2018年アビスパ福岡の新体制が発表されたので、スターティングメンバーを予想してみる

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遂に2018年アビスパ福岡の新体制が発表されたわけですが

アビスパ公式ホームページでF5を押すのに余念の無い方も多かったとは思います…。

私もその一人でした。

ついに2018年のアビスパ福岡の新体制が発表されました。

年末年始にかけて契約更新や新加入選手の情報も随時更新されてきたわけですが、新体制発表となるとついに新シーズンがスタートしたという実感があります。

しかし、新体制発表後も仲川、ポッピの去就が不明。

あと一人は獲得したいという話も出ていたようだったので、まだ新体制発表後もなかなか落ち着かない状況が続きました。

結果的に仲川とポッピもチームを去ってしまいましたが、1月17日にヴァンフォーレ甲府からドゥドゥの期限付き移籍での獲得を発表。

ヴァンフォーレ甲府は今季J2で当たるチームなだけに。よく獲得できたなと(もちろんながらドゥドゥのヴァンフォーレ甲府戦の出場は不可)。期限付き移籍とこの時期になったのはそうした影響があるんでしょうか。

また、ドゥドゥを獲得したことで外国人枠が溢れました。

試合登録できるのは、外国籍の選手が3名まで。ただしAFC加盟国の選手であれば+1人まで外国籍の選手の出場はOKです。

現状の外国籍の選手は

  • エウレー
  • ウォン・ドゥジェ
  • ユ・インス
  • トゥーリオ
  • ドゥドゥ

ウォン・ドゥジェとユ・インスは韓国籍の選手ですので、いわゆるアジア枠。4名が出場できるので、ここから一人が試合に出れない状況です。

前線の選手が多いので、FWはポジション争いが激化しそうですが、外国人登録枠でも競争が出て来そうです。それはそれで良いことなのかもしれません。

また、サイドバックながらもともとFW登録だったガンバ大阪の平尾など、攻撃意識の高い選手が増えたように思います。そういった意味ではチームの性格はちょっと変わった?かもしれません。

まだ追加の発表があるか判りませんが、ついに2018年のアビスパ福岡が見えてきたと言えそうです。

ということで来季の事を勝手に妄想していきたいと思います。

アビスパ福岡の昨年の課題って何だったのか?

単純に言えば、様々なところで言われていますが「攻撃力の不足」だと思います。

ウェリントンというフィジカルモンスター頼みの攻撃は柔軟性に欠け、攻撃にバリエーションを持たせることができなかった。

この点をどう改善していくかが、今後の課題になると思われます。

ではなぜ攻撃のバリエーションに欠けてしまったのか。

その要因は2つあると考えています。

攻撃の形が固定化せざる得なかったウェリントン

まず一つはウェリントンのプレースタイルが関わっていたと思っています。

強靭なフィジカルを活かしたヘディングによる得点力は非常に魅力的なウェリントンでしたが、それ以外の攻撃パターンがウェリントン自身にありませんでした。

足元が弱く、フィジカルでボールを収めるのは得意ながら、その後のボールさばきで精度を欠き、ドリブルが不得意という一面がありました。

裏に抜けてもドリブルで勝負するという形が作れない。また、ポストプレーを狙ったポジショニングも得意じゃないと見ています。

自分自身のゴールパターンも制限され、周りを活かすプレーも出来ず。その結果、ウェリントンで点を取るためにアビスパ福岡の攻撃は形を制限されたと見ています。

もちろん、ウェリントンだからこそ出来たボールの運び方、ゴールもあったので「一長一短」ではあったのですが、昨年の終盤は一短の面が強く出てしまったのかなと思います。

攻守の切り替え「ポジティブ・チェンジ」

もうひとつの課題は、「ポジティブ・チェンジ」だと思っています。

いわゆるボールを奪ってからの、攻撃への切り替えの部分。

守備はJ2でも最小失点を誇ってはいますが、それは最後のところで「ゴールを割らせなかった」ということであって。結果としてはとても良いことだとは思いますが…。

しかし、「攻撃へつなげる守備」という意味での守備はまだまだ改善の余地があると思います。

ちなみに逆の攻撃から守備への「ネガティブ・チェンジ」はJ2でも整備されたチームだったと思います。

アビスパ福岡が3バックにしても、4バックにしても、守備において5-4または、4-4の守備ブロックを作って守るスタイルである以上、個人的には攻撃におてい「カウンター」の要素が必要だと考えています。

