鹿児島県民は宮崎県の都城市を鹿児島だと思っている?

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都城市は鹿児島県?

鹿児島と、宮崎の比較記事がマイナビニュースに出ていました。

自然、方言など共通点も? – 宮崎県と鹿児島県出身者に地元事情を聞いてみた

この中で鹿児島県民と宮崎県民にお互いの県をどう思っているかなどが掲載されていますが、ちょっと気になった箇所が。

続いて親しみを感じる都道府県について鹿児島県からは、「方言が似ている」という理由で「宮崎県」が多く挙がっていた。義妹によれば、特に宮崎県の都城市と鹿児島県の方言がそっくりで、「イントネーションも全く一緒」ということだった。

とあるんですが、これは鹿児島県民としてちょっと個人的に違和感を感じます。

鹿児島が親しみを感じているのは宮崎ではなく、都城市?

都城市とは、鹿児島と宮崎の境にある都市です。鹿児島と隣接している地域でもあります。しかし、この都城、ちょっと変わった歴史を持っています。

もともとは薩摩藩

wikipediaによると、

都城は薩摩藩領であったため鹿児島弁に極めて近い諸県弁を話すなど、薩摩の文化を色濃く残している

そう。現在の宮崎県都城市の一帯は、かつては薩摩藩領だったのです。

言ってしまえば、「元鹿児島」です。なので、これは似ているとかではなく、「同じ薩摩」です。

鹿児島と似た文化を持っているのではなく、「鹿児島の文化」をもっているわけです。

この土地は室町時代から「島津氏」が治め、江戸時代になっても薩摩藩の私領として島津家から分家した「北郷氏(都城島津氏)」が治めています。

そうした歴史もあってか、廃藩置県の後は数年だけ「都城県」だったことがあります。

その後、宮崎県ができる際に、一緒なっていますが、1つの県としてやっていたこともある都市。それが都城なんですね。

また、鹿児島のローカルデパートに「山形屋」というのがあります。(熊本でいう鶴屋、福岡でいう岩田屋)

ローカルのデパートですので、基本鹿児島県だけにあるのですが、この都城にには宮崎県にもかかわらず「山形屋」が存在するのです。

マイナビニュース記事からもわかるように、「鹿児島弁」が普通に通じる地域でもあります。

「うん、それってもう鹿児島じゃね?」

と、言いたくなる都市、それが都城なのです。

そして、実際の鹿児島人は、そう思っています。

よって、この記事の「宮崎県に親しみを感じている」というのはちょっと違っています。

宮崎県に親しみを感じているというよりは、「都城をいまだに鹿児島だと思っている」

というのが正しい解釈?なのです・・・。

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