【第 13 節】アビスパ福岡 過密日程最後のアウェー戦。スコアレスドローをどう評価すべきなのか?

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10 戦負けなしクラブ新記録達成ですが・・・

正直嬉しさ半分・・・。

ですよね・・・。

ここまでジュビロ磐田、セレッソ大阪を破り、群馬を大量得点で勝ってチームも上向きなわけですから、現状 16 位に沈む栃木 SC なら・・・。

10 戦負けなしを勝利で飾れるのでは?

と、期待した方は多かったんではないでしょうか。

しかし、結果はスコアレスドロー。

さて、この試合の引き分けをどう評価すべきなのでしょうか。

2 週間で 5 試合という過密日程最後の試合。

栃木 SC のホームへ乗り込んたアビスパ福岡の第 13 節の試合詳細です。

アビスパ福岡フォーメーション

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さすがに厳しいスケジュールもあってか。

昨年フルタイム出場した堤を下げてきました(今思うと、よく昨年はフルタイム出場したな・・・)。

代わりに 3 バックの左に亀川が入っています。

左ウィングバックには前節得点をとっている阿部が入っています。

阿部の動きは前節よかったので、もしかしたらそれもあってこのフォーメーションだったりするのでしょうか。

また、アウェー戦ではベンチ入りすらしない中村北斗がアウェー戦で出場です。

このへんはスケジュールに対する選手のやりくりでしょう。

ちょっと嫌な予感がする金森不在

前節すべてのゴールに絡んだ金森でしたが、この日はベンチスタート。

ターンオーバーもあるので難しいところですが・・・。

ただ、金森が前節で絡んだのはゴールだけではなく「有効な攻撃のほぼすべて」とも言えるくらいの割合です。

これができなかった時のアビスパは3連敗と、辛うじて勝っていた 1 点差の試合ばかりです。

また疲れもあるでしょうから、できれば早い時間帯で得点したいところですが・・・。

今日のアビスパは点をとれないのでは・・・?

という嫌な予感は試合前からありました・・・。

栃木 SC のフォーメーション

20150509-tochigi-form

前節からだいぶ選手を入れ替えている 栃木 FC 。

けが人も多く、特に DF には負傷者が多いとのこと。

できればそういった「弱み」に漬け込みたいところですが・・・。

前節、そして今節とそれぞれ 5 人を入れ替える総力戦。

けが人もあると思いますが、人の入れ替えだけ見るとこのスケジュールの中では思い切って先発を入れ替えられているという印象を受けます。

ちなみにこちらが前節の栃木 SC のスターティングメンバーです。

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だいぶ入れ替わってます。

単調な立ち上がり?

試合開始から、アビスパ福岡は予想通りのロングロールの連発・・・。

ピッチレポーターから井原監督が濱田へ「細かく回せ」という指示がでているということでした。

別にロングボールが悪いわけじゃないんですが。

ただ、ちょっと単調になりすぎてる気が。

また、栃木もアビスパと同じように「まずはブロックを作る」ところから守備に入ってきます。

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アビスパがセンターハーフ付近でボールを保持してもチェックしてきません。

どちらかというと、このへんで出てきてもらった方がアビスパとしてはやりやすい気が・・・。

完全に引かれた相手にアバウトなロングボールをいれても、さすがの中原貴と、酒井でもなかなか競り勝てません。

城後の裏への飛び出しも、なかなかスペースがとれません。

アビスパの攻撃ってそんなに金森頼みだった?

と、思ってしまう展開ですが、金森が居ないならいないで構築できていたのが「左サイドアタック」。

なんですが。

このキーマンは、亀川です。

ただ、亀川はこの日 3 バックの左に居ます。

もちろん、阿部だって負けてないと思います。中村北斗不在の時は、右に回る亀川。

その時、左を支えているのは阿部です。

ただ、もう一枚この日左サイドアタックに欠けているのが、堤です。

アビスパが攻撃を押し込んだ際に堤は攻撃参加のため、かなり上がってきます。

こぼれ球を拾ったり、戻すパスの受け手になったり、そこから精度の高いクロスを上げたり。

これは余り目立ちませんが、アビスパの攻撃のテンポと厚みを生み出してると、個人的には見ています。

初勝利を上げた熊本戦などでもそういった動きがあったんですけどね・・・。

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正直、亀川はこういったことをする選手ではないと思います。

そういった点で、今日はメンバーはある程度同じであるものの、結構いつもとは違う試合構成になりそうです。

中村北斗、コンディション悪い?

