引き分けながらも川崎フロンターレとの差を痛感。やっぱり問題はメンタル部分?

スポンサーリンク

1st ステージの優勝に負けられない川崎フロンターレにドロー

前節降格争いのライバルである甲府に敗戦したアビスパ福岡。

確実に、「単独最下位」という状況に追い詰められる中、残りの試合を 1st ステージ優勝を争う川崎フロンターレと、鹿島アントラーズとの対戦を残すという状態。

対戦相手からしてみれば、アウェーとはいえ確実に勝ちたい試合。

アビスパとしてはいよいよもって、降格争い一人負けを覚悟しなくてはならない状況に・・・。

なんとも厳しい状況なのですが・・・。

川崎フロンターレに 2 – 2 の引き分け。

なんとか勝点 1 を得ることが出来ました。

この日の注目してみていたのは、ダニルソンです。

リーグ戦では 9 点しか取れていないアビスパ福岡(フロンターレは 29 点とってます)。

点が取れない理由は、

  • ちゃんとビルドアップできないこと。
  • 守備から攻撃へ良い形を作れないこと。
  • ラストパスの精度がひくい。
  • フィニッシュの精度がひくい。

こうリストアップしてしまうと、攻撃に関して何もできていないようですが・・・。

しかし、ナビスコカップの新潟戦では、フルメンバーの相手に 4 点をとって勝利。

もう 1st ステージ終わろうとしていますが、徐々に攻撃の形ができてきたように思えます。

そのポイントとして上げられるのが、ダニルソンの存在。

ダニルソンが居ると、中盤が安定します。

上記の問題で言うと、守備から攻撃への移行において、最初の「守備」の部分で貢献していると思います。

ダニルソンがいるとき(新潟戦)と、居ない時(甲府戦)での違いというのは、しっかり見極めておきたいです。

井原監督はボランチの安定こそが勝利へ繋がると見ているようですし。

マリノス三門へのオファーはそのボランチにまだまだ人が必要であると言っているのと同じなわけで。

【スポニチ】
福岡 横浜MF三門獲り 最下位脱出の切り札に

末吉、鈴木惇じゃ戦えない。

ということなんでしょうか?

