【アビスパ福岡を分析するブログ】優勝をきめた湘南戦を予想してみる。ポイントは質の高いクロス?

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前節岡山戦にて優勝を決めた湘南戦となりますが

前節岡山戦にてJ2を制した湘南ベルマーレ。

そこからアビスパ福岡がどう戦うのかを考えてみようと思ったんですが。

天候が雨。さらにピッチは雨で、水たまり状態。

そのためか両チームとも長いパスが増えた印象です。試合内容として例外的なところも多いのかなということで、さらに前節の1-0で勝利した愛媛戦の湘南の戦いを参考にしたいと思います。

湘南ベルマーレとはこのところ相性の良い相手ですが

このところ湘南戦は相性の良いアビスパ福岡。

決して、湘南を圧倒しているわけではないのですが、勝利しています。

なぜ、相性が良いのかも含め個人的な推測を書きたいと思います。

スペースを与えたくない守備

アビスパ福岡はDFラインと、中盤にスペースが空くのを非常に気にした守備をしているように思います。

それは、相手を待ち受けて守備をする「ブロック」をつくった守備が主体だからだと見ています。

ブロックをつくった守備を優先しているので、DFと中盤にスペースが出来てしまっては、意味がないのでそれは必要な意識だと思います。

個人的にはそれが、中盤から後ろの守備の出足の悪さの起因になっているようにも思いますが…。

ただ、この守備は湘南戦に置いては有効な守備だと思っています。

湘南の得意な攻めのパターンは中央で基点をつくって、そこに後ろから人がどんどん出てくる攻めです。

実際湘南の攻めも中央からの攻撃が多い。

【出典:Football Lab: http://www.football-lab.jp/

この中央攻撃もそうですが、非常に組織的な攻撃で攻め込んでくるイメージです。

その攻撃のキーマンは中央に構えるジネイ。基点をつくるターゲットマンです。ここをしっかりと抑えたいところなのですが。

愛媛戦の序盤であったシーン。

湘南が中盤でボールをキープすると、ジネイがラインの裏へ走りこみます。

このとき、ゆっくりとゴール前に上がっていた山田直樹が進路を切り返して中盤のスペースに入ります。

おそらく山田がタイミングをとっているんだと思うのですが、このジネイの動きだしから、山田が中央へ入り込むタイミングがピッタリ。

パスの出し手も山田が動くのを見ているので、パスが入る。

このシーンでは山田が思っているより左にボールが来たようで、ちょっともたついたのか、なんとか反転してやや強引なミドルでプレーが終わりました。

しかし、思っていた通りのパスが入っていれば、ドリブルから、パスもシュートも出来る形だった思います。

この形を許してしまうと、湘南ペースになってしまうと思います。

個人的には仲川にこの役割を期待しているのかと思ったんですが…

この山田のような役割を仲川に期待していたんですが。

まあ、パサータイプではなく、ドリブルのほうが得意なようなので…。狭いスペースでボールを受けてのプレーは苦手なんだろうなとは思ったんですが。

ではなぜ期待したかというと、アビスパはこのケースになると、ウェリントンは待つだけ。

他はそのウェリントンの落としを待つ or 裏を狙うくらい。

他の選択肢が出てこなかったからです。誰かが下がって受けてパスを展開するという形が構築できないのがもったいないと思っていたからです。

せっかくウェリントンというターゲットマンがいるのだから、こういった形作ると面白いと思ったんですけどね。

とはいえ、湘南のゴールはセットプレーが主体

アビスパ福岡のセットプレーからのゴールは全体の38%(50得点中、19点)。

湘南はセットプレーから36%(55得点中、20点)。

長崎に至っては46%(50得点中、23点)。

と、湘南はセットプレーから点を取るケースが多いチームです。

こうしてみると、セットプレーが武器と言われた割に、他チームと比較してそうセットプレーがずば抜けて得点源でもないアビスパ福岡。

石津が「セットプレーじゃないと点をとれないと思われるのは嫌」。

と、どこかで発言していましたが、セットプレー以外で点を取る方法が結局見つからなかったと言った感じでしょうか。

J1を見据えてチームをつくったというのもあるのかもしれませんが、その中でセットプレーを軽視した感もあるんじゃないのかなと思ってみたり。

流れの中でのゴールというのは確かに無いよりはあったほうが良いのかもしれませんが。

今のなんのアイディアもない攻撃を見せられるくらいなら、セットプレーをもっと磨いてたほうが良かったとも言えそうです。

井原監督が就任当初、「アトレティコ・マドリード」のようなチームが理想と言っていましたが。

まあ、いまさらそんなことを言っても仕方ないですが、球際でゴリゴリやるわけでもなく、セットプレーでウェリントンを活かす工夫をするわけでもなく(シーズン始めはあったんですけどね)カウンターもぱっとしない。

