くらいは打っているという印象ですが、われわれはゴールをこじ開けることができず敗戦となってしまいました。

まさしくそのとおりかと。

相手は質の高い外国人2人が決めたけど、アビスパ福岡の前線は決めきれませんでした。ということですね。

ただ、2点目は實藤のミスじゃないかなと思っています。

寄せが甘いアビスパ福岡のDF

1失点後、堤がトゥーリオと交代し、4-4-2 のCBへ回った實藤。サイドバックでもリンスを捕まえるのが守備の仕事の1つだったとみています、それはCBでもそこは同じだと思うのですが。

2失点目のクロスが上がる直前のシーン。

リンスと距離を置く實藤。ここ、捕まえていてほしいのですが。リンスはスピードがあることは判っていると思うんですけどね…。なんで距離置いて対応しようとしたのか。むしろスピードがあるから距離をとったんですかね…?

結局、クロスに走り込むリンスと距離を詰められないまま、シュートへ持ち込まれます。實藤は完全に遅れています。

J1シーズンの鳥栖戦でしたが、實藤は豊田にあっさり置き去りにされてゴールを決められています。

實藤がCBの先発で名前が上がってこない理由なきもしています…。

ただこれは、實藤だけではないんですが、ジネイに対する岩下も寄せが甘いというか、競るのがやっとというか。

京都戦のロペスに対してもそうですが、今シーズンのアビスパ福岡のDF陣は寄せが甘い。篠原がキャンプ中調子良さげだっただけにこれまた悔やまれます。

ここにきて本当に冨安の存在がどれだけ大きかったのかを痛感せざる得ない状況です。

アビスパ福岡に良い点はないのか

まず、2試合出場時間が短いとはいえフィットしているように見えなかったトゥーリオがようやく良い形で絡めたこと。

これは良かったと思います。まだちょっと時間かかりそうですが…。できればドゥドゥとコンビを組んで先発できるくらいにはなってほしい。

次に決められなかったとはいえ、サイドからの攻撃の形は作れていたこと。甲府相手に何も出来なかったわけではない。悲観する必要はないと思います。

あと、カウンターの形が出来ていることを上げたいと思います。

ハイライトシーンになかったので久しぶりにGIFにしてみました。

前半40分。自陣で山瀬と鈴木惇でボールを奪ってからのカウンター。

石津がサイドのスペースを見つけて上手くボールを引き出してカウンター。

勝手なイメージですが、やっぱりアビスパ福岡のカウンターは「アトレティコ」というより、「マンチェスター・U」のほうが似てる気がします。

まあ、どこに似ていようが決まらないことには意味がないんですけどね。

ただ、この形はほんと昨シーズンつくれませんでした。こうした点はポジティブに受け取りたいなと思います。

東京ヴェルディ戦に向けて

まずはDF陣がもっと厳しく行けるようにしたいですが…。

岩下、堤、實藤は寄せが甘くなりがち。田村はフィジカルの良さはあるものの、プレシーズンで目にしたの「試合の流れについてこれてない感」が強くて個人的には不安です。

この辺をどう仕切り直しすることが一番重要な気がします。前節から時間がないだけに難しいところですが…。

篠原の復帰がいつかわかりませんが、それを待っている時間は少なくともなさそうです。

監督が言ってしまうと、場合によっては「強がり」にも見えてしまうかもしれませんが、攻撃は甲府相手に見劣りするものはなかったと思います。

そこは結果が伴ってないだけにポジティブとまでは言いませんが、悲観する必要もない。

ひと試合お休みしたドゥドゥと、フィットし始めているトゥーリオ。そして、そろそろ松田に点とってほしい…。

松田が点を取るとチームも乗ってきそうな予感もあるんですけどね…。

この記事の公開が東京ヴェルディ戦の当日となりましたが…。

このあとズルズル行かないためにも「得意」のアウェーで勝点3を取っておきたいところです。

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