【アビスパ福岡を分析するブログ】大分戦のポイントはサイドからのクロスとゴール前での「ひと手間」?アルビレックス新潟戦から感じたゴール前のあと一歩

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チームの調子が悪いってわけじゃないと思いますが…

なんだかんだ、敗戦してしまうとなかなか記事を書くテンションが上がってこない…。

甲府、大宮と昨年J1組になんだか弱いので嫌な予感はしていましたが…。うーん元J1といって意識することもあるのか。

単にJ1的なサッカーに弱いのか。

何があるのかイマイチ見えてきませんが、こう昨年J1にキッチリ負けてしまうと何かあるんじゃないだろうかと、疑ってしまいます。

そして、話がガラッと変わりますが。

ワールドカップ始まってしまいました。うん、始まってしまったんですよ。

そんな急に集中的にサッカー放映されても今は忙しい…!

と、どうしたら良いのかと悩んでいたんですが、先日初めてNHKがワールドカップをWEBで配信していることを知りました。

2018 FIFA ワールドカップ|NHKスポーツオンライン

このサイトは、2018年8月14日で終了しました。

うお。ちゃんと過去試合もアーカイブされとる。

これは便利。

実況は日本語ではなかったりしますが、無音声でサッカー見ることもしばしばあるので、まあこれはこれで良いか。

風のうわさに今民放は経営的にも苦戦しているところが多く、制作予算が無いそうです。

そんななか潤沢な資金を持つのがNHKなんだとか…。民放じゃここまで出来なかっただろうなと思いつつ…。国営ってお金ないってイメージだけどなー。

時代は変わったねと思いつつサッカー漬けの中、第19節アビスパ福岡 vs アルビレックス新潟戦を振り返ってみたいと思います。

アビスパ福岡のフォーメーション

この日も4-4-2の布陣のアビスパ福岡。

気になるのは、枝村がベンチにも不在なこと。大分戦は帰ってきてくれると良いですが…。

前節、前半で早々に引いてしまったので嫌な予感はしていましたが…。ウォンもまだ復帰できていないだけに中盤がちょっと不安です。

この数試合ようやくフィットしてきたように見えていたので…。特にスーッと前線へ飛び出したりサイドで攻撃のリズムを作ったりするあたりはとても良い形に見えたので…。

ちょと、いや、かなり残念です。

枝村不在と合わせて気になるのは實藤が右サイドで出場。この数試合實藤がサイドバックとセンターバックを攻守で切り替える動きがアビスパのビルドアップの一つのポイントだと見ているのですが…。

この動きにおいては、枝村のポジションの連携の妙があるかなと感じています。

攻撃時に3バック気味になる形は枝村がいたおかげでリズム作れていた感もあったのではないかと。ここも合わせてちょっと心配な点ではありました。

結果的にはこの不安は、直接勝敗に影響はしなかったかな…?とは思っていますが…。

なんだかんだきっちり4-4-2で守られると弱い?

アルビレックス新潟もこの日は4-4-2。

守備時はきっちりリトリートして4−4−2のブロックを作って対応してきました。

ちょっと極端なたとえではありますが、先日のW杯のドイツ対メキシコのときのメキシコのような守備。

じゃあ、アビスパ福岡はドイツなのか。と言われると、新潟と比較してドイツとメキシコのような大きな差は存在しませんので例えにはならないんですが。

とはいえ、きっちりリトリートしてブロックをつくる守備がハマると…。そうそう強豪国でも点は取れないというのは、ドイツvsメキシコだけでなくスペインvsイランでもそうですが、W杯でもよく見るパターンです。

4-4-2のブロックをどう崩すのか

セオリーは「サイドチェンジ」かなと思います。

この日のアビスパも一度右で作って、左の輪湖。

左でつくって右のユ・インスと、大きくサイドを代えて攻撃を構築しました。鈴木惇を経由してサイドが変わるシーンも多かったと思います。

4-4-2でゾーンで守っているチームはある程度ボールサイドに寄るので、サイドチェンジでスライドさせて守備のズレを起こすのを狙うのがポイントだと思われます。

ドイツもメキシコに対してそういう攻めを見せていましたが…。

あと考えられる攻略の方法としては、引いてブロックを敷いているとはいえコンパクトな布陣であれば、中盤のパス回しを飛ばして高めに設定された「最終ラインの裏」を狙うという手もあります。

アビスパも最終ライン付近からのパスで一発裏を抜けそうなシーンもありました。

とはいえ、なかなか一発で裏を抜けるというのは難しいですね。

日本代表のコロンビア戦での先制点のように決まることもありますけどね。

しかし、きっちり守備を意識しているチームはなかなか中央で隙を見せてはくれません。

結果、サイドに流れることになるわけですが。

クロスから点が取れないアビスパ福岡

これはもうトゥーリオがフィットしてくれたらと思わずにはいられませんが…。

今季アビスパ福岡がクロスから点を取ったことがあっただろうかと。

開幕戦で石津がオーバーヘッドで決めたのがクロスからの展開だったかなーと私の記憶は開幕までさかのぼってしまうのですが…。

Football labさんのデータを参考にしてみるか…。

全体で見るとちょっと小さいので、拡大してみます。

オレンジが「クロスからのゴール」です。

って、オレンジ色がない。

どうやらFootball labさんの計測ではアビスパ福岡は今シーズンクロスで点を取ったことがないとのこと。

まあ、確かに明確な記憶がないですし、開幕戦の石津のオーバーヘッドもクロスのボールをヘディングで折り返してでしたし。

クロスに頭で、もしくはダイレクに合わせてゴールというのは見た記憶がない。

新潟戦でも何度もクロスは上げていたのですが…。

確かに森本もドゥドゥもどちらかというと、クロスに合わせて頭でゴールというタイプではないと思いますが…。

とはいえ、この少なさはちょっと厳しいものがありますね。

先制点を取れていれば…

仮の話をしても仕方ないといえば仕方ないのですが。

アビスパ福岡の失点の直前にハンドもあったような気がするので、ハンドを取ってもらっていたら結果は正反対だったかもしれません。

それ以前にもチャンスを決めきれていたら、勝てない試合ではなかったですが、点が取れませんでした。

相手の守備がハマるとそもそも点を取るのは難しいわけですが、そこを取りきる形を作るというのがシーズン中盤戦から後半へ向けての課題かもしれません。

そこで、やっぱり中央に「ヘディング」で勝負できるプレーヤーは必要かなという記事を書こうとしていたら…。

レオ ミネイロ獲得の一報

公式でも発表ありましたが、レオ ミネイロを獲得。

この度、コインブラEC(ブラジル)よりレオ ミネイロ 選手の完全移籍での加入が決定いたしましたのでお知らせいたします。 【プロフィール】レオ ミネイロ(LEO MINEIRO)選手 ■生年月日 1990年3月10日(28

個人的には、得点伸ばすならクロスからというのが一番伸びしろがあるのかなーと思っていましたが…。

今季はスピード勝負に拘るんですかね。

過去のレオ ミネイロのゴールシーンを見ても、足元で勝負するタイプですよね。アビスパの公式発表では180cmですが、岐阜時代は178cm。ちょっと身長伸びたみたいですが…。高さで勝負するタイプじゃないかなと。

ドゥドゥと似た感じのタイプにも見えますが、高速2トップを2枚並べるんですかね。最近は4-4-2の布陣が多いですし。

鈴木惇もいますし、パスの出し手はいます。相性は悪くはないとは思いますし。

むしろ高さがあってもスピードがなけれ今のアビスパ福岡の攻めには案外フィットしないかもしれない。というのは、トゥーリオを見ていて感じたことだったり。

とはいえ、森本がパスを貰いに下がったり守備で見せる献身的な動きを見ていると、森本の貢献度の高さも侮れません。

場合によっては、レオ ミネイロをサイドに置くってのもありなのかも…。そういいつつ、あんまりイメージできない自分がいますが…。アビスパのサイドは結構中と入れ替わって中央でプレーするケースもあるのでありかな?

