openSUSE Tumbleweed をインストールして最初にやったこと

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openSUSE Tumbleweed へ移行しました

Ubuntu系のディストリビューションを使っていましたが、「openSUSE Tumbleweed」へ移行しました。

両者ともにデスクトップ環境に「GNOME」を使っているので、デスクトップ上の操作感はほぼ一緒ですが。

「GNOME」で1点注意。

最初に考えないといけないのが、GNOMEでも「Xorg」を使うか「Wayland」を使うかを考える必要があります。

もし、スクリーンキャプチャを取ったり、画面の録画をしたりというニーズが多い場合は「Xorg」を推奨します。

Waylandを使用する場合は、そのままログインしてよいのですが、「Xorg」を使う場合はログイン時に「歯車」のアイコンをクリックすると選択できます。

一度選択したら、意図的に変えない限り「Xorg」がデフォルトになります。

この記事を書いている2018年7月8日現在では、デスクトップ上のスクリーンキャプチャや録画などのアプリが「Wayland」に対応しきれていません。

キャプチャとっても真っ黒だったりします(デフォルトのキャプチャは動いてますが、それ以外はほぼアウト)。

この辺のツールを使っている方は要注意です。これは、UbuntuもGNOMEを採用しているので状況としては同じかと。

今後はWaylandが主流になると思うので、しばらくは様子見ながら「Xorg」でのちのち環境が整えば「Wayland」を選択することになるでしょう。

個人的にはキャプチャやデスクトップを録画する機会が多いので。

Packman リポジトリを使うのか?

あと、動画関係のアプリケーション(VLC)とかを利用する場合にも最初でひとつ決断をしておく必要があります。

それは、Packman リポジトリの使用です。

これは、openSUSE公式のリポジトリではありません。よって、公式サイトからは認められていないアプリケーションが含まれています。

使用すうるということはそのリスクをある程度認識した上で。となります。

Ubuntuと同様に使いたいなと考えるなら、Pcakma リポジトリは最初から使うことを想定しておきましょう。あとから追加しても良いですが、openSUSE公式側とアプリケーションがかぶっていることがあります。

混同して使うと依存関係を抗す可能性もあるので、使うのであれば最初から使うこと前提で設定することをおすすめします。

ということで、以下の説明は「GNOME Xorg」の環境下で行い、最初からPcakman リポジトリを使って設定しております。

以上のことを前提として、インストールしてから最初にしたことをご紹介します。

目次

  1. ディレクトリ名の英語化
  2. インターネットの接続
  3. 日本語環境はibus?
  4. 日本語/半角英数字の切り替えはMozc上で
  5. windowsボタン、コマンドボタン(Mac)が認識されない場合
  6. 【アプリケーションをインストール】

  7. ファイアーウォールを有効にする(Firewalld)
  8. Google Chrome をインストール
  9. その他のアプリケーション
  10. ちょっとめんどくさい「VLC」
  11. フォントをインストール
  12. GNOME 拡張機能を追加する

ディレクトリ名の英語化

コマンドラインを使って作業を行う場合、「日本語ディレクトリ」の使用はあまりおすすめしません。

昔ほどすぐさまエラーを引き起こすこともなくなっているようですが…。無用なトラブルを避けるためにも、日本語ディレクトリの使用は避けることをおすすめします。

個人的な体験ですが、最近でもMysqlのGUIアプリであるworkbenchでも「パスに日本語が含まれる」と、CSVのインポート中にエラーが起きるケースに出会いました。

以前に比べると日本語ディレクトリの認識率はだいぶ高いですが、トラブルの原因になりやすい日本語ディレクトリ。

できれば避けたいなと思っています。しかし、日本語環境でインストールすると、ドキュメントを始め、ダウンロードなどのディレクトリが全て日本語になってしまいます。

それを一括で英語名にしてしまう作業を最初でやっておきます。

ターミナルを起動して、

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

で日本語ディレクトリを英語ディレクトリに変更ができます。

コマンドを入力したあとには、確認画面が表示されますので、「Don’t ask me again」にチェックを入れて、Updateを選択したら完了です。

この作業はUbuntuとopenSUSEも同じですね。まあ、おなじGnomeですし…。

インターネットの接続

インストールのタイミングで実施できるのですが、念の為こちらでも。

ネットへの接続はUbuntuよりほんの少しだけ複雑です。

ネットの接続は「YaST」から設定する形になります。YaSTとは「Yet another Setup Tool」の略だそうです。

オペレーティングシステム設定、構成管理ツールというのがこのYaSTの機能というか、役割になります。

ネットの設定もこちら。

起動して(アクティビティからYaSTと検索したら出てくるはず)、システム > ネットワークの設定と辿ります。

タブがいくつか出てきますが、「グローバルオプション」を選択します。

「一般的なネットワーク設定」の項目を「NetworkMannagerサービス」を選択するだけです。

手動で設定することもできますが、かんたんに設定したい場合はこちらで十分かと。

あとは、「設定」から、Wi-Fiを選ぶと、接続できるWi-Fiの一覧が出てきます。あとは、接続先を選んでID、PWを入れれば接続完了です。

日本語環境はibus?