しかし、2017年シーズンのアビスパ福岡の攻撃にはあまりカウンターの要素が多くなかったように思います(ジウシーニョ、坂田がセカンドトップの時は予感あったようにも思いますが)。

現代サッカーでの多くは「セットプレー・カウンター」からの得点が多いといいますが、中盤、前線で選手が連動してボールを奪ってカウンターに持ち込むというシーンをもっと多くしなくては得点の上積みは無いと考えています。

これは、先述したウェリントンのプレースタイルによるところも多かったのですが、ボランチやサイドにパスで展開できるプレーヤーがいなかったことも一因と思われます。

昨シーズンの序盤は石津に期待されていた感もありました。

そこにロングフィードに長けたダニルソンと状況によっては独特のパスセンスをもった邦本が「ポジティブ・チェンジ」における攻撃の担い手として計算されていたのかもしれません…。

しかし、ダニルソン、邦本の2人は退団。

石津もややゴール前から離れた位置のプレーは苦手なのか、なかなかフィットせず。

そう考えるとポジティブ・チェンジにおける井原監督の最初の構想はだいぶ早い段階で修正を余儀なくされていたのかもしれません。

山瀬、三門、松田、ウォン・ドゥジェにしてもパスで展開するタイプが全くいない中盤では岩下のロングフィードが増えてしまうのも致し方なかったのかもしれません。

失点数に比べ、リーグ全体で中位の得点数の向上のためにはもちろん前線の選手の補強も必要ですが。

守備から攻撃への切り替え「ポジティブ・チェンジ」において高い質でプレーできる選手が必要だと思います。

そこが改善しないと前にどれだけ良い選手を置いてもその力を活かせないのではないかと。

昨年はこの「ポジティブ・チェンジ」ができればポッピはもっと活きた気も…。もしかしたら、仲川ももっと活きたかもしれません。

昨年主な攻撃手段だったサイド攻撃が悪いわけじゃないのですが、ボールを奪ってカウンターの形で攻撃できても、一旦左右サイドに開いてしまうと相手に守備陣形をつくる余裕を与えてしまいます。そうなると「相手の守備を揺さぶる」ような攻撃ができないと例えウェリントンのようなフィジカルモンスターがいても、クロスを入れるだけではなかなか崩せないのは昨年のアビスパ福岡の戦いぶりからも明白です。

また、昨年のアビスパ福岡においては左右に展開してもスピードのあるサイドもいませんでした。サンフレッチェ広島を退団し、今季から湘南に加入したミキッチの様にドリブルを仕掛けて相手のラインを下げさせるようなアタッカータイプのサイドは不在。

そういった意味では単独で仕掛けられるウィングのようなタイプがいても良いのかなと思うところもあります。

サイドアタックからのクロスを攻撃の中心とするには左に松田、右に山瀬ではちょっと厳しい気もします。サイドの亀川も4バックになると攻撃参加は減るし、クロスの精度も低い。実質得点の予感がしたのは駒野のクロスぐらい。

仲川はこうした状況を打破する「スピード」を補うためのピースだったのかなと思うのですが、機能したとは言えませんでした。

そんな課題をふまえつつ、今回の補強から予想フォーメーションを考えてみました。

来季のスターティングメンバー予想

先に予想フォーメーションとスターティングメンバーを出してみますと。

まずは、願望込みの予想。

ユニホームはまだ昨年のままですが…。YONEXさんのユニができたら作り直したいと思います。

特に願望強めなのがGKの圍と田村。

圍は恵まれた体格もありますし、ポテンシャルの高さはあると思います。これまで怪我もあったりで出場機会を得られていませんが…。アビスパでのチャンスを活かしてほしいし、正直J2優勝、J1定着を目指すなら杉山より一回りグレードの高いGKが必要だと考えています。J1昇格時に考えても良いのかもしれませんが、杉山を脅かすGKが出てくるべき。という思いから推しています。

