【アビスパ福岡を分析するブログ】10月28日東京ヴェルディ戦におけるアビスパの戦い方を予想してみる

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散々としか言いようのない千葉戦からどうチームを立て直すのか

前節はいろんな意味でアビスパ福岡は「ウェリントン頼み」なチームだということを強く意識させられた試合だったように思います。

もともと試合の要所で「個人」の力量に頼る傾向が大きいアビスパ福岡としては、こうした「個が弱さを見せてしまうこと」非常に良くない状況だと思います。

この状況でまだ2位ということに感謝すべきなのか、単なる「偶然」なのか。

とにかく勝つしか無いアビスパ福岡ですが、東京ヴェルディ戦ではウェリントン、ジウシーニョ、冨安と攻守の中心選手を累積警告で欠く事態に。

負傷退場した三門もどうなるかわからない…。

そんな状況をどう井原監督が乗り切るのか。

非常に難しいですが、そんな東京ヴェルディ戦の展開を予想してみたいと思います。

今季の東京ヴェルディ

今季東京ヴェルディは監督にスペインリーグでも実績のあるミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を招聘しました。

守備的な戦術を好む監督と伝統的に「攻撃的」なヴェルディがどう融合するか個人的にも非常に興味深い組合せでした。

序盤はこの組合せがハマって、上位戦線にも顔を出したヴェルディでしたが、現状は7位。

シーズンが進むにつれ、その勢いが落ちてきました。

しかし、直近の試合は岐阜に勝利して、4連勝と好調。勢いが完全に落ちたアビスパとしては、この勢いだけでも手を焼きそうです。

春先の対決ではアビスパがワンチャンスを決めて勝利しましたが…。

【前回の東京ヴェルディとの対戦】

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實藤不在が痛いアビスパ福岡の守備陣

實藤がいれば、個人的には「3バック」を予想したのですが。現状アビスパ福岡の考えられるセンターバックの控えは濱田、もしくは堤。。

エウレーはセンターバックのタイプじゃないですしね…。

DFのキャラクターとして濱田と岩下は同じ分類に入る気がしています。

どちらも、自分で突っ込むというよりフォローするタイプのプレーヤーと見ています。

冨安がどちらかと言うと、どんどん前に出て当たる役割を担っていたので岩下とのセンターバックは相性的には良い方だと思っていました。

實藤も比較的前にでて相手と距離を詰めて守備ができる。

しかし、岩下と濱田は前に出て勝負するタイプじゃないので、4バックでも、3バックでも同時に出すのが難しい気がしています。

岩下が出場すれば、濱田が出るし、濱田がでるならそれは岩下が出ない時。それが2人の関係だと思います。

【第9節 V・ファーレン長崎戦】

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濱田はこの9節で岩下の代わりで出場していますが、非常にやらかしてしまった印象を持っています。

よって、考えられるのは堤。

そして、フォーメーションも4バックだと見ています。3バックをするには、左に堤、中央に岩下と来て、右にCBが足らないのです。

ウォン・ドゥジェがいるんですが、三門が居ない場合、中盤から下げるのも怖い。

そう考えると…。

あまり個人的には、良いとは感じていないのですが。アビスパ福岡が採用するフォーメーションは

4-1-4-1」じゃないのかなと。

並べてみて思ったんですが、なんだか攻撃的?

ウェリントン、ジウシーニョ不在をの攻撃陣にテコを入れるには、石津の先発はあると思ったのですが。

戦術的にブロックを作ることを優先するとして、カウンターが主体となる可能性もあるので左は坂田かと。

個人的に坂田はボールを奪った時のポジション取り(カウンターへの移行)が非常に巧い選手だと見ています。ウェリントンもジウシーニョもいない中、中盤で動き回れるという意味でも良いのかなと。

右が悩むのですが、松田かな…。

こんな試合だからこそ、城後に期待したいところもあるんですが…。

けが人、出場停止のメンバーが多い中、ある程度どこでもこなせる城後のユーティリティ性は万能型サブとして「保険的な扱い」になるのかな…。

思い切ってエウレー入れちゃっても良いんじゃないと思ったりもしてみますが、主戦場は左サイドバック?と事前に聞いているので、ちょっと博打感が強いですかね…。

こういう形もありか?

