【Arch Linuxをインストールする】 2013.7.01バージョン

Arch LinuxをLenovo ThinkPad X1 carbonにインストールする。

Arch Linuxへの対応状況??

まずは、同じようなことをしている人がいないか、検索。

Arch Linuxのwikiページに簡単な説明がありました。

一応UEFIでの起動について方法が書かれていますが、私の理解が及んでいないためか
この方法でUEFIでの起動に成功しませんでした・・・。よって、おとなしくLegacyーBIOSから起動します。

言い訳ですが、LegacyーBIOSのほうがよりちゃんと動く的なことも書いてあるし・・・。

指紋認証の導入などもこちらに書かれています(個人的には利用しないので使ってません)。

インストールイメージを手に入れる

こちらから入手。日本のミラーサーバからダウンロードします。
2013年7月の段階では、「archlinux-2013.07.01-dual.iso」という名前のファイルです。

ダウンロードしたISOファイルは、DVDに焼くか、USBへイメージとして書き込みます。

個人的には「Linux Mint」のUSBイメージライターを利用しました。

こちらはUbuntuでも同じですね。MacやWindowsでもUSBにISOをブートイメージとして
書き込む方法はありますので、その場合は別途Google先生にお尋ねください。

Think Pad X1をLegacy-BIOSで起動する。

基本的にBIOSの設定を変更するためにはPCの電源を入れて、起動画面中にF8(確か…ダメなときはF2とか)を押します。
個人的な癖としては連打しています。X1でいえば、通常「Lenovo」のロゴが出ているタイミングです。

ここで、ちゃんとボタンを押したことを認識されれば、BIOSの設定画面が開きます。

デフォルトから変えるのは2箇所です。

Securiryのなかの「SecureBoot」を「disanable」へ

Startupのなかのbootで、UEFI/Legacy Bootを「Legacy」へ変更します。

Legacyへ変更できたかどうかは、再起動した際に以前のようなLenovoではなくThinkpadの
それこそレガシーな起動画面になっているのですぐにわかるかと。

Arch Linuxのインストール

ここで紹介する手順はほぼ、公式サイトでの手順です。ArchLinuxは常に情報が変更されています。
インストールに関しても常に変更されていますので、必ずそちらで情報を確認してください。

ArchLinuxに不慣れな方は、このビギナーズガイドをひと通り目を通しておいたほうが良いです。

今回は、Thinkpad x1 carbonへインストールします。64ビットマシンですので、インストールはx86系を選択します。

archlinux-install_screen

起動すると、スプラッシュが流れてます。起動が完了すると次のようになります。

start_up

ここから、インストール作業を進めていきます。

1,キーボードレイアウトの変更

最初は日本語キーボードが認識されません。CLIにて

# loadkeys jp106

とします。そもそも英語キーボードだよ。という人は無視しても大丈夫です。

2,使用言語の設定(ここではパス)

公式サイトでは使用言語の設定へとなっていますが、注意書きされているように日本語をインストール画面では使用出来ません。無理に使っても文字化けしますので、ここは後回しです。

3,ネットへ接続する

ネットへ接続します。ここでは無線LANでの方法になります。有線の場合は、公式ページを確認してください。
まずはじめに自分の無線LANのインターフェース名を確認します。CLIにて以下のコマンドで確認できます。

# iw dev

おそらく、wlp3s0がintarfaceの欄にあると思います。もし違った場合は、今後の設定をwlp3s0  を、「該当する名前」に変更します。

インターフェースを起動します。

# ip link set wlp3s0 up

画面上特に変化はありません。次へ進みます。

# wifi-menu wlp3s0

CLIの画面からブルーバックのネット設定画面へと切り替わります。
接続したい無線LANを選択して、接続します。

wifi-menu

4,パーティションを切る

パーディションを設定していくわけですが、公式ページにもあるようにここは個人によって設定はだいぶ違うと思われます。パーティションについて詳しく知りたいという方は、こちらを見ると良いようです。

また、UEFIブートの場合と、通常では選択するパーティションの形式も違いがあります。
ここでは、MBR形式で行います。(UEFIの場合はGPT)

# cfdisk /dev/sda

として、パーティションツールを起動します。

partitioning

※画面はサンプルです。

もし、すでに既存のOSがインストールされている場合は、Delateを選択し、既存のパーティションを削除してください。まだなにも既存のものがない場合は、新しいパーティションを作成します。

