アビスパ福岡第2節京都サンガ戦直前!試合のポイントを分析してみる

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ウィリアム氏のご冥福を心よりお祈りいたします。

まずはサッカーファンとして、非常に残念なニュースが…。

【京都、08年在籍のOBウィリアム氏の急死を悼む「チームメイトやスタッフからとても愛された選手」】

元京都サンガのウィリアム・ピニェイロ・ロドリゲス氏が先月25日に急死していたことが分かった。1日、京都は2008年にチームに在籍していたウィリアム氏がブラジルでサッカーをしている途中に急死したことを発表

京都に在籍したウィリアム氏が急死されたとのこと。

心よりご冥福をお祈りいたします。

町田ゼルビア戦。ちょっと元気がない?京都サンガ。

井原監督の開幕戦未勝利のジンクスを打ち破り、幸先のよいスタートを切ったアビスパ福岡。

連勝を目指して、次節はホーム改修したばかりのレベルファイブスタジアムに京都サンガを迎えての1戦となります。

一方の京都サンガは開幕戦をホームで迎えましたが、町田ゼルビアに0-2の敗戦。

京都サンガと町田ゼルビアの戦いも観戦してみましたが、イマイチ自分たちの「やりたいこと」をさせてもらえなかったという印象でしょうか。

そんな京都サンガをアビスパ福岡はどう迎え撃つべきなのか。

試合直前ではありますが、予想してみたいと思います。

井原監督のライバル?京都サンガ布部監督

京都サンガは昨年から布部監督が継続となりました。

布部監督は現役最後の2年はアビスパ福岡に在籍。その後もアンバサダー兼コーチということで、アビスパ福岡と縁のある方です。

さらにその後柏レイソルで指導者として本格的に活動されますが、その際井原監督も柏レイソルでコーチに就任されています。

井原監督にとっては「盟友」ともいえる存在。現在のアビスパ福岡において意識しないほうが難しい存在といえます。

実際昨年の対戦時には

「布部監督のサッカーは興味深く見ていた」

という井原監督のコメントも残っているように、他チームの中の監督比べても意識する存在だと思われます。

京都サンガは2016年は5位でプレーオフでJ1昇格を狙いましたが、トーナメントで敗退しJ1昇格とはなりませんでした。

2017年はプレーオフ進出はもちろん、より上の順位を目標としていたと思うのですが…。昨年は12位という結果となりました。

昨年チームを牽引した闘莉王はチームに残留しましたが、大黒や、ハ ソンミン、ケヴィンオリスなど主力選手がチームを去りました。

京都サンガ移籍情報

【参照】 Football Lab

チームを去った人数はやや多い気もしますが、レンタル復帰も多いかな…?

とはいえ、先発メンバーは昨年のシーズン終盤からほとんど入れ替わっておらず。「継続性」を期待したチームだと思っていたのですが…。

町田ゼルビアに敗戦

昨年のメンバーからそう大きく入れ替わりはなくその分、「積み上げ」が期待できるチームだっただけに、0-2の敗戦は厳しい形になったと思われます。

試合をみて開始してすぐ「あれ。なんか元気ないな…」というのが正直な印象でした。

開幕戦で固くなっていたということはないと思いますが…。前線の選手の若さが良くない方向に出てしまったか…。

序盤からいまいちパスがつながらず、ボールが足につかず。と、攻撃の形が作れずにいると…。

昨年と違うのは、退団した中盤の「ハ ソンミン」と、広島に復帰した「吉野」の不在でしょうか?

試合は開始から良くない流れを引きずったのか、闘莉王がヘディングで競り負けて失点。

闘莉王のやや斜め後ろの視界から町田の9番鈴木に良いポジションを取られてしまいました。

対応の難しいところだったとは思うのですが、闘莉王を始め京都サンガがイマイチ元気ない印象です。

闘莉王といえば…

個人的に闘莉王の話をすると、印象が強いのは「水戸ホーリーホック時代」でしょうか。

水戸時代にDFながら10得点を上げていますが、今思うと得点能力はこの頃からあったんですね。

DFとしてもフィジカルの強さを活かした闘志あふれるプレースタイルでしたが、それが若い頃の元イングランド代表の「リオ・ファーディナンド」に似てるというのが個人的な印象でした。

顔や体型は全然違いますし、同じDFですが、パワフルな中にも「華麗さ」を備えていたファーディナンドと比べるとプレースタイルもちょっと違う気もします。

とはいえ、若さと勢いで一気にスターダムを駆け上がっていく姿がリーズ時代の頃のファーディナンドとダブったんだと思います。

それからすると、町田ゼルビア戦の失点時の守備は「衰え」を感じざる得ないのかなと…。

京都のフォーメーション

町田戦でのフォーメーションは4-4-2です。

昨年も4-4-2が主体のチームでしたが、布部監督が継続ということもあってか、今年も戦術は継続のようです。

シーズン通しては前線にケヴィン・オリス(退団)や闘莉王といった高さのあるFWを配置することも多かったのですが、今年はちょっと違うようです。

FWには184cmと大柄な大野と、小柄な岩崎と若い選手を配置。

左サイドには昨年まで水戸ホーリーホックでプレーした湯澤を配置。

右には昨シーズン名古屋から加入した京都2年目の小屋松。中央には若手の成長株仙頭と、プロ4年目の望月。

最終ラインには左から京都3年目の本多、言わずとしれた闘莉王、ベテランの染谷と石櫃。

GKは2014年シーズンアビスパ福岡に在籍していた清水となります。

選手の入れ替わりは多かった京都ですが、新加入メンバーは水戸からきた湯澤のみ。

こうしてみると昨年から闘莉王や大黒のイメージが強かったので「若い」という印象はなかったのですが、京都サンガは若いチームです。

ただ、DFラインはベテランが多いか…。

とはいえ、このメンバーは昨シーズンの終盤戦で見かけたメンバーです。

昨シーズンの終盤から布部監督は今シーズンのことを考えていたのかもしれません。

ボールポゼッションを重視?