田村はレンタル前は3バックでは出場機会のありましたが、4バックの中央としても頭角を出してきてほしいなという思いから。もちろん篠原も十分にありだとは思っています。

役割としては岩下がフォロー的な動きになるので、ボールホルダーに素早くチェックをかけ、外国人選手のフィジカル押しにも負けないDFを置けたら理想的と思っているので、フィジカルという面では田村に期待したいです。篠原もCBとしては大柄でないものの、昨シーズンはファジアーノ岡山でウェリントンに負けない競り合いを見せていました。ただ、パスの精度など含めて田村が出てくると面白いなと思っています。

中盤ではレンタルバックで復帰した鈴木惇がアビスパの攻守の切り替えのポイントになるんじゃないかなと考えています。

ここは山瀬も十分考えられるのですが、山瀬ーウォン・ドゥジェのラインではアビスパ福岡の昨年の課題解決にはならないのかなと見ています。

左はエウレーが取ってほしいという気もしますが…。ここは山瀬でも面白いし、結果的に石津がとっても面白いかなと思っています。

右サイドには枝村を入れてますが、ユ・インスがスピードを活かして出てくると個人的に考えているサッカースタイルに非常に近づくので、入れたいところですが…。外国人枠のこともあるのでここは枝村で。

枝村はスピードでガンガン勝負というタイプではないですが、後方からの積極的なフリーランニングに期待したいです。あと、守備も。

おそらく井原監督の3バックと4バックの使い分ける方針は変わらないと思います。

4バックとはいえ、4-2-3-1や4-1-4-1など形はいろいろ考えられるとは思いますが、ベースフォーメーションは4-4-2だと見ています。

3バックだと予想はこんなフォーメーション。

こちらの願望は森本でしょうか。

ドゥドゥ獲得の発表があるまではトゥーリオとの2トップを予想していたのですが、ドゥドゥが来るとなると、ちょっと出場機会が減りそうな予感もあるのですが、3バックであればセカンドトップでどう?という予想です。

ただ、2トップ時にはドゥドゥー森本ラインというのもあるかなと思っています。

前線にフィジカル系ターゲットマンを置く攻めにかわりはなし?

前線はフィジカルに優れたFWトゥーリオをブラジルから獲得している事を見ると、今季もサイドアタックからのクロスという形は想定されます。もちろん、ターゲットマンを狙った長いパスも選択肢として十分にあります。ここはシンプルに考えてウェリントンの代役と考えて良い気がします。メンバーはそれなりに入れ替わっていますが、基本的なサッカーの形は継続されていきそうです。

トゥーリオに関して個人的に期待しているのは、ポストプレーです。ウェリントンが思いの外ポストプレーができなかったので。ウェリントンはクロスの状況でゴール前に構えるのですが、そこから石津がカットインしてもポストプレーのポジションを取るようなプレーは少なかった。
ゴール前で味方のプレーで位置を修正することは稀でした(昨シーズンの当初はやろうとしてた気配もありますが)。プレーオフ決勝で名古屋(当時)のシモビッチをみていましたが、その辺うまかった…。

