それでもアビスパ福岡は強くなっている。悔しいドローも稀に見る好ゲーム第34節アビスパ福岡 vs 東京ヴェルディ戦

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まさに激闘 4位、5位の直接対決

最後まで。

非常に見応えのある試合でした。

どちらも最初から「絶対負けない!」という意識がかなりぶつかり合っていました。

非常に良い試合だったと思います。

しかし、良い試合だったからこそものにしたかった。

この試合制していれば本当に「2位」という自動昇格が可能性の域を超えて現実として目前に見えたはず。

これ以上上位に離されたくない東京ヴェルディ。

勝てば3位が見えていたアビスパ福岡。

これは、どちらにとっても痛いドロー。

またジュビロ磐田が勝ったというのが・・・。

3位行きたかったなー。

そんな第 34 節 アビスパ福岡 vs 東京ヴェルディ戦の振り返りです。

静かにも見えたアビスパの試合への入り方

両者のスタイルの問題かもしれませんが、試合はアビスパよりヴェルディの方が主導権を持って入った感じです。

アビスパとしては、いつもの感じかなー。

という感じです。

フォーメーションは 4 – 4 – 2。

2015-sec34-avispa-form

最近は 3 バックが続いていましたが、4 バックを選択。

使い分けはもう、板に付いてきたでしょうか。

主な欠場の選手からも濱田の名前が消えてしまいましたが・・・。

怪我はどうなったことやら・・・。

どなたかご存じの方いらっしゃいましたら、ご教授いただけると幸いです・・・。

ちょっと心配な?ウェリントン

この試合に限らずなのですが、ちょっと気になるのは、ウェリントンが試合に上手く入れていない?

と、感じる試合があること。

気のせいであれば良いのですが、何となくなんですけど試合が始まって、何度かロングボールで競り合うと調子が判るというか。

上手く試合には入れているのが判る気がします。

この日の試合は、「あ。気負ってるなー」。

という印象。

審判の相性?

とも思ったりもするんですが、こういう日は審判の判定にエキサイトすることがしばしば。

案の定、この日は何度も審判の判定に大きなリアクションでアピールしていました。

最初は、審判との駆け引き?

と、思っていたんですが、結構ストレートにぶつかっているのでフラストレーションを貯めないで欲しいところです。

こういった態度が審判にどういった印象を与えているかも心配なところです。

とはいえ、試合運びはアビスパの狙い通り?

ヴェルディのスタイルは細かいパスをつなぎながら、スルーパスや長めのボールをライン裏に入れてくるスタイル。

ボール回しが上手いので、セカンドボールの処理もアビスパよりは一枚上手です。

アビスパとしては、なかなかセカンドボールも拾えなかったりでゲーム的には支配されている風でしたが、怖いのはそこにイラつくこと。

そこに付き合ってしまうと、相手ペースになってしまいます。

そういう意味ではしっかり守って、「カウンター」という意識が統一されていたのが前半でした。

ただ、何度か良いカウンターあったんですが、結局前半はノーゴール。

ここ最近、後半で勝負を決めているアビスパ。

そうした流れを意識しているかは判りませんが、

前半カウンターであわよくば 1 点。ノーゴールでも後半勝負

というゲームプランが透けて見える前半戦だったと思います。

城後にキレが戻ってきた

前節、途中出場だった城後。

その前の数試合、ちょっと試合から消えることが増えていました。

ちょいちょい試合中消える城後なんですが、ポイントでは敵陣だろうが、自陣だろうがゴール前に現れて仕事をするタイプ。

それが、数試合消えていたので、コンディションの面で心配していました。

完全休養とは言えませんでしたが、過密日程の一試合飛ばしたことで、調整できたのでしょうか。

この日はキレが戻っていました。

調子の良い時の城後でした。

この試合「アビスパがなぜ負けなかったのか?」という見方をするなら、その要因の一つに城後の復調があると思います。

攻守にわたって存在感がありました。

決定的な場面には必ず顔を出していましたし、後半 75 分にはミートしませんでしたが、アクロバティックなシュートも。

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贅沢言うなら、毎週このくらいのポテンシャルは発揮してほしいところ・・・。