チームの全体として「ビルドアップはしっかりやろう」という意識を強く感じます。

GKからの展開でもロングキックは序盤はほとんどありませんでした。

DFに預けてビルドアップしていきます。ポゼッションを意識しているというより「自分たちの形でゲームを進める」といった印象を受けました。

Football Labさんの数字を見てもその傾向が強く出ています。

形としては、最終ラインからやや高い位置にポジションしたサイドバックへボールを入れる形がベースとしてあるようですが。

最終ラインから、サイドへボール供給。

サイドバックと、サイドハーフでボールを運びつつ、守備に阻まれたらやや後ろに入ったセンターハーフにボールを戻して、再び展開。

状況をみて、サイドに入った段階で前線への長い縦パスも入れてきます。

しかし、町田戦ではこの位置で町田ゼルビアの守備に引っかかってしまうケースが多かったように思います。

町田が非常にしつこく守備に走っていたこともありますが、サイドにボールが入ると2人守備が詰めてきます。

こんな感じです。

ここはアビスパ福岡に置き換えても同じだと思われます。サイドの守備できっちり京都にプレッシャーをかけられるとチャンスあると思います。

サイドで慌てさせることができれば、ショートカウンターのチャンスもありそうです。

ショートカウンターを生んでしまう京都のスペース

また、京都は攻撃に切り替えたあと、DFラインの前にスペースを空けてしまう傾向にあります。

典型的なシーンで見てみたいと思うのですが…。

19番のFW大野が中盤で起点になったシーン。

大野自体が前線から頻繁に下がってボールを触りたがる選手ではないみたいですが。

画面内のもう一人のFW岩崎は前に走り出します。小屋松は非常に攻撃意識の高い選手です。このときは画面に入っていませんが、タイミング的に見ても岩崎より高い位置でプレーしています。

小屋松の攻撃力は脅威ですが、サイドで入った場合は攻撃後の「裏」はアビスパ福岡にとっても狙いめだと思います。小屋松が右なら、輪湖の対応が鍵になってくるかもしれません。

このシーンではボールを岩崎に出してカットされてしまうのですが…。

小屋松が非常に高い位置を取るのですが、大野はボールを出したあと前に上がっていこうとします。大野自身もFWなので攻撃意識は高いと思うのですがここはサイドとのポジションチェンジと考えたほうが良かったんじゃないかなと…。

そう考えると、この状態は町田の選手が完全に前を向いてフリーの状況です。

ボールホルダーが前を向いてフリーになると、最終ラインは下がるしかない。中盤の選手もむやみに突っ込むのではなく、ここはリトリートして壁を作ることが優先じゃないかなと思います。

しかし、サイドの位置にいた大野が前に出たため、京都の右のスペースは完全に空いてしまいます。

もちろん、町田はそこから攻撃を展開することになります。

このケースは典型的な形ですが、京都の攻撃はサイドが高い位置をとるのでカウンターは一つの鍵になりそうです。

この形から失点したわけではないのですが、京都の攻撃の出鼻をくじければ、高い攻撃意識を逆手に取ることはできそうです。

失点はセットプレーから

最初の失点もフリーキック、2失点目もコーナーキックですが直前のプレーはフリーキック。

町田戦ではセットプレー絡みで京都は失点しています。

【昨年の京都サンガの失点パターン】

昨年の数字ではありますが、メンバーがさほど変わっていないとなると、昨年の「セットプレーからの失点」が多い体質も継続している可能性は高いです。

この辺は、鈴木惇に駒野のキック精度が武器になってくるかもしれません。

京都戦のポイントはサイドアタックをどう封じるか

右サイドの小屋松の攻撃力も警戒すべきですが、左サイドの新加入の11番の湯澤もちょっと気になります。

サイドを駆け上がるというよりは、内側に切り込んで細かいタッチで勝負するタイプのようですが…。

中央でプレーさせてしまうと、いいパスを前線に供給できる力があります。

町田戦でもターンから相手をかわして中央へドリブル。小屋松へスルーパスを通してチャンスを演出しました。

やや後ろからプレーする感じですが、簡単に前を向かせないことが重要そうです。ここはウォン・ドゥジェの守備に期待したいところです。

パワープレーに注意

昨年からウェリントン、冨安が抜け上背がある選手が少なくなったアビスパ福岡。

注意するとしたら、闘莉王やこの試合でも途中出場した身長190cmのレンゾ ロペス。

ポゼッションを意識した攻撃を京都サンガですが、リードされている展開であればパワープレーも厭わないと思われます。

セットプレーもそうでうが、闘莉王のプレッシャーに負けないことも大切になってきそうです。

縦への展開で点を取りたい

個人的な希望ですが、比較的高い位置でボールを奪って、そこから縦へ早い展開から点を取る展開が見れるといいなと。

前節の岐阜戦でもPK獲得につながりましたが、ショートカウンターから点が取れるとアビスパ福岡としても良い展開になると思います。

京都の攻撃意識(特に小屋松)が高いのでそこを逆手に取れれば、勝負あり。

だと思っています。

あとは、セットプレーですね。闘莉王が構えていますが、ガンガン勝負していくべきでしょう。残念ですが、かつての闘莉王ではないです。

チャンスは思った以上にあるように思います。

京都サンガとしても前節の敗戦のショックはあると思うので、先制点を決めて確実に勝利を手繰り寄せたいですね。

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