なので、期待するのはそういったプレーです。それができれば、山瀬や石津の攻撃力はもっと活きると思うんですよね。

ドリブルでもある程度突っかけていく事できれば、前線での攻撃の幅を広げてくれそうな気がするのですが…。

カウンターサッカーの甲府からやってきドゥドゥ

個人的にはトゥーリオ 森本の2トップを期待していたのですが、ドゥドゥが加入してドゥドゥとトゥーリオの2トップが現実路線かもしれません。

場合によっては、ワントップにトゥーリオ、シャドーに森本、ドゥドゥというのもありかもしれません。

ドゥドゥに期待していたのはカウンターの旗手役。

ボールを奪った瞬間に動き出しポジションを取り、ボールを引き出す。そしてそのままドリブルで勝負できる選手の加入はアビスパ福岡のポジティブチェンジを改善する意味では心強いです。また、所属していた甲府がカウンターサッカーを主としていたチーム。そこで主力だったわけですから、アビスパ福岡のカウンターを牽引を期待したいとことです。

実際ドリブルで単騎攻撃を仕掛けるだけの力量は甲府で証明済み。贅沢な使い方を考えると、

縦への攻撃力を重視してみるとこういうのもありなのかなと。

守備面が大丈夫なのかわかりませんが…。

森本にはイタリア仕込みの守備を期待したい

FWなのでゴールに期待したいところではありますが、個人的には前線からの守備に期待したい。

それこそ森本が日本に還元できる海外での経験じゃないのかなと思っています。

ウェリントンの悪いところばかりを言ってしまいますが、ウェリントンは自分がボールを奪われたり、奪えるチャンスと見るとしっかりとしたプレスバックをしますが、わりと前線の守備をサボります。その結果、相手をサイドに押し込んだときに人数かけられない。ウェリントンが頑張ってあと3m距離を詰めていれば、状況違ったのに。というシーンは多かったと思います。

組織的な役割をきっちりこなすという感じの守備はあまり得意じゃなかったのかなというのがウェリントンの印象です。

そういった意味では、イタリアは守備に関してはFWだろうが、うるさく言うだろうと。イメージ先行な部分もありますが、守備に関してはゾーンプレスを生み出した国なわけですし。森本にはそうした経験を活かして欲しいと思っています。またポジティブチェンジにおける動き出しやポジショニングに期待したい。

仲川、松田はそういったポジショニングが巧いとはいえず。坂田は巧さを見せることもあったんですが、契約満了…。こういったところで森本には違いを出して欲しいと思います。

また、試合に出ればそれなりに点を取る選手だと思います。フロンターレでも昨年、一昨年と10試合で2点くらい取っています。昨年はリーグ戦のほとんどが途中出場。出場時間も長いわけじゃないのですが点は取っています。

日本復帰後はだいたいそのくらいのペースで点は取っています。ジェフで34試合で10得点したこともあれば、27試合で5得点というのもありますが…。

そんな感じで、直近の日本の試合での成績を30試合換算で計算すると、ざっくりですが6~8点くらい計算ができそうな選手です。昨シーズンの天皇杯ではハットトリックも決めてますし。まだまだ元気なはず。とはいえ、実際ゴールのフィニッシャーはトゥーリオになると思うので、あわよくばこのくらい点が取れて組織的な守備に貢献してくれるFWとして働いてくれれば万々歳だと思います。

2トップはトゥーリオとドゥドゥかとは思うのですが、トゥーリオ次第ではドゥドゥと森本というのもあるかと。2試合ですが確実に甲府戦にドゥドゥは出れませんし。

3バック時はトゥーリオのワントップ。森本、ドゥドゥをシャドーもあるでしょう。森本に去年の松田のような動きを要求することになると思うのですが…。アビスパの場合、3-4-2-1と言うよりは、3-4-3に近いところもあるので、その場合、右はドゥドゥというのもありでしょう。

当初は右にユ・インス?というケースも考えていました。若手にどれだけ期待してよいのだろうかと疑問な面もありました。ドゥドゥが入るとかなり強力な気もします。

手薄な中盤?

前線の補強が多いのですが、ポジティブチェンジという意味では、中盤の質も一つの課題です。

また、昨年は山瀬が守備的なポジションでもフィットしましたが、今年も果たして本当にそれで良いの?という疑問が無いわけではなく。

できれば中央にダニルソン級の選手がほしいと思っているのですが…。J2優勝というなら中盤はもうちょっと強固にしないと攻守の安定感を欠くのではないかと心配はしています。

とはいえ、アビスパ福岡のボランチ、センターハーフはなんだかんだ守備に強い選手をそこまで求めていない感もありますが。

枝村はサイド?中央?