井原監督がボランチに何を期待しているのかを見てみたいと思います。

そんな第 16 節アビスパ福岡 vs 川崎フロンターレ戦を振り返ってみます。

邦本が先発復帰

アビスパの先発メンバーですが、

GK はイ・ボムヨン。

この日の最終ラインは、左から

亀川、堤、キム・ヒョヌン、中村北斗。

中盤に左から

金森、ダニルソン、末吉、城後

前線に

邦本、ウェリントン

という布陣。

前節スタメンを外れた邦本が先発復帰です。

前線で、ウェリントンと 2 トップ。

個人的には、金森とウェリントンの 2トップはあまりよいコンビだと思っていません。

というか、あんまりウェリントン自身がボールを保持した時に距離感の近いプレーヤーとの相性が良くない感じです。

金森は、平井、邦本とは合うんですけどね。

とはいえ、ウェリントンと金森を同時に出すなら、左に金森を置いたほうが良いと思います。

そして、邦本。

邦本はウェリントンと相性がよいかは判りません。

まだ一緒に試合に出た回数も少ないですし。

ただ、邦本は確実に「バイタル」で仕事をしてくれます。

甲府戦で平井が見せたような「バイタル」で確実に仕事をしてくれることを期待したいところですが・・・。

答えが出た?ウェリントンの頭に当てたその先

井原監督が以前どこかで「ウェリントンの頭に当てたあとのセカンドボールをもっと拾えるはずだ」。

と言った旨の発言をしていました。

たしかその頃は、ウェリントンの落としに走りこんでいたのは、城後と金森。

ただ、この 2 人ではイマイチ拾えませんでした。

課題が多すぎて、すっかり忘れていましたが、今回川崎フロンターレ戦でその答えが見つかったかもしれません。

kanamori-goal_28-159_optimized

ゴールキックをウェリントンが頭で落としたところを、邦本が上手く触りました。

金森にボールが渡って先制のゴール。

やはり、足元のテクニックは重要だなと。

さらに。

邦本、金森のワンツーから。

kanamori-goal2_3-151_optimized

DF に当たったボールが良い形で出た?ようにも見えなくないですが。

バイタルを突破すれば何かが起こるわけで。

甲府戦でもこれができていたら、全然違ったのに・・・。

やはり金森には、近い距離感でボールを渡せる人が居るとフィットするように思います。

【SOCCER Digest】
【川崎】優勝から大きく遠のき、大久保は「プレッシャーに弱い」と嘆き節

なんか、2失点は、ミスからみたいな書き方されてますけど、明確なミスは川崎フロンターレにありましたかね?

フロンターレからしたら、相手に簡単にプレーさせすぎたというのはあると思いますが、ミスではないでしょ・・・!

アビスパとしては自信を持っていい出来だったと思います。

あと、ゴールになりませんでしたが前半 38 分。

avispa-passwork_24-212_optimized

ゴール前のパス回しから。

邦本が飛び出して、城後へクロス。

惜しくも得点になりませんでしたが、邦本が入ると前線選手の距離感が非常に近くできるので、ショートパスもハマります。

特にバイタル付近でつながれば、一気にチャンスになります。

こうした攻撃を続けていれば、もっと点取れると思うんですよね・・・。

しかし、耐え切れず・・・

これだけ良い形で先制、追加点と取れても結局耐えられないというのはいくら優勝争いをしているチームとはいえ問題かなと・・・。

まず 1 点返されるてしまうシーン。

いくつかポイントあると思うんですけど。

まず、ここまで攻撃を押しこまれてしまった原因。

pass-miss_0-102_optimized

最終ラインのパスミス。

この日は、川崎の高い位置からのプレスに追い込まれ、最終ラインでパスをミスするシーンが何度かありました。

このシーン直後は、キム・ヒョヌンの素早い寄せで事なきを得るんですが・・・。

結局、ここから始まった CK の連続で押し込まれて失点してしまいました。

それと、もうひとつ。

失点直前に、末吉がチェックしてボールが流れたところ。

ここで、もっと最終ライン素早く上げられなかったですかね・・・。

df-line_23-205_optimized

個人的には、最終ラインの上げ方、ちょっとダラけてないか・・・。

と、思った瞬間やられてしまったので、印象良くないシーンになりました。

小林が飛び出した時も DF 動き止まってますし、最終ラインもっと素早く押し上げられていれば・・・。

あとは、やはり川崎フロンターレとの差

結果的にキム・ヒョヌンのエリア内のファールによる PK で同点となるわけですが。

この日何度か危ないシーンをキム・ヒョヌンに助けてもらってますし、やや不運な形なだけにヒョヌンは責められない・・・。

むしろ、あれだけ川崎フロンターレにゴール前に侵入されればなにか起こるよねという・・・。

前半、特に 30分ごろは上手く川崎のボールを奪って攻めに転換できていたんですけどね。

攻め切れないとしても、自分たちの時間をもっと作らないとダメそうです。

J2 では相手にボールを持たれていても「アビスパペース」に持ち込めていたんですけどね。

さすがに J1 ではしんどい。

後半は、前半にテンション高く入りすぎたせいなのか、スタミナ的にも厳しかったようにもみえます。

そう考えると、むしろ、よく 2 失点で済んだなと。

イ・ボムヨンのセーブ

2 失点で済んだ一つの要因には、イ・ボムヨンのファインセーブがありました。

bom-save_36-97_optimized

さらに、片手一本。

bom-save2_0-73_optimized

そして、大久保の至近距離からの一撃も弾きました。

bom-save3_0-78_optimized

どれかでも逸らしていたら敗戦でした。

とはいえ、大久保の反応早いですね。

金森がぼんやり見過ぎ・・・。

さすがダニルソン?

