【アビスパ福岡を分析するブログ】攻撃の形が少ないのも問題だが、工夫がなくなるのも問題。そんな東京ヴェルディ戦を振り返ってみる

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アビスパ福岡 vs 東京ヴェルディ戦を予想してみたんですが…。

予想が的中したからといって何がどうってこともないんですが。

実際、自分ならどう戦ってみるかを考えるのは非常に難しいですね。

千葉戦に続き、試合当日ながらバタバタと東京ヴェルディ戦の予想をしてみましたが、なかなか難しい。

【第38節 東京ヴェルディ戦】

【アビスパ福岡を分析するブログ】10月28日東京ヴェルディ戦におけるアビスパの戦い方を予想してみる
散々としか言いようのない千葉戦からどうチームを立て直すのか 前節はいろんな意味でアビスパ福岡は「ウェリントン頼み」なチームだということ...

とはいえ、事前にあれこれ考えておくと試合終了後「答え合わせ」がしやすくなるなあというのが予想記事を書いてみた実感です。

まあ、自分の考えの稚拙さを露見させるだけかもしれませんが…。

今後可能な限り続けていこうかとは思っています。

ということで、0-0でスコアレスドローとなった東京ヴェルディ戦を振り返ってみたいと思います。

アビスパ福岡のフォーメーション。予想はほとんど的中せず

アビスパ福岡は4-4-2でこの試合に臨んできました。

DFの先発は堤というのはまあ、なんとなく予想できました。

しかし、正直、城後をFWに使って石津と2トップを組んで4-4-2にしてくるとは考えもしませんでした…。

また、仲川のサイド起用も想定外していませんでした。

先に仲川の話をしてしまうと。

4-2-3-1の右ならまだ判る気もしていたんですが。4-4-2でサイドを任せられる選手かはちょっと冒険かなと思っています。

なぜなら。仲川の守備はちょっと怖い。

以前、千葉戦の予想の時に、4-2-3-1で右サイドに仲川を入れる事を考えたことがあったんですが、これは中央に三門という「守備役」を配置した上での仲川だと考えていました。

ボランチも含め、この形であれば、「仲川1人で守備するシーン」も少なくなり、周囲と連携して守備できるかなと考えていました。

しかし、アビスパ福岡の4-4-2の場合は、ブロックで守るため相手にサイドを攻められた場合、相手選手の動きやボールの入り方によっては、サイドバックとサイドの位置が入れ替わって、サイドの選手が自陣深い位置で守備をするケースが増えます。

このとき、仲川の守備で大丈夫か?という考えがあったので、個人的には4−4−2における仲川のサイドは想定していませんでした。

実際、この試合でも後半開始直後に仲川の危うい守備のシーンがありました。

仲川がサイドで1対1を迎えるのですが…。

ここで仲川はワンフェイントで逆を付かれてしまい、簡単にクロスを上げられてしまいます。

クロスの精度が良くなかったので、問題が顕著化することはなかったのですが。

もともとがFWの選手(かつ大学時代にはリーグ得点王の経験もあり)なので守備を徹底してやってきたことはないはず。守備に多くを期待するのは酷かなと。

横浜戦でもサイドの守備において相手への詰めが甘く、プレッシャーをかけきれないシーンもありました。

それでもサイドで起用したのは、ウェリントン、ジウシーニョ不在の攻撃陣に少しでもテコを入れたいという考えがあったのかも?しれません。

原点回帰?それともジャストアイディア?城後のFW起用。

城後のFW起用はシーズン前のプレシーズンマッチでは何度か試されていたんですが。井原監督も城後を前のポジションで考えているというようなコメントも有りましたし。

シーズン前はウェリントンの動きが重かったこともあって、ウェリントンの調子が上がらなければ、城後のFW先発もありかもしれない。

と、思ったんですが。

実際シーズンが始まってみると、先発どころかベンチスタート。途中出場でも中盤が多い状況。

そのため、城後の先発FW起用は井原監督の中で「なし」だと思っていました。

逆に「あり」だったのならウェリントンが明らかに調子落としている時期にそれを試していたと思うんですけどね。

そういうこともあって、城後の先発は無いだろうと思っていました。まして、石津との2トップは考えもせず。

ウェリントンもいろんな意味で器用じゃない選手だと思いますが、城後はそれに輪をかけて器用じゃない選手だと思っています(ユーティリティな選手なのに、この不器用感というのも城後の魅力なのですが)。