公式サイトでは、rootに15G。残りをhomeへ振り分けています。ここでもその例に習ってパーティションを行います。

まずはrootを【New】→【Primary】→【size:15G(手入力)】→【Beginning】→【Bootable】とします。

partition_root

残りも同様に、【New】→【Primary】→【size:(指定しない)】→【Beginning】として、すべてを振り分けます。

問題なければ、【Write】→【Quit】でパーティションを完了します。

【Write】の段階で「本当に大丈夫?」的なメッセージが出ます。

format

そのときは、【yes】と入力します。

5,パーディションをフォーマットする。

パーティションの切り分けが終了したらそれぞれ、フォーマットします。UEFIの場合は、フォーマットの種類を変える必要がありますが、今回は通常のBIOSでの起動を前提にしているので、/sda1 も /sda2もどちらも同じext4形式でフォーマットします。

# mkfs.ext4 /dev/sda1<br /># mkfs.ext4 /dev/sda2

念のため、パーティションの状況を確認。

# lsblk /dev/sda

format

lsblk

6,パーティションをマウントする。

まずは、rootを/mntへマウントします。

# mount /dev/sda1 /mnt

次に、homeディレクトリを作成して、マウント。

# mkdir /mnt/home
# mount /dev/sda2 /mnt/home

基本的には、/mnt配下には、OSに関するデータ。

/home配下には、個人のデータの保存場所にします。

7,インストールの準備。

まずミラーの選択。将来的に優先してデータ取得を行うサーバーを決定します。

# vi /etc/pacman.d/mirrorlist

Server = http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch

以上のような、JP向けのサーバーあります。こちらを、ミラーリストの一番上へコピーしておきます。

8,ベースシステムの準備

# pacstrap -i /mnt base base-devel

として、データをインストールします。

インストールが始まりますが、途中2,3回ほど質問や、選択があります。慣れない方は全部エンター、Yesで大丈夫です。

9,fstabの生成

# genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

fstabとは、先ほど手動でマウントしたものを、自動でやってくれる設定です。これがおかしいと、起動しないこともありますので、念のため、生成後に確認だけしておきます。

# vi /mnt/etc/fstab

先ほどマウントした /sda/sda1などの情報があるファイルが開ければ大丈夫です。もしないという場合は、公式サイトを参照してください。

10,各種設定

ここからは、使用言語やタイムロケールなどの基本的な設定を行います。まずは、設定しやすいようにchrootを取得します。

# arch-chroot /mnt
# vi /etc/locale.gen

言語設定

ここでは、英語と、日本語を選択するのでviで開いたファイルの、

en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8

の先頭にある#を削除します。

キーマップの設定

ここでキーマップを設定するのですが、個人的には英語キーボードを使用していないので、そのままでOKみたいです。 日本語のキーボードを利用している場合は、ビギナーズガイドを参照してください。

タイムロケールの設定

# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

ホストネームを決める

ホストネームとは、PCの名前?みたいなものです。

# echo &lt;i&gt;myhostname > /etc/hostname

お好きなものを選んでください。

11,無線の設定

最初の方では、暫定的にwifi-menuを利用しましたが、今後の利用を考えてnetctlでの接続を行います。netctlは古い情報ではnetcfgになっています。 ArchLinuxでは、netcfgではなく、netctlへの移行を推奨しているようなので、こちらをおすすめします。

接続する場合は、サンプルデータをコピーして、そちらログインの情報を書き込みます。

# cd /etc/netctl
# cp examples/wireless-wpa my-network

my-networkを適当な名前で保存してください(個人的にはnetworkの名前と揃えています。)

コピーしたファイルに必要な情報を書き込みます。
例えば、無線インターフェースが wlp3s0 で、ネットワークの名前が Home Wireless、パスワードが caQu3uRの場合(ビギナーズガイドと同じ例です)

# vi my-network
Interface=wlp3s0
ESSID='Home Wireless'
Key='caQu3uR'

以上となります。

netctl-auto サービスを有効にすれば、既知のネットワークに接続しローミングや切断が楽になります。

# systemctl enable netctl-auto@interface_name.service

12,pacmanの設定

pacmanは、debian系でいうところの、apt-getのことです。

# vi /etc/pacman.conf

最初から設定されているのは、 [core], [extra], [community] です。
今回はArch Linux x86_64 をインストールしたので、[multilib] レポジトリも有効にします。これは、32 bit と 64 bit 両方のアプリケーションを動かすことができます。

設定するときは、#を外すだけですが、[multilib]の横も外してください。ここもちゃんと外してないと動かないようです。

13,rootの設定

ルートのパスワードを設定しておきます。

# passwd

14,ブートローダのインストールと設定

今回のブートローダーは、GRUBにします。

# pacman -S grub
# grub-install --recheck /dev/sda

ここまできたら、chrootを抜けます。

# exit

次にマウントを解除。

#umount /mnt/home & umount /mnt

最後に再起動して、ArchLinuxがたちあがれば、インストール完了です。

# reboot

次回は、初期設定について書いてみようと思います。

【英語書籍ですが、Kindleでも読めます Archlinuxを触るならぜひ】

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