中盤で守備的な位置はアンダー世代の韓国代表かつ、若いながらポテンシャルの高いウォン・ドゥジェが当確。というか他がいない。

田村はボランチはおそらくないでしょう。

残念ながら三門がチーム去ってしまいました。キャラクター的には走力で攻守に顔を出す「手数で勝負」するタイプ。

2列目からの飛び出しに関しては山瀬と被るところもあるのですが…。三門が守備において絶対的な存在だったかといえばそうでもないのですが。

「手数」の部分の貢献において、山瀬に代役が務まるのかちょっと疑問。

守備的なポジション(ウィングバックやサイドバック)でも実績のあるで枝村を中央で使うという選択肢もあるのかなとも思うのですが…。

清水では中央での起用もありました。マルチロールな面は持ち合わせた選手です。

とはいえ、個人的には枝村はサイドのプレーヤーという印象が強いのでそういう使い方をするか?という疑念は払拭できず。

正直個人的にも引っかかっているのですが…。

鈴木惇の帰還

ここで意味をもってくるのが、鈴木惇の帰還なのではないかと思ったり。

J1昇格年度はアビスパ福岡のチーム得点王。フリーキックという武器と、ボランチから駆け上がりアビスパのカウンターアタックに厚みを加えフィニッシュにも絡む活躍でした。しかし、J1では相手のプレスに対応できずにボールロストしたり、守備面での弱さを露呈。井原監督からの信頼も失っていた様に思います。J2シーズンでレンタル移籍となってしまったのはチーム内でも出場機会がないと見られていたからでしょう。ダニルソンはボール奪取能力もありましたが、ロングフィードの精度も高かったですからね…。

しかし、ダニルソン不在となった昨シーズン。山瀬、三門、ウォン・ドゥジェの中盤では展開力の乏しさがありました。

ボール奪取して一気に縦パスでカウンター一閃。というシーンが少なかったのはそうした精度のあるフィードを得意とした選手が中盤にいなかったというのもあると思っています。鋭いサイドチェンジも少なかった。ロングフィードに定評のある岩下のポジションでボールを奪っても自陣深い位置からでは縦パスというよりは、ロングボールでウェリントンを狙うのが精一杯ではないでしょうか。

そうなると、中盤の攻守の切り替え役を期待して鈴木惇がボランチの一角に入るというのは、ありではないでしょうか。

大分トリニータでも5得点を上げている鈴木惇。フリーキックを武器に攻撃力には定評があります。守備的なウォン・ドゥジェと攻撃的な鈴木惇でコンビを組む可能性も十分にあるかと。

個人的に感じている「ポジティブチェンジ」の課題を鈴木惇のキック精度で改善するという形はあるかもしれません。

守備力と、ボールキープ力でやや不安はあるのですが…。

J1の浦和戦で前からのプレスにあっさりロストしたり、相手に当たり負けしてしまった試合以降、ボランチとして井原監督からの信頼を失っているように見ています。昨年はレンタル移籍で大分トリニータでプレーしていましたが、田村のレンタル移籍とはちょっと意味合いが違う気がしています。

大分トリニータで5得点、J1昇格年度はアビスパ福岡のチーム得点王だったその攻撃能力の高さでどこまで山瀬を脅かすことができるか…。個人的には鈴木惇が山瀬とのポジション争いに勝つとアビスパ福岡は強くなるという予感もあるだけに、頑張って欲しいところです。

サイドの配置

FC東京 U-23 にてMF登録だった?ユ・インスをどう捉えてよいのか…。J3のFC東京U-23でチーム得点王。FW起用が多かったようですが…。FWとして期待しているのでしょうか。

それとも中盤補強なのでしょうか?それともサイド?