この日ダニルソンを注目してみていたんですが、これぞビックプレーというのはありませんでした。

ただ、さすがだなと思ったのは、守備面。

この試合では、ボールホルダーへのチェックを積極的にやっていました。

前半試合に出始めた頃から比べると、だいぶ動きが軽くなった感じがします。

常にボールがある場所へ顔出してましたしね。

あとは怪我をしないでいてくれればですが・・・。

それから、アビスパとしてはバイタルを何とか守るというのが守備の至上命題ではあるんですが。

4 – 4 – 2 に変えてから、3 – 4 – 2 – 1 の時に比べ、中盤と DF ラインの間で前を向かれることが増えた気がします。

ただ、ダニルソンはこういう場面で頼もしいです。

danilson-d_0-192_optimized

確かに鈴木惇でこうなると、ズルズル下がる一方なんですが、ダニルソンはボール奪ってくれます。

このへんは、大きな違いを生み出していたと思います。

2 得点できたものの

優勝争いをする 川崎フロンターレに 2 得点かつ、引き分けだったのですが・・・。

喜び半分。残念半分。

というところでしょうか。

前線に関しては、やはり邦本、金森、平井というところが出てきてほしいと思っていましたが、ウェリントンとの共存を考えると、「邦本 – 金森」ラインが有力そうです。

邦本の課題はスタミナですかね・・・。

これまでも後半は足釣ってしまうことが多いですね。

こうした、攻撃面は形になってきていますので、自信を持てたんじゃないかと思います。

ただ、相手が首位とはいえ、押し込まれすぎたよなと。

前半、最終ラインでパスミスしたせいか、後半のビルドアップはやや消極的だったように思います。

受け身になった感じでしょうか。

自陣ある程度深くても、柏レイソルくらい自信持ってパス回して欲しいところですが・・・。

そうしたメンタル的なところでは弱さを感じてしまったので残念だったかなと。

1 失点目も個人的には、気の緩みだったと思うので。

選手が頑張ってないとは思わないんですけどね。

ただ、すぐそこにチャンスがあるのに、どこか踏み込めきれずに逃してしまう。

という印象を受けました。この試合だけに限らずですけど。

前半高いテンションで戦えただけに、余計そう感じたのかもしれません。

あと、試合中でもどんどん味方を鼓舞する(怒鳴りちらす)大久保を実際にみたからかもしれません。

アビスパの選手もあのくらいとまではいいませんが、もっと気持ちを出すシーンがあってもいいんじゃないかなと。

ライバルたちも順調に勝ち点を伸ばし・・・

確かに優勝争いをしている川崎フロンターレから、勝点 1 とれたのは大きいかもしれません。

しかし、湘南、鳥栖などの降格圏ライバルたちは、アビスパよりしっかり勝点をゲット。

1 試合ではひっくり返らない差がついてしまいました・・・。

負けたのはヴァンフォーレ甲府くらいでしょうか。

それでも、勝ち点差 4 ですからね・・・。

こうなってくると、やっぱり甲府戦の敗戦が痛いよなあと。

次節鹿島戦。

鹿島としてはホームで 1st ステージ優勝を決めたいでしょう。

足元すくってやろうじゃないですか。勝点積み重ねるしか無いんですから。

今日より、面白い試合を期待しています。

最後になりましたが、三門について

ボランチの補強という報道がされているのですが、個人的にはサイドもこなせる「ユーティリティ性」という面も強いのかと。

今日のベンチ入りですが、古部、實藤が不在。

サイドの選手としてベンチに入っていたのは、下坂でした。

實藤は、右だけのようですし、先日なんとか亀川の代役をこなした下坂の方が左右対応できるという判断もあったのでしょう。

古部は怪我してからずっと試合には出ていません。

この状況は、2 人が今季加入して井原監督の期待に答えられているかというと、そうではない可能性が高そうです。

じゃあ、中村北斗が絶対的なのかというと、それも違う気が。

三門の補強はボランチの補強もあるとは思いますが、サイドの選手の補強という面もあるのかなと。

今日のベンチメンバーを見て、ふと思っただけなんですが。

もちろん、ボランチの強化もあるでしょうけど。

個人的には、前への推進力の高いサイドバックが欲しいかなと思ったりも・・・。

まだまだ、残留へのチャンスはあります。

良い補強したいところです。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク