プレーオフを前に2015年シーズンのアビスパ福岡を振り返る

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プレーオフに向けて 2015 年のアビスパ福岡をおさらい

2015 年 J2 リーグ アビスパ福岡の最終成績は「3位」となりました。

惜しくも自動昇格とはなりませんでしたが、昨年 16 位だったことを考えると大躍進といっていいでしょう。

とはいえ、ここに至るまでは決して順調ではありませんでした。

2011年シーズンに J1 から降格。

2012年から J2 で戦うこととなったアビスパ福岡。

しかし、順位は低迷し 2014 年シーズンまで 2 桁順位を推移。

まさに「低迷期」。

経営面でも本当に「アビスパ福岡」が消滅する危機に・・・。

そんなアビスパ福岡がどうやて、2015 年の躍進したのか。その道のりを振り返ります。

消滅の危機を乗り越えたアビスパ福岡

アビスパ福岡の躍進は、2015 年に突如として起きたわけではありません。

2013年、2014年から徐々にその動きは起きていました。

その最初の動きは、「経営危機」に端を発していました。

本当に危なかったアビスパ福岡

アビスパの経営問題は、「アビスパ福岡」が誕生した時から慢性化していた問題でした。

なので、この数年だけの問題ではありません。

しかし、いよいよ本格的に危い状況に入ったのがこの2013年〜2014年でした。

そのきっかけは、2013年に交付された「2014年の J リーグクラブライセンス」。

アビスパに交付されたライセンスは「個別通知」という「経営の改善」を促す通達が添えられていました。

そして、ここからアビスパの厳しい経営状態が次々と明るみになります。

2013 年すでにアビスパ福岡の台所事情は火の車。

同年 5 月から借金を繰り返し、なんとか経営を回している状況。

10 月には新規借入すら出来ない状況に陥ったアビスパ福岡は、同年11月末で 5000 万円の運転資金がショートする事態に。

選手の給与遅延。

Jリーグからの借金、勝点10の喪失。

チームの消滅。

様々な最悪の事態が想定されました

アビスパ福岡の誕生に際し、協力した企業は一向に改善しなかったアビスパの状況から再度の支援を拒否。

頼みの綱を失い、いよいよ危機に陥ったアビスパ福岡。

その状況を救ったのは、有志による「募金」と「ふくやの明太子販売」による支援でした。

地元の支援や全国のサッカーファンの支援を受けなんとか、この経営危機を乗り切ったアビスパ福岡。

この事件をきっかけに経営陣を刷新ししたものの、すぐには根本的な経営問題の解決に目処は付かないまま。

翌年 2014年 2月には、9月に行われるライセンス審査までに債務超過を解消できる目処の立たない唯一のクラブという事態が判明。

再びクラブ存亡の危機を突きつけられます。

事態を急転させたシステムソフトの増資

ライセンス審査が行われる9月直前、アビスパが転機を迎えます。

8月29日付けでアビスパ福岡へのシステムソフトの資本参加が正式決定。

これにより債務超過を解消したアビスパ福岡はようやく2015年の J リーグ参加の目処をつけることが出来ました。

システムソフトの資本参入がなければ今シーズン J2 にアビスパ福岡は居なかったかもしれません。

さらに、システムソフトの親会社であるアパマンホールディングスから新たに経営陣を迎え、経営基盤を固めて行きます。

新体制を迎えた経営陣は、ここから次々とスポンサーを増やして行くことに。

2014年3月には88社しかいなかったスポンサー数を次々と増やし、2015年のシーズン終了時には、1,000社を越すスポンサーと契約。

アビスパ福岡の快進撃は、2014年の夏から始まっていたといってもよいでしょう。

2015年 井原新体制スタート

シーズン途中に発表されたマリアン・プシュニク監督の解任。

経営危機の中、選手の補強もできず監督としても非常に難しい舵取りだったと思います。

「来シーズン」はアビスパには来ないかも知れない。

そんな経営状況の中、2 期監督を引き受けてくれたプシュニク。結果は出ませんでした。

しかし、試合中に見せる激しい姿とは裏腹に、会場入り口に集まったサポーターと一人一人ハイタッチ。

試合開始前にはバックスタンドに足を運んで再びハイタッチ。

サポータへの気配りを忘れない監督でした。

そして、ファンに愛された監督でした。

解任発表時には発表時期の中途半端さもあり、サポーターからも不満の声が上がりました。

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とはいえ、明らかプシュニク時代の課題は守備。

多すぎる失点が勝点を積み上げることのできない状況を作っていました。

またクラブの財政難もあり、チーム力の強化もままならず。

非常に厳しい状況だったアビスパ福岡。

そんな中、招聘された井原監督。

サポーターには愛されたプシュニクでしたが、選手との亀裂を報じられる一面もありました。

疑問視された監督と選手のコミュニケーション能力。

失点を繰り返す守備には、疑問の声がありました。

その反動からか次期監督には日本人かつ、守備の再構築を託せる監督が望まれました。

「アジアの壁」と呼ばれ DF としての豊富な経験。Jリーグ創世記のレジェンドとしてのカリスマ性。

井原監督はその条件にマッチした人選だったといえるでしょう。

しかし、柏レイソルでのヘッドコーチ経験はあるものの、これまで監督としての経験のない井原監督に対して経験不足を心配する声もあり、井原監督のチーム作りはシーズン前から注目でした。

徐々に見え始めた井原イズム

井原監督がどういったチーム作りをするのか。

シーズン前からアビスパサポーターにとって最大の注目はその一点に集まりました。

経営の安定したアビスパは選手獲得もこの 2 シーズンとは違い積極的に行いました。

アビスパ復帰組の SB 中村北斗、DMF 鈴木淳、DMF 末吉隼也と J1 のアビスパを知るメンバーが復帰。

さらに期限付き移籍で、湘南からは SB 亀川、柏レイソルからは GK 中村航輔がとアンダー世代の代表選手が加入。

浦和レッズからは CB 濱田水輝が加入。

特別指定選手だった DMF 田村も正式加入し、ディフェンシブな選手の補強は課題の守備への取り組みを早速、感じさせるものでした。

攻撃面ではベテラン 中原貴之を獲得。この数年財政難から動きの鈍かった補強も活発化し、この3年とは違うということを実感。

これまでとは違うアビスパの姿に、徐々に期待値も上がって行きました。

井原イズムの片鱗を見せた New Year Cup

2015年に新設された New Year Cup 。これが2015年の始まりでした。

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シーズン前であり、新監督になってまもないアビスパ。

チームとしてまだ土台作りの時期に合ったチームは昨年と大きく違う姿をみせることは出来ませんでした。

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しかしこの時から、井原イズムの片鱗は見ることができました。

プシュニクの頃のような高い位置からのアグレッシブ(無謀とも言える)プレッシングを捨て、しっかり構えて守るスタイルをへ。

守備へのアプローチ」が大きく変わっていました。

プシュニク時代から見受けられた、個人レベルでの守備でのルーズさはまだ払拭されないものの・・・。

新しいアプローチはは「新星アビスパ」を感じさせるものでした。

悪夢の開幕 3 連敗

生まれ変わろうとしているアビスパへの期待は、徐々に大きくなっていきました。

1万人を越えるホーム開幕戦。

新しいアビスパ福岡を見ようと集まったお客さんを前に最悪の結果が。

開幕戦ホームで 1 万人を超える入場数を記録しながら、京都サンガに 1 – 3 で敗戦。

蓋を開けてみると攻撃どころではなく、守備すらままならないアビスパ福岡がそこにはありました。

守備も連動せず、攻撃も機能せず。

選手も落胆したと思いますが、見ている方としても期待が大きかっただけに、覇気のない姿にはショックを受けました。

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ついにJ2開幕です。井原監督公式戦初陣 ということで、今日は可能ならスタジアムへ行きたかったんですが、行くことができず・・・。 ...

昨年の順位を考えたら本当に、J3 降格あるんじゃないかと。

経営基盤がようやく整ったはずなのに、勝てないチームに失意を感じざる得ませんでした。

そして、3連敗。序盤とは言え順位は最下位。

クラブの状況が好転しても、何も変わらないのか・・・。

今年もダメか・・・。

結果からすれば、そう思ってもおかしくないシーズン序盤。

しかし、このチームはきっと良くなる。

3連敗ながら、徐々にチームの形が見え始めていました。

前半戦のアビスパの快進撃を支えることになる中原貴之1,2試合目の連続ゴール。

そして、今のアビスパの土台とも言える「守備から入る」。

という形が生まれたのもこの連敗中の第3節で採用した 3 バックからでした。

アビスパ福岡開幕 3 連敗もわずかな希望
この 1 敗をどう見るか?守備に拘た末の敗戦 U - 23 日本代表への招集でアビスパ福岡から 2 名選出されています。 SB ...

守備に集中することで生まれた活路

井原監督はシーズン前「4バックと3バックを使い分ける」と明言。

しかし、3 節以降 4 バックを封印。

状況によっては 5 バックともとれる 3 -5- 2 で守備を再構築。

そして、第 4 節のロアッソ熊本戦で今シーズン初勝利。

【アビスパ福岡】ロアッソ戦に勝利!連敗脱出。連敗中とは何が違ったのか
アビスパ福岡、ようやく連敗脱出 今季初となる「九州ダービー」ロアッソ熊本戦。 昨年は 2 戦 とも敗戦したチームだけに、ここで更...

ここからアビスパの本当の快進撃が始まります。

4月の GW の連戦へ負け無しで突入。

北九州戦では、ようやく「勝てた」から「勝ちにいった」といえる試合運びも見せました。

【第8節】アビスパ福岡理想的な試合運びでダービーマッチを制す
雨の中のギラヴァンツ北九州戦 大分に引き続きバトルオブ九州の連戦。 その中でも同県の対決となるアビスパ福岡 vs ギラヴァンツ北...

そして、上位陣との対戦となる GW の連戦。

まずはジュビロ磐田を 1 – 0 撃破。

【第 10 節】アビスパ福岡 vs ジュビロ磐田戦これはしてやったりでしょ!狙った通りの展開?で磐田を撃破!
ジュビロに勝つならコレしか無いでしょ というまさに狙ったどおりの試合展開。 クリーンシートの 1 - 0。 アビスパ福岡が...

この時、GK は今シーズン初出場の中村航輔。ファンにセーブの連発でチームを鼓舞。

神山を喰ってしまうのっでは?という予感はここからありました。

さらに、セレッソ大阪をも 1 – 0 で撃破。

【第11節】もうまぐれとは言わせない!アビスパ福岡がセレッソ大阪を得意の 1 - 0 で撃破!
アビスパ福岡がジュビロ磐田に続いてセレッソ大阪を撃破 J2 の中では比較にならない戦力を持っている 2 チームを立て続けに撃破。 ...

今シーズンを象徴する「ウノ・ゼロのアビスパ」が爆誕。

群馬戦では 4得点を奪い攻撃面での改善されていることを証明。

開幕からなかなかフィットしなかった金森が輝きを放ちました。

【第12節】金森健志 に MOM をアビスパの4得点を支えたプレーに賞賛を。
ついに攻撃陣が爆発 心配していた GW の連戦。 連休のスケジュールの厳しさも心配ではありますが。 井原監督が新監督に就任...

そこにはもはや開幕で見せた「頼りないアビスパ」の姿は消えていました。

その後、11 試合連続無敗のチーム記録を更新。

数年ぶりに地元ローカルでのテレビ放送が入るなど、一気にアビスパ福岡に注目が集まりました。

福岡で人気急上昇中!?今季のアビスパ福岡が5分で判るまとめ。
アビスパ福岡、盛り上がってきてすよね? 5月21日現在、アビスパ福岡は J2 で5位。 開幕3連敗でシーズン当初はどうなる事かと...

再び苦しい時期も

讃岐戦の敗戦で連続無敗記録がストップすると、勢いに陰りの見え始めたアビスパ福岡。

ここからなかなか勝ち切れない試合が続きます。

無敗記録がストップした5月24日の讃岐戦の敗戦から7月18日の大宮戦まで2勝4敗4分。

勝点を伸ばせない苦しい展開が続きます。

その間、DF 陣に怪我人が続出。

これまで守備を支え、セットプレーでは得点源となっていた濱田水輝がヘルニアの影響で離脱。

イ・グゥアンソンも短期ながら怪我で欠場するスクランブル状態。

サイドバックの亀川がセンターバックに入るなど、急造の DF での試合が続きました。

さらに大宮戦では、これまでアビスパの生命線だった守備が機能せず、1 – 3 での敗戦。

連戦が続く夏の厳しい戦い。今だからこそプシュニクの言葉をもう一度。第 24 節アビスパ福岡 vs 大宮アルディージャ
アビスパにはもうちょっとチャレンジがあっても良かったかも・・・ 1 - 3 で敗戦。 敗戦は残念なのですが、もっと大宮相手にチャ...

プシュニク時代に繰り返されたシーズン前半はプレーオフ圏を狙える位置にいながら、終盤失速し終戦する。

そんな「夏場に失速するアビスパ」の悪夢が再び・・・。

例年通りだったら、失速してしまったのかもしれません。

しかし、本当にアビスパが生まれ変わったのはここからでした。

ウェリントンの加入

これまでワントップは中原貴之が務めていました。

常に体をはるプレーと、高く滞空時間の長いヘディングでアビスパの前線を支えました。

【第18節】中原貴のプレーに涙が止まりません・・・。まさかの同点劇で勝点1を死守。アビスパ福岡 vs ジェフ千葉戦
負けなかったことはすごく良かった・・・ このジェフ戦からツエーゲン金沢、V・ファーレン長崎と、上位陣との連戦となるわけですが。 ...

得点でも前半戦チームトップの結果を残し、間違いなくアビスパ福岡の前半戦を引っ張った存在でした。

しかし、30歳を過ぎベテランの域の中原貴之。

膝の状態も心配されるコンディション。

典型定期な CF タイプ不在のアビスパは前線の強化のために、湘南ベルマーレで活躍したウェリントンを獲得。

ウェリントンが加入してアビスパ福岡は守備が強くなる?
ウェリントンがアビスパ福岡に合流 6 月 9 日に来日するという元湘南のウェリントン。 昨年の湘南で20ゴールを上げて、J2 得...

前線の強化を図りました。

ワントップとして圧倒的なフィジカルで前線を支配するウェリントンは相手 DF の驚異に。

さらには、ブラジル人とは思えないチェックバックはアビスパの守備をさらに安定させました。

アビスパ福岡の新星 田村 友

更に新しい若い力も台頭しました。

アビスパの今シーズンの躍進を語る上で若い力は無視できません。

DF 陣に ケガが相次ぐ苦しい時期にルーキーの田村が DF として安定した活躍。

アビスパ福岡に流れ始めた若い力。次の世代へバトンを渡す時期が来ているのでは?第 25 節 京都サンガ戦
DF 陣緊急事態!? 前節の大宮アルディージャ戦で3トップの右で先発した亀川。 そりゃないでしょ!? と、思っていたんです...

一気にレギュラーポジションを獲得しました。

そして、GK も神山から中村航輔が先発へ。

若い力がアビスパに新しい力を注ぎ込みました。

覚醒するアビスパ福岡

8月には、ジュビロ磐田を最高の形で撃破。

ジュビロ磐田相手に理想的ともいえる内容で完勝!これはまさかの自動昇格もあり得る!?第 29 節 アビスパ福岡 vs ジュビロ磐田
ジュビロ磐田を再び撃破 シーズンも徐々に終盤へ向かい始め、頭ひとつ抜けた大宮アルディージャ以外は未だ混戦模様。 そんな中、ツエー...

この頃にはシーズン当初井原監督の掲げていた 4バック が復活。

アビスパの戦いが徐々に成熟度を増してきました。

しかし、今シーズン下位に沈んだ大分トリニータに勝ちきれなかったり。

ウェリントンの存在にいよいよ姿が消える城後。井原監督はKINGにもメスを入れるのか。第 27 節 アビスパ福岡 vs 大分トリニータ戦
負けなくて良かった試合なのか。痛いドローなのか 前節 V・ファーレン長崎に引き続き、この日は大分トリニータとの九州ダービー。 今...

最高の形で勝てたジュビロ戦のあと、攻撃の形を見失ったり。

ファジアーノが示したアビスパへの勝ち方。昇格争いから一歩後退。今後の課題をつきつけられた【第30節】アビスパ福岡vsファジアーノ岡山
昇格争いは混戦状態。引き分けでも厳しい戦いが続きますが・・・。 ジュビロは徳島戦に勝利。 ヴェルディは愛媛に敗戦(この愛媛が不気...

良い悪いを繰り返しながら、成長を模索して行きました。

徐々にアビスパの強さが本格化してきたのは、9 月 27 日の東京ヴェルディ戦。

それでもアビスパ福岡は強くなっている。悔しいドローも稀に見る好ゲーム第34節アビスパ福岡 vs 東京ヴェルディ戦
まさに激闘 4位、5位の直接対決 最後まで。 非常に見応えのある試合でした。 どちらも最初から「絶対負けない!」という意識...

