【第5回】Chromium OS で Flash を有効にする

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Chromium でFlash を動かす

まあ、そのうち。

と、思っていましたが・・・。

Chromiumu OS の最大の弱点である「Flash」が動かない。

を解決することに。

普段 Youtube をみることも、Flash ゲームを頻繁にするわけでも、ニコ動ユーザーでもありません。

「うん。Flash なんていらない!」

と、開き直ってみたものの、ちょっとした時に必要になるんですよね・・・。

一度必要に感じてしまうと、ないことが異様に気になってきます・・・。

さて、どうやって Flash を入れるか

Linux ですでに Chromium には普通に Flash が入らないことはわかっています。

普通に Adobe のサイトへ行っても「最新の Flash がインストールされています」となんとも突き放した答えが返ってくるだけです。

newer-adobe-flash

ネット上でも情報を探してみましたが・・・

このChromium に Flash をインストールする話ですが、ネットで調べると「Vanilla(hexxy)」向けの情報が多いです。

Vanilla とは、以前、Chromium OS のイメージを配布していたサイトです。

現在では、配布を停止しています。

情報自体も2012年〜2013年の情報が多いようです。

また、今回使用しているChromium OS の配布を行っている「http://chromium.arnoldthebat.co.uk/」でも Flash には触れられていません。

どうやら、自分で考えろ。

ということのようです。

いろいろ考えた結果、Linux 版 の Chromium を利用することに

いろいろ考えた結果、Ubuntu などで利用されている「Chromium」からプラグインを引き抜いて移植するのが最も確実そうです。

以下、Churomium OS に Flash を入れる手順です。

ついでなので、PDF 周りも解決しておきます。

Chromium OS に Flash をインストールする

インストールというか、認識されるようにするというか。

まず、Linux 向けの Chromium のファイルをダウンロードします。

Chromium os ではなく、Linux マシンで実施しています。

curl -o "~/Downloads/chrome-bin.deb " -L https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb

.deb ファイルは debian 系の Linux でアプリケーションをインストールする際利用される形式です。

windows でいうところの .exe ファイルに近い存在です。

現在利用しているChromium OS は 64bit のため、ファイルも64bit を取得しています。もし、32ビットの場合は、

curl -o "$HOME/Downloads/chrome-bin.deb" -L https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_i386.deb

でファイルを取得します。

ちなみに上記のコマンドは、一旦、Downloads フォルダに「chrome-bin.deb」で保存しています。

.deb ファイルを解凍する

.deb ファイルですが、その実態は、「圧縮ファイル」だったりします。

今回は、中にある「プラグインを抽出する」ことが目的なので、このファイルを解凍します。

.deb ファイルは ar コマンドで解凍します。

ar x $HOME/Downloads/chrome-bin.deb

として、解凍します。

このコマンド、ちょっとディレクトリ先の指定の仕方が謎・・・。

おそらくこのコマンドを実行すると、/home/(作業中のカレンディレクトリ)に

– debian-binary
– control.tar.gz
– data.tar.lzma

の3つのファイルができます。今回使用するのは、「data.tar.lzma」です。

このファイルは tar コマンドで解凍できますので。

mkdir -p $HOME/Downloads/chrome-unstable
tar -xvf $HOME/data.tar.lzma -C $HOME/Downloads/chrome-unstable/

として、解凍します。

ファイルがバラバラとできるので、先にディレクトリを作成しておいて、そこに展開します。

解凍したら必要なファイルを確認

Flash

~Downloads/chrome-unstable/opt/google/chrome/PepperFlash/libpepflashplayer.so
~Downloads/chrome-unstable/opt/google/chrome/PepperFlash/manifest.json

mp3 mp4

ついでなので、mp3 mp4 の再生プラグインも確認

~Downloads/chrome-unstable/opt/google/chrome/libffmpegsumo.so

【9月10日追記】 MP3 は紹介する以下の方法では動かないようです・・・。

PDF

PDF 関連のプラグインはこちら

~Downloads/chrome-unstable/opt/google/chrome/libpdf.so

以上のファイルをChromium OS へ移植します。

Chromium OS にFlash をインストールする 移植編

先ほど確認したファイルを最終的には、Chromium OS 側で受け取る必要があります。

方法はいろいろあると思いますが、個人的には Google Drive へアップロードしました。

これをChromium 側で受け取って、必要な場所へ配置すれば OK という寸法です。

ここからはChromium OS 側で作業

Chromium OS からGoogle Drive へアクセスして、先ほどのファイルをダウンロードします。

いきなり必要箇所への配置もめんどくさいので、一旦、ダウンロードフォルダにでもおいておきます。

ダウンロードできたら、必要箇所へ配置していきます。

Ctrl + Alt + F2 で shell を起動

local host login:

と聞かれますので、http://chromium.arnoldthebat.co.uk/ の配布イメージを利用しているなら(独自ビルドの方は自分で設定したもの)chronos でログインします。

あれ?パスワードを聞かれない?

もし、パスワードを聞かれたら「password」がパスワードらしいのですが・・・。

聞かれずにログインできました。

これは、これで良いのかな・・・?

ログインできたら、さらに

sudo su

で root ユーザーになります。

ここでもパスワードを聞かれたら「password」らしいです。(個人的には聞かれず・・・)

ここから、Downloads フォルダに落としたファイルを必要箇所へ配置します。

必要なディレクトリを作成してファイルを設置

mount -o mount, rw / #書き込みができるようにマウントする
mkdir -p /usr/lib/cromo #以下あとで、mp3関連のファイルを設置
mkdir -p /usr/lib/mozilla
mkdir -p /usr/lib/mozilla/plugins

mkdir -p /opt/google/chrome/pepper #Flash 関連のファイルをあとで設置

########現状、この方法ではmp3,mp4は動かないようです・・・。##############
cp ./Downloads/libffmpegsumo.so /usr/lib/cromo/ -f #mp3 関連のファイル
cp ./Downloads/libffmpegsumo.so /opt/google/chrome/ -f
cp ./Downloads/libffmpegsumo.so /usr/lib/mozilla/plugins/ -f
#####################################################################

cp ./Downloads/libpdf.so /opt/google/chrome/ -f #PDF関連

cp ./Downloads/libpepflashplayer.so /opt/google/chrome/pepper/ -f #Flash 関連
cp ./Downloads/manifest.json /opt/google/chrome/pepper/ -f

chrl -L https://gist.githubusercontent.com/dz0ny/3065781/raw/9060c0696155e1f52f7e5c30cece33e3c7b5d465/pepper-flash.info > /opt/google/chrome/pepper/pepper-flash.info

最後のファイルは git hub で hexxey 向けに Flash を動かす方法を公開している github からの拝借です。

これがないと、Flash の バージョンを正しく認識しない?らしいです。

コピーが完了したら、

restart ui

で、元の画面のログイン前へ復帰します。

その後、再起動して反映完了です。

問題なくファイルが設置できていれば Flash サイトがちゃんと見れるようになっていると思います。

Youtube みると一瞬「読み込めない」的な表示が出ますが・・・。

まあ、再生できるので気にしない・・・。

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コメント

  1. mnkz より:

    こんにちは。とても参考になります。私もやっとflashを動かすことができました!ありがとうございます。ただ、flashと
    pdfは動いたのですが、mp4が動いていないような気がします。ブラウザ上でもダウンロード後のローカルファイルも再生できませんでした。どうすれば上手く動くのか、検索してもなかなか見つからないです。

  2. ふじかわようへい より:

    mnkz さん。コメントありがとうございます。

    確認しました・・・。すいません、mp3てっきり動いてると思っていたんですが、わたしの勘違いだったようです・・・。

    現状この方法では動かないようです。(古いバージョンならいける?)

    私も調べてみたんですが、解決方法不明でした・・・。

    何か判ったらまた、ブログでお知らせしたいともいます。

    お力になれなくて申し訳ないです。

    • mnkz より:

      お返事ありがとうございます。いえいえ、とんでもない。Flashが使えるようになっただけでもかなりうれしいです。

  3. […] 【参考】【第5回】Chromium OS で Flash を有効にする by ざかしんくさん http://zaka-think.com/it/google/chromium-os-flash/ […]