博多の片隅で震えるライオンズファンという生き物

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皆さんは知っていましたか?

九州にある博多県という国には、この地域では絶滅危惧種に指定されている「ライオンズファン」という珍しい生物が住んでいます。

関東の一部にやや大きな生息圏が観測されますが、全国的にも生息例の少ない生物です。

特にこの博多県では減少の一途を辿り、現在では見かけることすら珍しい生き物となってしまいました。

本来はこの博多県に多く生息していたと言われるライオンズファン。

それがなぜ、ここまで減少してしまったのかは多くの学者たちの間でも大きな謎とされています。

現在の博多県といえば九州全域に生息する博多県の象徴ともいえる「ホークスファン」を思い浮かべることでしょう。

そんな場所でライオンズファンが生きている訳がない!

と、驚くかも知れませんが、今日も玄界灘の潮風に絶えながら厳しい環境に立ち向かっています。

そんな厳しい環境に身を置く博多県のライオンズファン。

しかし、秋になると追い討ちをかけるように厳しい環境が待ち受けています。

この時期になると、ホークスファンは「優勝セールはいつなの?」という不思議な鳴き声を上げ始めます。

博多県に生息するライオンズファンはこの鳴き声をとても苦手としています。

普段はとくに興味もないように振る舞う
ホークスファンも存在しますが、この時ばかりは一斉に「優勝セールまだ?優勝セールまだ?」と鳴き始めます。

博多県ではこれを「優勝感謝セール」と呼び秋の風物詩としています。

しかし時折、偏西風の関係でまったく鳴かないことがあります。

昔の人はこれを、「荒れるストーブリーグ」と呼び、不吉な前兆として恐れていました。

民間の伝承では、鬼が山の上から低い声で「来年は、他の球団からもっといい選手をとれ!」と叫ぶ。

と、伝えられています。

この伝承は関東ある地域にとてもよく似た話が残っており、この伝承はある一つの話が元になっているのではとないかという説もあります。

孤独に耐える博多県のライオンズファン

今年は、だいぶ早い時期から「優勝セールまだ?優勝セールまだ?」と各地で多くのフォークスファンが鳴き声を上げ始めました。

この地域に長年住む老人も

「こんなに早く鳴き始めるのは過去に経験がない」。

と話してくれました。

そんな中、ライオンズファンはどうしているのでしょう?

個体数の少ないライオンズファンは群れをなすことは少なく、博多県各地に姿をくらます様に生息しています。

時折、関東から渡ってくる遠征を見に「ヤフオクドーム」と呼ばれるホークスファンの巣に顔を出しますが、そこでの凄惨な結果に、意気消沈し徐々に足を向けなくなるという習性が観測されています。

その時、ごくわずかな個体はライオンズファンでなくなると言われています。

今、ライオンズファンの個体数を減らす主な原因とされています。

そして、生き残ったライオンズファンは「優勝セールまだ?優勝セールまだ?」という鳴き声をじっと身を潜めながらこの季節が終わるのを待ち続けます。

この時期、ホークスファンはその個体を増やすと言われています。

普段は表に出てこないホークスファンがいると言うのがもっぱらの研究結果です。

しかし、一部の研究者はこれを「ニワカ」として、明確に分類しています。

多くの生物にみられるクライマックスシリーズでもしかしたら?が観測できない不思議な一面も

ライオンズファンの特徴として研究者の間で議論になるのが、この時期にやってくる「クライマックスシリーズもしかしたらあるかもよ」についての議論です。

他の生物ではこの時期ある状態になると「クライマックスでもしかしたらひっくり返せるんじゃね?」と色めき立つ傾向が見られます。

しかし、ライオンズファンにはこの傾向がないのではないかと言われています。

ある研究者は

「ライオンズファンは自分たちの惨状を想像以上に良く把握している生物です。特に今年の投手陣の惨状を見る限りとてもじゃないが、勝てる気がしないと気がついているのでしょう」

と、説明してくれました。

その後何気ない会話して、別れようとしたとき、その研究者が最後にこう付け加えました。

「よく考えてみてください。投手の中で一番良い防御率が十亀の3.80点台ですよ?」

その時の彼の笑顔がとても印象的でした。

冬眠に入るライオンズファン

そんなライオンズファンはこのつらい時期を乗り越えると静かに冬眠に入ります。

この時期他の生物たちは、活発に動く移籍市場に注目しますが、お金のない事を知っているライオンズファンは静かに冬眠に入ります。

新たに入ってくる選手は誰もいません。ただ、出て行く選手が現れないことを切に願い続けます。

そして、今年活躍した若手が来年の春更に成長している事を期待しながら、来年こそは!と、淡い期待を抱くのです。

彼らの希望は、「人が去っても若手が伸びてきてくれる」という点にあるのです。

来年の春こそは・・・!

厳しい環境で小さく身を縮めるライオンズファンの姿はどこか神々しさすら感じ、私の頬を涙で濡らします。

彼らに暖い春、そして秋のこの時期、街を、博多県を、自由に闊歩する日がくるのでしょうか。

秋の玄界灘の潮風にも負けない、大きなライオンズファンの姿をまだ私は微かながら、想像することができます。

それは、これから先も続くであろう試練に打ち勝つ唯一の望みなのです。

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