Google Noto Sans CJK が見据えているものは

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この試みは画期的だと思う

Google が先日 「Google Noto Sans CJK」を発表しました。

さまざまなサイトでニュースになっているのでここで改めて紹介するような状況じゃないのですが。

実際、ダウンロードしてフォントをインストールした方も多いと思います。

webの表現に幅ができる?

今回の発表を受けて、真っ先に浮かんだのは「Google web font」での利用でした。

これで、一気にweb font が広がる!?

と思ったんですが・・・。

ウエイト(文字の太さ) が7パターンもある

地味に?すごいなあ。

と、思うのは日本語のウエイトの豊富さです。

実際、ウエイトが充実しているフォントといったら、有料の高額なフォントが主です。

その中でも使用できるフォントは限られたものがありますが、フリーの Noto は7種類の太さが用意されています。

aaa

これはデザインの観点から言っても、非常に使いやすいフォントじゃないかなと思います。

Google fonts は日本語非対応

google_web_fonts

お、これで、web fonts もだいぶ導入しやすいわー。

と、思っていたんですが。

よくよく見ると、noto cjk は Google fonts では非対応です。

google-web-font-japanese

wikipedia を見てみると

日本語はひらがな、カタカナ、特に漢字が膨大な数であり、Webフォントのダウンロード量など、英語や欧文と比較して課題がある。例として2010年にサービスを開始したGoogle Web Fontsでは日本語は提供されていない。
-http://ja.wikipedia.org/wiki/Webフォント

やはり、日本語の漢字、平仮名、カタカナと、種類の多さがが問題になっているようです。

確かにこのフォントをサーバーにあげて利用するには、7種類で300MB 以上のデータ量になります。

ページが表示される度にこのデータにアクセスが行われると考えると、ちょっと非効率です。

使用する範囲(例えば、タイトルのみとか?)限定したフォント利用じゃないと現実味が出てきません。

ここまで書いてみたものの、そこまでフォントには詳しくないので

オープンソースであるかつ、その使用においては改変 OK。という Noto フォント。

必要なグリフだけ使って表現するというのはあると思いますが。

なんだかそういった限定的な利用ならこれまでと同じで、画像でも良くないかな。

と、思えてきます。

web font なんて呼ばれてるけど実際はスマフォ端末向け?

Noto フォントはどちらかというとAndroid 端末や今後日本で普及するかは判りませんが、Chromebook を想定しているのでは?

と、そんな気がしてきました。

web fonts という名前のわりに web の活用はそこまで緊急の課題とは Google は思ってないんじゃないかなと。

また、Android だけじゃなくこれらのフォントは新興勢力の スマートフォン OS にも朗報だよなと。

Firefox os や Ubuntu touch CyanogenMod なんかも日本語、中国語、韓国語を想定する際に、このフォントはファーストチョイスになるんじゃないでしょうか。

低価格モデルの端末が増えると、やはり「きれいな日本語フォント」なんて望めなかったりするわけですが、このフォントで一発解決。

ということも多々あるとおもわれます。

うーん。

web で利用するのもメリットですが、こちらの方がメリットとして今後インパクトが大きい気がします。

また、そこの Google が関与する。

というのは、また大きな意味を持つんだろうなと。

今後の展開として

Google がフォントを牛耳る。

というのは、ちょっと大げさですが、このフォントの美しさを強調していたのはこれまで Apple でした。

その Apple への攻勢のひとつなのかなー。

とも思ってしまいます。

なんだかんだ、iOS の優位性って画面の美しさってあると思うんですよね。

突き崩すまで行かないでも、数の論理で圧倒できるのでは?

と、思わされてしまうのが Noto フォントなんですよね。

Noto の名前の由来

そう考えると、Noto の名前の由来である「No tofu(豆腐)」。

いわゆる「文字化けしない」といった意味のようですが、このコンセプトが Apple の独自性の上になりたった美しさへの挑戦ととれなくもないきがするんですよねー。

と、深読みしてしまうわけです・・・。

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