逆に調子が落ちている金森

最近調子を落としていると感じるのは、金森。

試合中攻撃時はウェリントンと縦の関係を作ることが多いんですが、ウェリントンと良いコンビネーションを見たことがありません。

左に展開した時の、亀川との連携は非常によいのですが・・・。

最近、左サイドで開くことが減っている気が。

金森が左に開いて、中に左サイドの酒井が入り込んだ時が良い形ができていたんですが。

金森が左でボールが展開された時にゴール前に張っていることが多く、酒井が内側に入るスペースがないことが多いです。

金森の運動量が落ちているのか、チームの戦略なのか不明ですが、金森が良い形を作れずにいるように見えます。

前半のアビスパの決定的なチャンス

審判にボールが当たって、アビスパ側に有利にボールが出た展開。

ウェリントンが決定的な場面を迎えたんですが、ヴェルディの GK 佐藤のファインセーブ。

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この時、城後が DF を背負って中央へ走るんですが、この姿が無かったんですよね。

しかし、この試合では守備ではスライディングタックルを連発。

ゴール前ではしっかり、デコイ役をこなしていました。

試合展開はヴェルディも、しっかり試合をコントロールしていたアビスパ

試合はセカンドボールが拾えず、ヴェルディ寄りの展開に見えましたが、ほとんど決定機を作らせず。

むしろ、チャンスがあればそこを付く。

という、アビスパの虎視眈々な姿が頼もしく見えました。

本当に、ゴール前で守備で誰がチェックするのか決まらずバタバタしていた前半戦の姿はどこにもありません。

本当に「チーム作り」っていうのは難しいのだなというのと、ちゃんとすればここまで出来るんだなと。

改めて感じました。

後半、アビスパのギアチェンジ

後半 7 分。

これは後半いきなりキター!というシーンをまたしても佐藤にファインセーブ。

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あかん、完全に佐藤が当たってますがな。

このシーンでも城後がしっかりウェリントンの前を走っているんですよね。

後半に入って何がかわったのか?

後半、アビスパの代わった点としては、サイドが完全に押し上げていましたね。

こちら、サイドが上がったスペースを城後がケアするシーンなんですが。

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後半、アビスパはセンターバック 2 枚で守備していました。

そして、サイドバックをかなり高い位置まで押し上げていました。

この形で完全にヴェルディを抑えこみ、前半のように自由にさせていませんでした。

守備でリスクを犯しながらも確実に攻撃を活性化し、相手にそのリスクを突かせない。

こんなパーフェクトな試合運びを見せられたら、否応なしに「勝ち」を意識してしまいますよねー。

解説久永さんも「入ると思った」田村のヘディング

解説の久永さんが、「実況席から見ていて、入ると思った」。という田村のヘディング。

ええ。テレビ画面で見ていても入ったと思いましたよ。

田村の CK からのヘディングシュート。

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しかし、これも東京ベルディ GK の佐藤のファインセーブ。

今日は、ヴェルディにとっても、アビスパにとっても、GK 佐藤に尽きますね。

最後は中村航輔

これまで後半失点が多いアビスパ・・・。

ファジアーノ岡山戦のような試合終了間際の悪夢がどうしても思い返される展開。

CK をカウンターにしようとした結果?

ゴール前で完全に相手にパス。

嫌な予感が現実に・・・!!

と、背筋が凍りそうになるレベルでしたが、中村航輔!

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もう、私の中でも TOP 3 に入るお気に入りの GK ですよ。

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GK が活躍する試合って、スリリングなんですが、今日はどちらの GK も冴えてましたね。

中村航輔はいずれ、A 代表のゴールマウス守る時が来るんでは・・・?

引き分けだったんですが、試合をコントロール出来たことに自信は持って欲しい

無念の引き分け。

また、ジュビロ磐田が勝利したため、2 位との勝点差は「6」。

残り 8 試合となりました。

自動昇格の可能性は十分にありますが、なかなか縮まらないどころか、開いてしまった2位との勝点差。

しかし、この試合これまで「どっちに転ぶかわからない試合」。

が多かったアビスパ福岡でした。

しかし、最近の試合は「自分たちのペース」で試合をできていることが多いと思います。

それは、先制しようが、されようがちゃんと自分たちがやるべきことをやる。

という意識が浸透しているようになります。

理屈通りにいくわけじゃありませんが、「1点取るために自分たちにできること」のプロセスがしっかりできているように思えます。

それは、1点獲っても、獲られても基本変わらない。

という大きな自信として、アビスパの中に浸透しているように見えます。

仮に。アビスパがプレーオフを戦うことになったとしてもこの自信は大きなアドバンテージになると思います。

次節、アウェーでセレッソ大阪との3位、4位対決。

さあ、サクッとまずは3位を明け渡してもらいましょうか。


GIANT KILLING(36)

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