とはいえ、トップチームで出場していない若手にどこまで期待できるのかは未知数。レギュラーとして考えるべきかなと思ったりもしましたが。

ドゥドゥが加入するとなると、FWとサイドのサブ的な位置づけが見えてくる気がします。

左はエウレーか、石津だと予想しています。ただ、右に枝村をおいた場合、枝村にどういったプレーを期待するかにもよりますが、枝村にゴール前で攻撃参加に絡ませるなら、石津。中盤でのバランス役ならエウレーもありかなと。

石津が入ると出しどころが増えるでしょうし、エウレーがアンダー世代とはいえブラジル代表のポテンシャルを発揮できれば、サイドアタックのバリエーションは増える気がしています。

石津、エウレーだけでなく山瀬も絡んでくると左のポジション争いは面白くなりそうです。

酷な言い方になりますが、来季も松田のままとなると、アビスパ福岡としては進化がないと言わざる得ないかなと。

石津、エウレーともに心配があるとすれば、守備でしょうか。またエウレーは昨年プレー機会が少ないだけに未知数な点も多いので謎の部分も多い。

場合によっては大コケする可能性もあるのかも…。いろんな意味で左サイドは目が離せないポジションかもしれません。

右には枝村になると思うのですが、気になるのはユ・インス。

プレーを見たことがないので、どういった選手なのか不明ですが、スピードを活かした突破と決定力が売りの選手とのこと。

FC東京 U-23ではチーム得点王。3-4-2-1の「2」やワントップに右サイドなど攻撃的なポジションを複数こなせるセンスも持ち合わせているようです。

個人的にはサイドに武器として「スピードとドリブル」のある選手が補強されると思っていたので…。ユ・インスはサイドもある気がして仕方ないのですが…。

そうなると、枝村を中央に置いて、右にユ・インス。左にエウレーというのも面白そうだなと。ただ、それをするなら右にドゥドゥでもいいよなと。

個人的には4-4-2のサイドにはスピードのある選手を置きたいと思っています。

ちなみにですが、ユ・インスU-23の試合で結構カードを貰ってます。1試合2枚で退場したりしてますが、カードもらうタイプですかね…。

サイドにスピードがある選手が入る?

最終ラインは、左から輪湖、岩下、篠原、駒野が妥当なラインかと思うのですが。MFとの絡みも含め先にサイドの話をしていくと。

左サイドは亀川とほぼトレードのような形でやってきた輪湖。とはいえ昨年J1で首位争いをした柏のレギュラークラスの選手がやってきたことには正直驚きでした。

輪湖というと、2016年シーズンで対戦した際に炸裂した逆転ヘディングがアビスパ福岡サポーターとしては印象深いかもしれません。

輪湖のプレースタイルが判りませんが、過去の戦績を見るとなんとなく亀川と近いプレーヤーのかなと。

輪湖自身がインタビューでプレースタイルに言及しています。

輪湖直樹(柏レイソル/元徳島ヴォルティス)第1回「左サイドの“柏っ子”」

本人曰く、人に勝る武器はないからポジショニングや状況判断で勝負していると語っています。個人的には亀川もそうしたプレーヤーになろうとしていたように思います。

亀川もアビスパ福岡移籍初年度は前線へ走り込む「走力」が際立っていました。

また、思い切りの良いプレーも長所だったように思います。しかし、徐々にプレースタイルが大人びてきたと思います。

ボール奪取のタイミングや、ピンチでの帰陣。状況判断をしながらビルドアップに絡んだり、前線へ飛び出す「タイミング」を狙っているプレイヤーになっていたように思います(成熟してきたといえばそうですが、亀川の良さだった「思い切りの良さ」を消した面もあると個人的には感じることも)。

そういった意味では左サイドはしっかり穴を埋められる選手が来てくれたと思います。

ただ、これはあくまで4バックの話。

3バックとなると、亀川のウィングバック適正はなかなかレベルが高いのではないかと思っています。輪湖もウィングバックの経験が無いことは無いと思うのですが。3バックでもマッチしてくれることに期待。

ただ、前線が豊富なだけに輪湖に期待されるのはバランサー的な存在な気もしています。どれだけ守備、攻撃で顔を出せるかがポイントになるかなと。ポジションは違いますが、三門をの汗かき役の後継者かもしれません。

とはいえ、トゥーリオを前線の核とするなら…。輪湖のも「アシスト数」はある程度積み上げて欲しいところですが、贅沢でしょうか。

昨年の記録上では「4」アシストを記録していた亀川ですが、正直キックの精度には目を覆う場面も多々。この点において輪湖がどれだけ上積みできるかが、輪湖の評価に直結する気がします。もちろん、守備の貢献あってこそですが。

攻守に渡って高い目標を期待されるべくしてやってきた選手だと思います。

一方右サイドは今季も駒野のキックに頼ることになると思われます。ウェリントンへのクロス同様、トゥーリオへのクロスやセットプレーはひとつの武器になるはず。

バックアップは平尾でしょう。實藤も状況によってはあるかも。平尾はガンバ大阪のU-23が主戦場ですが、トップチームで出場経験もあり面白そうな存在だと思います。スピードが売りの選手ということで、駒野とはタイプが違うだけに途中出場からの変化をつけるという形は期待したいと思います。

ただ、駒野にトラブルが合った場合を考えると、サイドバックはあと一人20代中盤くらいのプレーヤーが居てもよいのでは?と思ってしまうのは贅沢でしょうか。

サイドができるスピードがある選手…。なんて、どのチームも欲しいタイプですよね。そう簡単に来てはくれないか…。そういった選手があと一人いると、サイドアタックも強力になると思うんですが…。さすがにそれは贅沢か。

平尾はU-23でも左右でプレーしているようなので、左サイドバックのバックアップも平尾になりそうです。昨シーズンは下坂がベンチ入りしてその役割を担っていました。

右であれば實藤もいますし、最悪エウレーを使って対処していくこともできるとを考えれば、バックアッパーは平尾だけでもなんとか行けるのかもしれません。

センターバックは流動的?

基本4バック、3バックで起用されるメンバーが変わって来ると思いますが。

基本は岩下が中心とはなりますが、昨シーズン怪我でちょいちょい離脱。實藤も怪我で離脱したりと、守備陣に怪我人が出ました。来季もそうなるとは限りませんが、岩下も若い選手ではないのでもう一人、CBでしっかり中央を張れる選手がほしい所ですが。

その一人がファジアーノ岡山からきた篠原。

昨年、ファジアーノ岡山の3バックの中心を任されていました。さほど身長はないもののウェリントンと競り合いに負けないプレーが個人的には非常に印象に残っていたので、獲得が発表された時は「なるほど」と思いました。

なので、CBは岩下と篠原を中心に實藤と、田村がどれだけ絡んでいけるかという構図でしょうか。もちろん堤もいます。

3バック時は田村、實藤、堤が一角を争うことになりそうです。4バック時は岩下と篠原でしょうか。ただ、ここは堤、實藤でも不思議ではないですし、田村のフィジカルは井原監督も規格外だと一目置いています。

今季のように攻撃時に3バックの左右が底上げして攻撃参加する形を作るのなら、田村のパス能力は期待したいところですし、堤のロングフィードも魅力です。實藤の上がりも捨てがたい。おそらく今季もっとも激しいポジション争いはCBじゃないでしょうか。

一応、4バックのCBで篠原をスターティングメンバーに入れていますが、本来のポテンシャルを出せれば、田村という選択肢もあるはず。

本来であれば、CBはインテリジェンスの高さを含めスタメンを決めたいという個人的な希望はあるのですが、井原監督の戦術での実はCBは守備においては「とにかく体を張る」という面もある気もしています。最後はどれだけ泥臭いプレーをこなせるかも案外重要なのかも。

