【kindle】Ubuntuでも kindle for PCを利用する。wineのインストールからkindleが起動するまで

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難しく考えることなく、とりあえず「wine」

正直、個人的にはデスクトップPCで電子書籍を見る利用シーンというのはあまり無いような気がしています。

Kindle端末か、もしくはスマホのアプリで見るほうが圧倒的に多いと思います。

書籍を大画面で見たい。というシチュエーションがあるとすれば、「写真集」などでしょうか。

ただ、個人的に唯一デスクトップで見たいと思うシーンがあるとするなら。

多分技術書を見るとき。

かなと思っています。

実際、OSXを使っているときはkindle for macが出た時は助かりました。

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ただ、最近OSX環境から完全に離れつつあります。

かといって、Windowsにすべて傾いたかというとそうでもなく。

自宅のベースは「Linux(Ubuntuベース)」です。

じゃあ、UbuntuでKindle見ましょうよ。ということで。

選択肢はシンプル。UbuntuでWindowsアプリを動かすと言ったら、「wine」です。

wineをインストール

簡単に wine をインストールしましょう。とはいったものの。

現状のリポジトリにあるwineでは動かないKindle for PC。

ちゃんと動かすためには、最新のwineをビルドする必要が出てきます。

Amazonからアプリをダウンロード

とりあえず、Amazonから「kindle for PC」をダウンロードしてきます。

【kindle for PC】

こちらのページから、ダウンロードできます。

「.exe」ファイルがダウンロードされます。

これは、wineがインストールされたら使うのでとりあえず、置いておきます。

wineをビルドするためのパッケージを準備

一応、Ubuntu16.04の64bit環境作業は行っています。wineをビルドするのに必要なパッケージを先に入れておきます。

こちらのサイトを参考にパッケージをインストール

$ sudo apt-get install -y gcc-multilib libntlm0 libx11-dev:i386 libfreetype6-dev:i386

ただ、これだと次の手順でエラーが発生。コンパイルする際に「flex」と「bison」がないよ。と言われてしまったので、先にインストールしておいた方がよいかもしれません。

$ sudo apt-get install flex bison

次にソースコードを取ってくるんですが、2017年1月24日にwine2.0がリリースされています。

【WineHQ】

Open Source Software for running Windows applications on other operating systems.

この作業をやってるのが、1月30日。最新版が良いと思うのですが、wineの場合前バージョンで動いていたアプリが新バージョンで動かない!

という可能性も持っています。

2.0 を試しても良かったんですが、今回は動いてもらわないとちょっと困るので。

実験より、正確性を重視。

保守的にネット上でKindle for PCが動いたという実報告のあったwine1.9を採用。

gitから過去のバージョンを持ってくることは可能です。

$ git clone git://source.winehq.org/git/wine.git
$ cd wine
$ git checkout wine-1.9.19 -b wine-1.9.19
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

gitからデータを持ってきて、上記手順でビルドします。

時間は正確に図っていませんが、時間かかりそうだったので、コーヒーを飲んで休憩。

改めて画面の前に戻ってきたら、完了していました。小一時間ほどで終わっていたと思います。

Winetricksを入れておく

リポジトリから引っ張ってくるwineは当たり前ですが、ubuntuで動くように調整されています。

しかし、ビルドした場合、すぐには使えません。おそらくwineを立ち上げても文字化けしている可能性があります。

そこで、wineにいろいろとwindowsパッケージを入れてくれる「winetrick」を設置します。

これは、wineでwindowsを実行するにあたって必要なパッケージを簡単に設置してくれる優れもの。

今回は想定していませんが、ゲームなどを実行したいと考えている方は街いなく必須でしょう。

実際インストールすると言っても、シェルファイルなので、インストールするというよりは、毎回シェルファイルを実行して利用します。

ホームホルダに置いておけば良いと思います。

$ wget https://raw.githubusercontent.com/Winetricks/winetricks/master/src/winetricks
$ chmod +x winetricks

実行権限を付与してあげて完了。

使うときは、

$ sh winetricks '追加したいパッケージ'

となります。

とりあえず、フォント問題をクリアしておくなら。

$ sh winetricks allfonts
$ sh winetricks fontsmooth-rgb

としておきます。2行目は文字の表示を滑らかにするためのもの。

この辺に関しては、

『LinuxではWindows用のソフトは動かない』なんて、そんなことはありません。Wineを使えばWindows用に組まれたプログラムをLinux上でも動かすことができます。もちろん完璧にとはいきませんが、きちんと設定すればWindows向けのソフトウェアのほとんどを動作させることができるようになるでしょう。Wine...

こちらのサイトを参考にしています。

ここまできたら、準備完了です。

$ winecfg

とすると、wine(設定画面)の起動が確認できると思います。

もし、エラーが出たら

今回wineを使うために、リポジトリ経由でインストールしたwineをアンインストールして、今回の作業を実施していますよ。

と言った場合(本当に「初めてインストールする」なら下記の症状はでないかも)。

wine: '/home/ユーザー名/.wine' is a 64-bit installation, it cannot be used with a 32-bit wineserver.

なんてエラーが出るかもしれません。

その際は

rm -r ~/.wine
export WINEARCH=win32 winecfg

とすると、ちゃんと起動できるようになるかもしれません。

ただ、この操作をした場合、winetricksは再度設定する必要があるっぽいのでご注意を(未確認)。

最後にKindle for PCを起動して完了

起動したら、Amazonへのログイン情報を入力して完了です。

アカウントのライブラリが同期され、UbuntuでもKindleが読めるようになります。

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