今更、作戦「ウェリントン」以外を期待しても難しいと思いつつも…

個人的にはあまり良いと思っていなくても、4-1-4-1の仲川ワントップの形で新しい「攻撃の形」をつくってくれないかなという淡い期待はありました。

仲川が裏を狙ったり、低い位置でボールを収めてドリブルして、その近くで石津、松田、山瀬がプレーできれば何か出来ないだろうか。

という期待はあったのですが、実際には井原監督は城後をFWに起用しました。

城後を入れるということは、個人的には「距離の近いパス交換での攻撃」はしないということだと思います。

なぜなら、だいぶ前も指摘したのですが、城後は「2:8」ぐらいの割合で「良くも悪くも消える選手」です。

足元の技術があるわけでもなければ、高いパス能力があるわけでもあまりせん。

どちらかというと、ゴール前に走りこんで、ボールを受けて勝負をする形を得意としていると思います。

そんな城後を起用するということは、やはり「クロス攻撃」がメインとなります(縦一本というのも増えるかなと思ったんですが、それは少なかったかような)。

城後がウェリントンの役割をそのまま担うなんてことはないと思いますが、この日のアビスパ福岡の攻撃はサイドからクロスで攻める形が多かったように思います。

もちろん、クロス攻撃が悪いとは思いませんし、城後、石津がゴール前に入るところへ、サイドの松田が飛び込んで駒野からタイミングの良いクロスが入ってあわやゴール(GKのファインセーブにあいましたが…。)というシーンもありました。

ただ、やはりアビスパの有効な攻撃は「クロスしかない」のだなと再認識…。

サイドに仲川を置いたのは、ドリブルからのクロスを期待したのだと思います。松田を右に置くよりは、そちらのほうが確かに可能性はありそうですし。

とはいえですね…。

クロスしか攻撃の方法が無いなら、もっとクロスに工夫をしてみたらどうだろうか

この日のクロスはほとんどがサイドからの「空中戦」。山なり、もしくは「ライナー」型のクロス。

さすがに単調すぎたように思います。もっとクロスから変化を付けても良かったんじゃないかなと。

このことに気が付かせてくれたのは、対戦相手の東京ヴェルディ。

前半、35分。

ドウグラス・ヴィエイラに普通のクロスだと思われたシーン。

空中戦と思いきや、グラウンダーのパスを選択。

DFと中盤の間にボールを通されました。

ドウグラス・ヴィエイラに付いていた堤は裏をつかれ、一瞬マークが甘くなります。

おそらく、他のDF陣も予想していなかったパスかつ、ゴール前でドウグラス・ヴィエイラにボールが入ったことで、慌てたところもあるかもしれませんが、岩下はアラン・ピニュイロのマークを外してしまいます。

その結果、アラン・ピニュイロへパスが出て、杉山の股下を抜かれるポスト直撃のシュートを喰らいます。

アビスパ福岡も「クロス」で攻撃するのであれば、これくらいの工夫があっても良かったんじゃないかなと。

ずーっと同じようなクロスを続けていた印象です。

おそらく、城後で引き付けつつ、松田で決めるという狙いはあった(これはプレシーズンでも試されていた)ようですが、もっと変化つけた攻撃は出来なかったのかなと。

ウェリントンにジウシーニョ不在という急場しのぎの対応の限界だったでしょうか。

グラウンダーで変化を付けて城後にボールが入れば、相手も慌てたと思います。

そこで、城後が落ち着いてフリーの選手にパスを出せるか、シュートをためらって何も出来ないかは、神のみぞ知る話ではあります。

ただ、クロスを狙うなら狙うで、ウェリントンが帰ってきたとしても同じことは言えるかもしれませんが…。

もしかしたら、今のチーム状況に選手としてもそういう選択をする余裕がないのかもしれません。

この数試合同じ結論で終わりますが、「ウェリントン以外の攻撃パターン」を作れなかった代償は非常に大きかったと。

3位転落。29日の結果次第では4位という状況に

自動昇格順位から後退したことで、さらにチームとしては余裕を失い「変化をつける」余裕を無くしていきそうです。

完全に流れは良くないです。

海外のチームだとこういう時にパーティを開いて、雰囲気を変えようと試みたりするんですが(それを「大事な一戦で負けたのに不届きすぎる!!」とマスコミに叩かれるという例もありますが…)。

実際、シーズンは終わったわけでもないですし、プレーオフに回ってもチャンスはあるわけですし。

チャンスは残り少ないですが、その残り少ないチャンスをどう使うかが大事じゃないかなと思います。

ちょっとしたことで流れは悪くなるものですが、ちょっとしたことで良くなる事もあるわけで。

悪い状況を嘆いても仕方ないので、出来ることをやってほしいところです。

やっている選手が一番わかっているからこそ、悪い状況になればなるほど、悪循環にハマってしまうのだと思うのですが。

出場停止明けで復帰してくる選手もいるので、残り試合ポジティブに試合に入ってもらえたらな。

というのが切なる願いです。

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