アビスパの左サイドアタックにはオプションとして、サイドチェンジがあります。

この日もそうしたプレーが無いわけじゃないんですが・・・。

中村北斗の体が重そうに今日は見えました。

攻撃の時はもっと仕掛けるイメージあるんですが。なんか無難な選択が多かった気がします。

気のせい・・・かもしれませんが。

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ただ、前半のチャンスらしいチャンスはこのサイドチェンジから。

サイドチェンジで起点を作って、鈴木惇のクロス。

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ヘディングで競ったのは、阿部でした。

前節から阿部のウチへの切り込んでくる動きはチャンスにつながることが多いです。

こうしたプレーを見てると、亀川と左で 2人 を同時起用すると面白いんじゃないかなー。

と、思ったりするんですが。

井原監督はもう 4バックは頭にはないのでしょうか。

調子が良い以上、無理に変える必要もなさそうですが。

気になる神山のハイボール処理

岐阜戦で低パフォーマンスを披露してしまった神山ですが・・・。

エリアを飛び出したハンドのほうがインパクト強い感じですが、個人的にはこの試合でハイボールの処理を何度か失敗していた方がかなり気になってます。

実際、失点にもつながっていますし・・・。

そしてこの日も。

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フリーキックからのクロスに飛び出すんですが、ボールに触れず。

Gk がゴールから飛び出したのなら、すくなくとも触るのが絶対条件でしょう・・・。

ボールが逸れたからよかったものの。

同じようなミスを繰り返しているような・・・。

磐田戦で活躍した GK 中村航輔はこの日も怪我でベンチに入っていません。

磐田戦で中村航輔を先発させたのは、岐阜戦での神山のパフォーマンスに不満があったからだったと思います。

ただ、それは神山を奮起させる意味での先発交代だったのか。

それとも、次の GK への移行を前提とした中村航輔の先発だったのか。

井原監督は今後、正 GK についてどう考えるでしょうか。

もしかしたら今後、守護神交代ということもあるかもしれません。

前半を見る限り過密日程の疲労が・・・

なんだかんだやっぱり疲労があるなー。

と、感じさせる前半でした。

要所要所で、なかなかスピードアップできないアビスパ福岡。

前半でこの感じだと、これはいよいよもって得点が遠くなるのかなと。

後半これで大丈夫かなとおもっていたら・・・。

後半は完全に栃木ペース

後半はどう考えても栃木ペース。

押し込まれるし、クロスに対してちゃんと人が付けなかったり。パスミスからピンチを招いたり。

この 2 週間で 5 試合という連戦の最後でアウェー戦。

それも中 2 日で隣県ならまだしも、福岡から栃木へ移動ですから。

まあ、仕方ないといえば仕方ないのか。

それでも相手も同じ条件で連戦しているのだから「だらしない」と言ってしまうのか。

そこでこの試合の評価も別れると思います。

単純に試合内容だけ見てしまえば、厳しい評価がついてしまうでしょう。

中々攻撃を組み立てられないのを見てか、後半途中から金森を投入しましたが、良い形は作れませんでした・・・。

中原貴や城後もいつものように攻撃で顔を見る回数が少なかったように思います。

酒井が前線で気を吐いていましたが、ちょっと焦っているようで空回り気味にも見えました。

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個人的には「負けなくてよかった」

個人的には、2 週間で 5 試合というスケジュール。

それも、最終戦が中 2 日で長距離移動ということを考えれば「負けなくてよかった」です。

また、攻撃面でも守備面でも苦しい時にどうするのか。

課題も出たと思います。

そしてなにより、選手たちが引き上げる際、誰も満足そうな顔をしていなかった。

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ということが一番良かったかなと。

きっと次へつなげてくれるだろうと、感じました。

少なくとも、今季開幕戦で感じたような「弱々しさ」や昨年最終戦で負けておきながら笑って記念撮影してしまうまるで遊び感覚のような雰囲気は微塵もありませんでした。

次節からも戦えるチームであるのなら、この日の引き分けは無駄ではないと思います。

まずは連戦の疲労を取って、次節はホームに帰ってファジアーノ岡山戦です。

次は再びキレのあるプレーを期待しています。

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