とはいえ、最終ラインからの組立を考えた場合はパス精度の高い田村。J1昇格年度に最終ラインからグラウンダーで前線のウェリントンに縦パスを通したことがありましたが、あんなパスを出せるDFは日本人にはそうそういないと思っています。ビルドアップに重点を置くなら4バックでも田村が入ったほうが面白い気もしますが…。

井原監督のフィジカルへの評価は高いものがあります(クイックネスはダメ出しされてましたが)。冨安が抜けた最終ラインで体を張って相手外国人を止めることができる存在とも言えます。浦和ではほとんど出場機会を得られませんでしたが、勉強になったことは多いはず。1年間の成長に期待したいところです。

GKは圍に期待

GKは実績から行けば、杉山になるのだと思いますが。圍に期待したいところ。非常に恵まれた体格ですが、プロになってから怪我に泣かされることが多いのが気になるところでしょうか。

プロキャリアをスタートしたFC東京でも、移籍先のセレッソ大阪でもなかなか出場機会を得られずにいたようなので、出場機会を求めての期限付き移籍でしょう。

となると、ある程度アビスパ福岡も出場機会をある程度用意しているのでしょうか。期限付き移籍はチーム内ではなかなか出場機会のない選手に出場の機会を与えるためのものだと思います。フィールドプレーヤーの場合はもちろんスタメンでの出場もあれば途中出場や、普段とは違うポジションなど出るなどプレー機会を得る形はいくつかありますが…。GKとなると、途中出場は何かトラブルが起きない限り無いですし、ちょこちょこ変えるポジションでもありません。第2GKだからといってシーズン中にチャンスが来るとも限りません。むしろJ1の方がカップ戦があることを考えれば、試合経験は積ませやすいのでは?…と思ったり。

実際セレッソは、正GKにキム・ジンヒョン。第2GKに丹野がいます。この壁を越えるのは確かにハードルが高い。

オーバーエイジ枠でU-23の試合には出ていたようですが、昨年は9試合のみの出場。ルヴァンカップではトップチームで出場していますが、怪我で離脱もしています。

状況的に考えると、セレッソで圍がGKとして生き残るのは正直厳しそうです。となると、この移籍は「完全移籍前提の期限付き移籍」なのかなと思ってみたり。アビスパから見ても恵まれた体格の圍はポテンシャルは秘めていると思われますが、怪我やプレー機会の少なさに完全に踏み切れなかったという事情もありそうな(邪推)…。

杉山も昨シーズンは離脱もありましたが、序盤は危ういプレーから失点するシーンもありました。盤石の存在かというとそうとは言い切れない。個人的にはJ1を見据えるならもう一回りスケールの大きなGKがいても良いんじゃないかと思っているだけに。圍には期待したいと思います。

30歳を過ぎGKとしては円熟の時期に入ってきた杉山に圍がどう挑むのかも今季のアビスパ福岡の見どころかもしれません。

そんなアビスパ福岡がお手本とするチームは…

ということで、2018年のスタートを切ったアビスパ福岡。

果たしてどういったスタイルで戦っていくのか。その一つの形として考えられるのが、モウリーニョの「マンチェスター・ユナイテッド」ではないかと見ています。

就任当初井原監督は「アトレティコ・マドリード」を理想のチームとして掲げていました。それが「走るサッカー」という意味なのか「球際で厳しく」という意味なのかはたまた「カウンターサッカー」という意味だったのかは正直わからないのですが。

ただ、アトレティコの試合を見ていてもどうもアビスパ福岡とリンクするものが無い気がしていました。

そこで、アビスパ福岡が目指すべきクラブのスタイルってどこが近いんだろうと年末年始にかけて各リーグの強豪チームの試合を見て回ったのですがその中で一番理想として近いだろうクラブは「マンチェスター・ユナイテッド」ではなかろうかと。

ということで、次回はアビスパ福岡が真似すべきだと思う「マンチェスター・ユナイテッド」のサッカーを考えてみたいと思います。

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