それまでは様々な場面で「アビスパ福岡」を模索するシーンが続きました。

しかし、この東京ヴェルディ戦を引き分けるものの、本当に試合をコントロールして「勝ちきる」チームの姿が徐々に見えてきました。

個人的にはこの試合がアビスパ福岡が本当に強くなったターニングポイントだったと思います。

そしてここから破竹の8連勝かつ、11戦連続無敗記録を更新する12戦連続無敗記録でシーズンを終了。

蝶のように舞えずとも、蜂が突き刺した一撃。セレッソ大阪を下し3位浮上!貫き通したアビスパ福岡のスタイル
今シーズン初めてジュビロの後ろ姿を捉える シーズン第 3 節では最下位に沈んだアビスパ福岡。 しかし、そこから順位を上げついに今...

途中、セットプレーからの精度の高いボール供給と、ボランチの位置からゴール前でに飛び込む動きでチーム得点王になった鈴木惇。まさにチームの心臓だった鈴木惇がケガで離脱しても、アビスパの強さに変わりなし。

金森もケガで離脱し、攻撃の選手を欠く事態にもなりました。

もう一度確信を持って言えます。本当にアビスパは強くなりました。残り4試合全勝するしかないでしょ!
3 - 0 で徳島ヴォルティスを撃破 アウェーの徳島ヴォルティス戦。 前節、首位大宮アルディージャを撃破してかろうじてプレーオフ...

しかし、出番の少ない選手たちも着実に力をつけていました。

MOM は中原秀人しかいない。愛媛 FC  に勝利!チームを支える黒子にアビスパ福岡の強さを見た
初のプレーオフ進出を目指す強敵「愛媛 FC」 一年間長いシーズンがようやく終わろうとしています。 残り試合 2 試合。 大...

アビスパ福岡は本当に強くなりました。

残念ながら、シーズン終了間際の大逆転劇はなりませんでしたが、終盤戦の快進撃で 3 位でシーズン終了。

プレーオフ初戦は今シーズン 2 戦 2 引き分けの V・ファーレン長崎。

本当の決着をつける舞台が大一番となりました。

決勝は、セレッソ大阪と愛媛の勝者。ここを勝ち抜いて初めて J1 となります。

これが終わりじゃない

プレーオフに勝てば、J1 へ復帰します。近年 J2 からは 3 チームが J1 へ昇格します。

しかし、下位の昇格組はあっという間に j2 へ追い返されているのも現実。

J2 昇格組が1年で降格してしまう現実。プレーオフの見直しは必要なのか?
J2 プレーオフの意義とは? J1 の下位 3チームが確定しました。 今季降格するのは、 松本山雅 FC モンテディ...

アビスパが昇格しても残留は簡単な道のりではないでしょう。

仮にプレーオフで勝ち上がれなかったとなれば、それはまだ J1 の力がないということでしょう。

もちろん、J1 へ上がって欲しいですが。

どんな結果であろうと、先に進むためには結局「強くなる」必要があるんです。

そしてアビスパにはその余地が有り余るほどあると思います。

今シーズンの成長を見ていれば、来シーズンはもっと強くなれると確信できます。

ちょっと話しが逸れますが。

私の出生の地である鹿児島にようやく J のクラブが誕生しました。

鹿児島ユナイテッド J3 昇格正式決定!
ほぼ間違いなしとは言われていましたが・・・ 11月17日の理事会にて、正式に昇格が承認され鹿児島ユナイテッドが晴れて、J3 参戦決定で...

プロ野球は全国に 12 球団しかありません。

しかし、サッカーは全国に J に参戦する事を目標にしたクラブがあります。

自分の育った地域に生まれたクラブを応援できる。

これって、すごく素晴らしい事だと思います。

今住む福岡市にはアビスパ福岡があります。

なくなってしまう寸前まで追い込まれましたが、今また輝き始めました。

そりゃ強いことに越したことはないです。

今シーズン、大幅に入場者数が増えたのはプロモーション活動だけが要因ではないです。

アビスパが勝てるようになったことが大きいと思います。

プロなんだから勝ってなんぼです。

でも、「この街でみんなと一緒に成長しているクラブがある」。そんな喜びをもう一度噛みしめながらプレーオフは応援したいと思います。

そして、来年もまた応援したいと思います。

その時は、もう一つ上の世界を見せてくれると期待しています。

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コメント

  1. いとぴん より:

    めんたいで支援いただいたのは、「ふくや」さんです。大事なとこなので、早めの修正をお願いします!