エウレーは駒野と変わった際はコーナーキックを蹴っているので、キック精度に関してはチーム内でも一目置かれていると思うのですが、攻撃面でも元U23ブラジル代表のポテンシャルに期待しても良いのかなと思ったり。

とはいえ、そのキックの精度はウェリントンが居てこそ活きるはずだったのかなと。

戦術としては、ブロックを形成して、仲川の裏への飛び出し。

もしくは、石津、山瀬からのやや遠目のシュートが主な攻撃になりそうです。

石津一人ではビルドアップで苦戦しそうなので、近くでプレーできる山瀬を横に置いてあげたいですね。

一方ヴェルディは

今シーズンベース戦術としている「3-4-2-1」で来ると思われます。

怖いのは、今季18得点のドウグラス・ヴィエイラと16得点のアラン・ピニュイロ。

累積警告でザスパクサツ群馬戦、岐阜戦と不在にしていたアラン・ピニュイロですがこちらアビスパ戦から復帰。

これまたタイミングが悪いとしか言いようがない。

確か、春先に怪我してしばらく離脱していた気がするのですが、16点も取ってるのは脅威。

シーズン途中で加入したカルロス・マルティネスも岐阜戦では素早いカットインみからクロスバーにあたるループシュートを見せていました。

誰が出てきても厄介そうです。

守備的な傾向は変わらずの東京ヴェルディ

東京ヴェルディの守備ですが、岐阜戦を見る限り、積極的に前から守備をしてくることは少なめ。

ピッチ中央まではビルドアップに対して、ほぼノープレッシャー。

まずはブロックを形成することを優先しているようです。

しかし、1つ前にボールを運ぼうとすると、守備陣がワッと集まります。

パス回しの得意な岐阜もこの網にかかっていました。サイド主体のビルドアップのアビスパとしては中央でこの形を作るケースは少ないかもしれませんが、気をつけたいところです。

また、3バックも非常に守備的な意識が強いです。確実に3人でゴール前を固めてきます。崩すとなると非常に手を焼きそうですが、ここにチャンスがあるような気もしています。

それは後ほど。

攻撃はヴィエイラと、マルティネスが主体

ビルドアップは後方で回しつつ、ドウグラス・ヴィエイラとカルロス・マルティネスが下がって来たところへポストプレー。と言った感じです。

ボールを受けて、折り返しのパスをボランチが手薄なサイドに展開。

サイドを駆け上がったところで、ドウグラス・ヴィエイラめがけてクロス。

というのが、東京ヴェルディの攻撃の大枠な基本パターン。ここでアラン・ピニュイロが変化をつけてくるんでしょうね。

ただ、ポストプレーでボールを叩くだろうと油断していると、裏を取られます。ドウグラス・ヴィエイラは裏をとるとフィジカルも強いので止めにくい。

この試合の東京ヴェルディの決勝点もそんなドウグラス・ヴィエイラの裏への抜け出しから生まれています。

逆にポストプレーのところで慌てさせられたらチャンスもありそうです。

ヴェルディの失点はカルロス・マルティネスが中盤で受けたところでボールを奪われてからのカウンターです。

ポストプレーに入ると、東京ヴェルディの攻撃陣は思い切った上がりを見せます。

それだけ楔のところで自身があると思うのですが、逆にそこでボールを失うと危うい形を迎えます。ここは狙いめかも。

そういった意味でもウォン・ドゥジェは中盤でポストに入るフィジカルの強い外国人をワンボランチで見て欲しいところ。

とはいえ、まずはクロスに持ち込まれても、慌てず人を把握することが重要ですかね。

前節、カウンターから中央に走り込む選手を捕らえきれずにいたアビスパ福岡。

素早い展開になったときにしっかり中央は人を捕まえたいところです。特にドウグラス・ヴィエイラ。

その点でも濱田はあっさり人を離してしまう癖があるので、先発は無いと見た理由です。冨安にドウグラス・ヴィエイラを見てほしかったですが…。

2列目の動き出しを見逃しがち?ブロックを固める事を意識しすぎたところを狙う

東京ヴェルディの3バックですが、前線の動きには非常に敏感です。

ですが、やや中盤がその守備に追いつかない時があります。

つまり、3バックの前にスペースが出来ます。

アビスパが狙うなら、ここも1つポイントじゃないかなと。

シンプルなサイド攻撃ではそういうことはないのですが。

岐阜がサイドチェンジでチャンスをつくったシーン。

中盤で守備をしていた中盤が、サイドチェンジのタイミングでやや気を抜く傾向があります。

このシーンでもボールが逆サイドへ行ったことでちょっとスローな動きに。中盤の戻りが遅くなり、3バックの前のスペースに岐阜の選手が先に走りこんでいます。

仲川がスピードで引っ張ったところへ、山瀬、石津が入り込めば、ヘディング、もしくはボールがこぼれたところをミドルシュートのチャンスが生まれそうです。

この時、右サイドがうまくポスト役(もしくは囮として撹乱)でパス回しに絡めると良い形が出来るんじゃないかなーと思ったり。

こういった攻撃を守備的なヴェルディに対して創れるかが、アビスパ福岡の勝機かなと思います。

あとは、ヴェルディの攻撃陣にどれだけDFが踏ん張れるか…。

たぶん、堤だと思うんですが。古参のアビスパメンバーとして意地見せて欲しい。

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