次に日本語環境を設定します。もしかしたら、普通に日本語環境を設定していればすぐに ibus-mozc が使えたりするかもしれません…。

しかし、個人的には、英語キーボードを使っています。インストールタイミングで英語キーボードを設定していたのですが…。そのせいか、日本語環境が設定されていませんでしたので自分で設定します。

設定は、アクティビティから見つかる「設定」から入ります。

入力ソースを「Mozc US layout」にしています。なぜなら個人的に使っているのが、USキーボードのためです。

ちなみにHappy Hacking Keybord Pro2です。

日本語/半角英数字の切り替えはMozc上で

日本語の入力で必要なのが「IME」の切り替えです。直接入力(半角英数)や全角の切り替えです。

日本語キーボードであれば、半角全角の切り替えボタンがあるので、そちらで切り替えられるのですが、英字キーボードを使っていると半角全角ボタンがありません。

そのため、ショートカットを設定することとなるのですがその設定は「Mozc」からの設定になります。ibus上の設定ではありません。

一つ前の段落での設定ができていれば、「Mozc」のアイコン?が出てきていると思いますので、こちらから「ツール > プロパティ」にて設定可能です。

一般タブの画面下にある「キー設定」をカスタマイズします。

  • IMEの有効化
  • IMEの無効化

というのが、入力状況に合わせて設定できるので、ここで切り返したいショートカットを設定していきます。

個人的には、ctrl + space の切り替えがなれているので、実際にキーボードを押して設定します。

Windowsボタン、コマンドボタンがない?

これは、Mozc US レイアウトを使用した影響なのか。Happy Hacking KeybordのドライバがLinuxにはないことが影響なのか。原因ははっきりしないのですが。

私の環境では、「Super」ボタンが認識されませんでした。Windowsキーボードで言うところのWindowsボタンや、Macならコマンドボタンです。

Happy Hacking Keybordは設定によってこのボタンの位置などを変更できるのですが、本来「Super」として起動してほしいボタンが「Super」として認識されません。

よって、Macなどでもよく使われる「コマンド+スペース」による入力切替ができません。

いろいろ試した見たところ、どうやら「無変換」のボタンとして認識されているようでした。

なので、Superボタンを使いたい方は「無変換+スペース」での設定をしてあげると期待している挙動をしてくれると思います。

レアケースかもですが…。

ファイアウォールを有効にする(Firewalld)

こちら別途記事を書いております。

openSUSEのセキュリティ ファイアウォールを設定する
デスクトップ利用でも、一応最低限このくらいは Ubuntuもそうですが、openSUSEもデフォルトでファイアウォールが設定されていま...

Google Chrome をインストール

こちらも別途記事を書いてますので、そちらを参照してみてください。

openSUSEでGoogle Chrome をインストールする方法
Chromium じゃなくて、Chrome 一応、Chromiumがあるので、そちらでもいいじゃん。という考え方もあるんですが。 ...

その他、必要なアプリを入れていく

インストールをするには方法は2つあります。

まずは、YaSTからインストール。こちらは起動して「ソフトウェア管理」を開いて利用します。インストールしたいアプリを検索して該当したら、インストールしていきます。GUIなので迷うことも少ないはず。

次にコマンドラインから。上記でもちょっと出てきましたが、Ubuntuなどのaptの代わりに「zypper」というのがあるので、そちらを使ってインストール。

基本的には、

zypper se filezilla

などで、検索。目当てのアプリケーショがあれば、

sudo zypper in filezilla

でインストールです。

パッケージ版(.rpm)しかない場合は、サイトからダウンロードしてきて、ファイルをダブルクリックです。あとは、YaSTが起動してインストールしてくれます。

以下、これらのコマンドを使ってインストールしていきます。

shutter

スクリーンキャプチャを取るアプリです。デフォルトのアプリも結構優秀なのですが、キャプチャ取得後自動で編集アプリにデータを共有したり、メニューバーやらポップアップなども指定して取得できるなど細かい芸に秀でているのでおすすめです。

Fontforge

フォントのインストールなどが簡単になるのでおすすめです。Richyなどのフォントを生成する場合にも必要です。

Filezilla

FTP/SFTP クライアント。何かと使うことが多いですね。

zsh

bashは使わないので。zshをインストール。デフォルトのシェルを変更するには「chsh」コマンドで変更します。

詳しくはこちらでも紹介しています。

openSUZEでシェルを、bash から zsh へ変更する
openSUZEでもzsh ということで、openSUSEでもzshをインストールしてから、デフォルトのシェルに設定するまでです。 ...

wine

主にKindleを見るため。最近LINEで連絡をしようとする人が非常に多いのでLINEアプリも検討中。

Inkscape

ちょっとした画像作成の際に利用。Linuxでベクターデータを扱うなら、必須?