どこを持ってしてアトレティコ・マドリードなんだろう…。

あ、守備時にブロックで守るとこが似てるかな…。

アトレティコのコピーチームを作るわけじゃないので、違うところは多々あるとは思いますが。

しかし、ふと今こうして改めてアビスパ福岡が目指している形って何?と考えると、今のアビスパ福岡が目指しているものって、見えてこないですね。

以前のように、守備はとにかくブロック。ボールはロングボール。前に放り込んだら、あとはウェリントンでなんとか押しこむ。

のほうが、狙いとしてわかりやすいサッカーをしていたと思います。

しかし、それでは上には行けない。ということで、今の形なのだと思うのですが、何が狙いなのかイマイチ見えないようにも思います。

シーズン序盤は徐々にビルドアップの形を作りつつ、後は最後のフィニッシュワーク(個人的にはポイント・D・スポットの攻略)が出来上がれば、十分強いチームになると思ってたんですが。

どこでおかしくなったのか、今はすべてが崩れ去ったような状況です。

J1で通用するチームを作ると言っていたものの、風間監督のような明確なコンセプトがあればまだしも、そんな形もなければJ1昇格という結果すら危うい。

来シーズンどうなるかわかりませんが、カルロスが連れてきたブラジル人監督がベンチに座ってそうだなあ…。

果たしてどうなるやら。

だいぶ話が逸れましたが、湘南はセットプレーに注意ということで

湘南のセットプレーにおいては、ジネイ、アンドレ・バイアがターゲットです。

ただ、この2人だけでなく、他の選手もしっかり仕事をこなすイメージです。

愛媛戦でもセットプレーから得点を上げているのですが、点を取ったのはボランチの秋野。

上背があるわけじゃないですし、ターゲットでもないのですが。

ワンツーマンでくる愛媛のDFをブロックしジネイの走りこむスペースを開ける役割だったみたいですが。

ジネイのコースをつくった後もしっかり相手の前に入ってポジションをとっていたのが功を奏したように思われます。

こういう個々がきっちり仕事をしてくるのも湘南の印象です。

ファーサイドでマークが緩みがちなアビスパ福岡としてはきっちり対応したいところです。

アビスパ福岡の活路はクロス

個人的な印象ですが、湘南はクロスボールを入れると、案外もろいことがあるという印象があります。

実際、失点内容もセットプレーに次いでクロスからの失点が多い。

セットプレーもそうですが、ゴール前へ質の高いクロスが入れば、得点の予感はあります。

実際、前節対戦した時もセットプレーとクロスボールからジウシーニョと、城後が決めています。

【ジウシーニョ】

【城後】

うーん。今見るとこの頃は中央つっかけたところをサイドで展開して、ボールを左右に展開して相手を揺さぶって素早くクロスという形が作れてるのに、なんでこの形が出来ないんだろうな…。

ちなみに、雨の岡山戦もクロスでファーサイドをフリーにしてしまったところから失点。

ゴール前は3バックがきっちり詰めて非常に固いイメージなんですが、左右に振ると意外と隙が生まれるのが湘南の3バックの弱点だと見ています。

ということで、アビスパ福岡の予想フォーメーションですが

本来なら「3バック」を推したいところです。

なぜなら、サイドアタックは4バックより、3バックの方が良かったと思うので。湘南をクロスで叩くなら、3バックのほうが良いかなと。

また、最近4バックの戦績がよくないという単純な理由もふくめ。

ただ、實藤が不在かつ、岩下の出場も怪しいとなると3バックは難しいのが実情…。

あとは、ウェリントンが復帰するのかどうか

ウェリントンの前回のプレーは、監督によっては正直2度と使ってもらえない可能性すらあるプレー内容だったと思います(PK2回外したことではなく、それ以外の点で)。

個人的にも自分が監督だったら、使わないと思います。

チームの士気にも関わるし、あんなプレーをしても許されるなんて前例を作りたくないので。

それがいくらチームのエースだとしても。

ただそれは「シーズンこの先まだ長い」という場合だけ。

今の崖っぷちの状況では使えるものは何でも使うしかない。あくまで使えるのならですが。

そう考えた場合の予想先発と、フォーメーションです。

今回一番困ったのは、左サイド。

最近であれば、松田なのですが。

個人的に仲川と松田の相性が悪いと思っています。プレースタイルは違うんですが、動きがかぶることが多い気がしています。

どちらも裏へ裏へと動いてしまうので…。

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なので、同時に使うのはあまり良い結果に結びつかないのではないかということで、石津を推しています。

どちらかが湘南の山田のような動きができたら良いと思うのですが、どちらも狭い場所で足元にボールが入るケースは得意ではなそうですし。

FWで仲川をいれるなら、石津を中盤に入れたほうが良いパスが出てくるのではないかと。

石津は仲川の飛び出しを見てプレーできるので、相性としては松田よりも良いのではないかと。

守備面がやや心配ではありますが…。

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