となると、外れるのはユ・インスか松田ですが、この2人と同等の守備意識と、守備能力があるかどうか…。がポイントでしょうか。

ちなみに、この日のユ・インスは途中石津と交代となりましたがあまり良い仕事ができませんでした。

また、この数試合の形から見ても、「前目」のプレーが増えていました。その分、山瀬が前に出てこれてないのかなと思ったり。

ただ、その割に仕事させてもらえてなかったのでちょっと厳しかったかもしれません。

ユ・インスが決定的な仕事に絡まないでもスペースへ走り込んで相手をサイドへ引き出す動きをしないと、なかなか中央で隙が生まれにくいのかなと。

相手が3バックだとウィングバックの裏を取れるのですけど、相手が4-4-2でリトリートしてくると…ユ・インスは封じられやすいかもです。

じゃあ、どうしたら良いのだろうか

レオ ミネイロと合わせて、FC東京から吉本一謙の獲得も発表ありました。

守備は中央を一枚増やすべきだろうと思っていたので、その点は良かったと思っています。

新戦力も期待したいところですが、今後アビスパ福岡がどうやったら得点を伸ばせるのか。

少なくともクロスで高さ勝負という形は今の所なさそうです。

アーリークロス

新潟戦では輪湖からアーリー的にドゥドゥへ出たシーンがありました。

ドゥドゥが頭に合わせるシーンですが、相手と競るにしても、相手より前に入りやすい形はスピードを活かして、スペースに入り込んで合わせる形だろうなと。

上のシーンでもドゥドゥが相手の前に入り込んでいますが、高さのないアビスパ福岡としてはこういう形のほうがゴールの可能性は高まるかと。

ただ、アビスパ福岡は意識的にアーリークロスを入れることは少ない気がします。新潟戦でもボールがこぼれた状況からの展開でしたが…。

もうちょっと狙ってみてもよいのかなと。

日本とコロンビア戦でもコロンビアの左サイドからあえて「タメ」を作ってアーリークロスのタイミングを待って、ファルカオに合わせるなんてシーンがありました。

まあ、ファルカオの得意な合わせ方でもあると思います。

これもW杯で見ていて感じたことですが、結構どのチームも「アーリークロス」という選択肢はサラッと入れてくるなと。

ドゥドゥのスピードがあれば、DFもかなり対応しづらいと思うのですけど、もうちょっと狙っても良いような気がしています。

もう少し工夫を

前半でちょっと気になった山瀬のプレー。

豪快なミドルシュートはサッカーの魅力の一つではあると思います。しかし、他にゴールの可能性がある選択肢があるのに打ってしまう、可能性の低いミドルというのは好きではありません。

枝村は結構前のほうでポジショニングして、場合によってはクロスに飛び込むこともあったのですが…。

新潟戦の山瀬はゴール前に侵入するシーンでも「こぼれ球」を拾うような位置でポジショニング。

これは山瀬がミドルを狙いたいのだと思うのですが…。

このシーンで気になっていたのは、ゴール前のスペースです。新潟の守備は完全に8人が引いています。そして、ボールホルダーに向かってきます。

山瀬はこのスペースがおそらく「シュートコース」に見えていたのかもしれません。このプレーの前からここに陣取ってパスを待っていました。

別の角度から見るとこんな感じです。

このとき森本もフリーでポジショニングしてはいたんですよね。

そして、スペースにはユ・インスがアプローチしようとしていました。これはクロスのタイミングに合わせていた感じです。

このとき、個人的には森本がいい位置いるぞと思ったんです。

ドゥドゥからパスが出た瞬間、森本は相手のDFのコースを塞ぐ位置に体を入れて…。

そして、ターン。

完全に相手を躱せるタイミングだったんですが…。そんな動き全く見ていない山瀬はミドルを打つことで頭がいっぱいのようです。

ドゥドゥからパスが出るその前くらいから一度も自分の前の状況を確認しないで、ミドルシュートを打ってしまう山瀬の近視眼的すぎるプレーはちょっと褒められないよなと。

決まるのも1年間通して1回くらいですし…。実際、力ないシュートが大きく外に外れてしまいました。

積極性とか、試合序盤(開始4分くらいのシーン)の流れとか色々あるとは思いますが…。

これは、完全に山瀬の判断ミスとしてチーム内で改善していってほしいかなと。

結果論ではありますけど、この試合でアビスパ福岡は1点も取れずに終わっているわけですしね…。

決定力不足」とはいいますが、その一因にはシュートなのか、パスなのかという「ベストの選択」を選択できないこともあるのかもしれません。

こういう点をしっかり改善できていかないと、もっと確実にゴールに迫れる気もしますが…。

特に守備でキッチリ対応されるとなかなかチャンスは来ないので、こういうシーンをしっかりモノにしたいですけどね。

サイドから中央へ切り込んでも

サイドに入ったら、クロスという選択肢もありますが、内側に切り込んでもよいのかなと。

もちろん狙いがそれしかないのであれば、対応もされてしまうかもしれませんが。

何度も紹介させていただいてますが、ゴール前で攻略する場合の狙いどころとしては上記のポイント・D・ポケットの領域。

サイドからの攻めでいえば、「ポイント」の位置で基点を作るのもありかなと。

この位置は石津が得意としている場所だと思っています。サイドに開いてこの「ポイント」にパスを入れられると良いのかなと。

昨シーズンは三門がよく侵入していた場所。

ユ・インスに代わって石津が入ってから左サイドの攻撃が活性化しましたが、石津が入ると「ポイント」付近からのアプローチはバリエーションが増えますね。

ドゥドゥももらい方によってはゴールを奪える位置ですけどね。

攻撃にもう「ひと手間」を

以上、いろいろ書いたもののアビスパ福岡の新潟戦での攻撃はちょっと「直線的」だったかもしれません。

もちろん、セットプレーで相手の視線を変えるために「変化」をつけたり、コーナーキックでショートコーナーを使うなど工夫しようという意識はあります。

しかし、「ここぞ」という瞬間がちょっと窮屈なのかなと。

アーリークロスのシーンでは「相手の前」に入るほうがドゥドゥも森本も松田も得意だと思います。

しかし、時にはファーに構えても良いんじゃないかなと。

開幕戦の石津のオーバーヘッドゴールのように「折り返す」という意識は大事かと。特に相手が守備的であればなおさら。

もちろん、チャンスと見ればすぐさまシュートして行きたいですが、折り返して、繋いでゴール。

ブラジルvsコスタリカもそうですが、最後つなげたからこそ相手のブロックを破れました。

そんな形があっても良いかなと。

大分戦でも厳しい戦いになると思いますが、あともう一歩ゴール前で「ひと手間」つなぐことができれば、ゴールが見えてきそうな気がしているのですが…。

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