Atom

多機能エディタ。主にweb系のコーディングで利用する。.rpm でインストールするとパッケージに署名がいない的に怒られます。

無視しても、行けたりしますが…。海外のフォーラムを見ると

sudo rpm -U --nodeps atom.x86_64.rpm

でインストールしたという方も。一応私もこちらでインストール。日本語化でエラーが出てますが…。そもそも日本語化して使ってないからまあいいか。

Paycharm

Pythonを使うときはこれ。こちらはPycharmのサイトから取ってくるしかない。.rpm とか .debとか全く関係なく.shファイルを実行してインストールします。

Ubuntuでも使っていましたが、openSUSEでも使えます。

Gnome のアクティビティへの追加もUbuntuと同じ感じで設定可能です。

Ubuntu17.10 (Ubuntu dock)のランチャーにアプリケーションを登録する方法
Pycharm をUbuntuに入れたところ 最近この手の作業をすることがなくて、全くやり方がわからなくなっていたので備忘録的な意味合...

vim

これはすでに入っていた。

VLCは外部レポジトリ「packman」を使う

動画再生アプリ。幅広いコーデックに対応しているので、便利です。ただ、最近これで動画を見る機会はほとんど無い。

デスクトップ録画の確認だけですね。

使う機会は殆どなくなってきているので諦めても良いような…。

また、openSUSEではVLCの導入はちょっとめんどくさい。こちら最初にお伝えしたように「非公式のリポジトリ」を使うことになります。

openSUSEのリポジトリにあるのをそのままインストールしてしまうと、コーデックスやらがなくて、なにも再生してくれないVLCが爆誕します(経験済み)。

どうやら、packmanリポジトリを頼るのがもっとも楽っぽいです。

やり方は以下の通り。

まずは、YaSTを起動。そして、ソフトウェア管理を起動します。

起動したら、設定 > リポジトリ を選択します。

現在登録されているリポジトリが表示されますので、左下から「追加」でリポジトリを登録します。

そして、コミュニティリポジトリを選択したら、次へ。

Packmanパッケージはすぐ見つかるので、チェックを入れて「OK」です。

登録するGnuPG Key を取り込む確認が出てきます。

ここは信頼するしかないので、信頼しますが自己責任でお願いします。

一応、このPackmanリポジトリは外部のリポジトリになります。

公式サイトでも紹介されていますが、アプリケーションブラックリストに掲載されているものも入ってるそうです。使う場合はそれなりに注意が必要です。

先程の一覧にPackman Repository が追加されました。

ここで、「有効」を忘れずにチェックしてから、画像では見切れていますが、右下の「OK」を押すと最初の画面に戻ります。

ここまで来たら一旦、YaSTを終えても良いです。

あとは、コマンドラインからインストールした方が楽かも。

欲しいのは、「vlc」と「vlc-codec」です。もちろん、YaSTから検索してインストールしても問題ありません。

sudo zypeer in vlc vlc-codecs

でインストールします。あと、絶対に「openSUSE」側とのVLCと併用するような事態は避けましょう。最悪依存関係をぶち壊しかねません。

※先にopenSUSE側のVLCをインストールした場合は、アンインストールを。関連パッケージがいくつかかぶる可能性がありますが、PackmanからVLCをインストールする際にベンダーの変更を提案されるので、Packman側へすべて移行しましょう。

ついでにffmpegもインストール

せっかくPackmanリポジトリを追加したのなら、ついでですのでffmpegもインストールしておきます。個人的には動画を.gifにするときに使っています。

sudo zypper in ffmpeg 

SimpleScreenRecorder(デスクトップ画面の録画)

こちらも、時々使うので。

sudo zypper in simplescreenrecorder

で完了です。

とりあえず、使うアプリといったらこのくらいでしょうか。

フォントをインストールする

最初にインストールした「Fontforge」を使っていただいてもOKですが。ここでは、別な方法も紹介です。

合成フォントなどを利用する場合は、Fontforge必須かと思います。

個人的にはGoogleのNoto fontsを利用しているので、これを例にしてインストール方法が以下となります。

まずは Google noto fonts のサイトから日本語用のフォントをダウンロード。

「Noto Sans CJK JP」

といった感じで検索すると日本語が出てくると思います。あとは、「Noto Serif CJK JP」とか。

こんな感じで検索できるはず。

Notoフォントをダウンロードしたら…。

~/.fonts

へコピーします。

フォントをダウンロードしたディレクトリに移動して、まとめてコピー。

cp ./*.otf / ~/.fonts

一度ログアウトして、再度ログインすると反映されています。Gimpなどで使えるようになっています。

フォントをデスクトップの表示へ反映する場合は、下記のTweekから設定します。

Gnome Tweekを設定する

個人的にはデスクトップ環境をいじるようなことはあんまりしないのですが。

一応、最初から Tweakが入っているので、デスクトップの設定はある程度こちらから可能です。

先程、インストールしたフォントもここから反映させることができます。

GNOME 拡張機能を追加する

こちらに関しては別記事を書いているのでそちらを参照ください。

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