ようやく届いた Pressy (Android)を使った2日ほどのレビュー クラウドファンディングの課題

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Pressy ようやく届きました

3月に参加していたクラウドファンディング「Makuake」の Pressy。

アンドロイドに物理ボタンを!Pressyプロジェクト目標金額達成です。

以前ブログでも紹介させていただきました。

本家は Kicksterter で開始されたものですが、Makuake は日本での販売支援プロジェクトでした。

目標金額達成したのが3月末だったと思うので、およそ4ヶ月程待ってようやく届きました。

pressy-box

使用レビューもやりたいんですが、今回のクラウドファンディングは、クラウドファンディングの課題

というものが見えたようにも思うので、感じたことを書いてみたいと思います。

クラウドファンディングの課題

日本でも Makuake 以外にもクラウドファンディングサイトが増えました。

私もいくつか参加して、目標達成されたものもありますし、しなかったものもあります。

その上で。

・達成するかしないかを見守るのも楽しみ。

・達成したら、「投資に対するリータン」を受け取る事が楽しみ。

というのがクラウドファンディングの魅力だと思います。

ただ、今回 Makuake の Pressy ではそうしたクラフドファンディングを行う上での、サービスの課題が浮き彫りになったようにも思います。

それは、

・投資した側と、投資された側の信頼関係をどう構築するか。

に落ちていくのかと思います。

投資である以上、リスクをどう扱うのか

クラウドファンディングでは、投資側になるべくリスクが内容に設計されている場合が多いです。

・目標金額に到達しなかった場合は、返金ないし、そもそも支払いが行われない。

・クラウドファンディングの運営が間にはいることで「詐欺」などのリスクを軽減している

以上のような要素から、金銭的なリスクがあるケースは少ないと思います。

しかし、投資が目標金額に達成しプロジェクトが実際開始するとなっても、商品がそこにあるわけではないので、その過程ではいろいろあります・・・。

投資した側とされた側

投資した側は商品の開発やイベントの実施を実現し、その商品を手にしたり、イベントに参加する権利など得ます。

投資を受けた側はそのお金で商品を開発したり、イベントを実行します。

その時の想定されるリスクは、

・商品が予定通り開発されない

・イベントが実施されない

・スケジュールの遅延

などです。

このリスクは先程述べたように、クラウドファンディングを運営する側がプロジェクトの実現性を事前に検証し、そのリスクを軽減していると思います。

しかし、商品開発やイベントにしても「事が予定通りに進まない」ということも考えられます。

こればっかりは、クラウドファンディングの運営側にもコントロールできません。

実際、クラウドファンディングのサイトによっては予め「予定通りに進まない事がある」ことをリスクとして明示しています。

ちょっと変化球だった今回のプロジェクト

変化球という表現が正しいかはわかりませんが・・・。

クラウドファンディングでよくあるのは、実際商品を開発する場合や、イベントを実施する人たちが運営側にいるパターンが多いです。

今回のような「別のクラウドファンディングで開発されて発売されたものを、日本でも発売したい。」

といった、「実際開発は別のクラウドファンディングだけど、販売はうちが別途支援したい!」というのはちょっと例の少ないケースかなと思いました。

そこが変化球だったなと思います。

また、その点が今回の状況を招いた一因だったんじゃないかなと思います。

ただ、日本では通常は購入できない商品を購入できるようにするという試みは良かったと思います。

だからこそ、このプロジェクトを支援したわけなんですが・・・。

スケジュールが遅延すれば告知義務は当然

今回の Pressy にて起きたトラブルは次のような感じです。

・配送の遅延(本家のプロジェクトも遅延した)

・使用の変更(本家も変更された)

・上記の件に関して、報告がされない

・ユーザーの苦情に対して、返信がない

・プロジェクト進行中に類似品が出てしまう

・本品が届いた後、動作不良報告が相次ぐ。

という感じです。

もちろん、不可抗力な部分もあるんですが。

プロジェクト運営が後手の対応になったこともあって、Makuake の サイトは苦情が寄せられていました。

【Makuake Pressy プロジェクトページ】

Pressyの新着情報!コミュニケーションアプリViberとの共同開発が始まりました! こちら開発メンバーからのコメントです。 「Viberと我々PressyはViberのプッシュして話すことができるサービスに取組中です。これにより、Pressyのユーザーはウォーキートーキー(トランシーバー)の様にPres...

今回、Makuake のプロジェクトは6月末までには配送できる。

という条件で開始されました。

しかし、6月末まで一切報告がないという状況でした。

実際、配送されたのが7月末なので、1ヶ月の遅延です。

この時ユーザー側からも不満が上がり始めて、初めて対応がありましたが、コミュニケーションが上手く行かずさらに不安を煽ってしまいました。

実際、私も大丈夫かなと思ったりしていました。

これは運営側の落ち度だったように思います。

実際、本家の方でも遅れがあったり、途中、商品仕様が一部変わっていました。

おそらく、運営側はこれを自分たちの守備範囲じゃないと考えていたのかもしれません。

また、運営側もスケジュールが読めないところもあったのかもしれません。

まあ、だからといって報告しなくて良いという理由もありませんが、おそらくこれが自分たちが開発するものであれば、こういったことにはならなかったような気もします。

このプロジェクトは「日本語パッケージ」プロジェクト

さらにこのプロジェクト進行中に「iKey」なる類似品が日本国内で発売されてしまいます。

価格も 1/3 以下。

Pressy のような商品を日本国内で早く試せると思っていたユーザーは残念だったと思います。

そこに配送遅延。

運営側の後手な対応もあり、Makuake サイトはやや炎上な状態に。

さらには、実際とどいた商品が手元の端末で動かないという報告が上がります。

もちろん、不満は Makuake のサイトにも上がるわけですが。

一体どこまでが責任範囲なのか

動作不良に関してですが、確かに販売を支援したのは運営ですが、

運営側が開発していない以上、動作不良に関して対応は難しいと思います。

このへんの責任は難しいと思います・・・。

運営側は「日本での発売支援をしたい」と、プロジェクトを立ち上げています。

あくまで開発は海外です。

動作検証に日本のみの販売端末を入れているとは思えません・・・。

Nexus 7 での動作不良も上がっていますが、機能的にはスマートフォンをターゲットに作られているのでタブレットでの動作検証もされているのかどうか・・・。

ただ、これはあくまで、「日本での販売支援」プロジェクトです。

動作不良に関するリスクをどう把握すべきだったのか・・・。

運営側の認知が甘い!

と、いう意見もあるかもしれません。

確かに、事前に告知はすべきだっただろうなとは思います。

動かないリスクもあると。

プロジェクト開始前にそのへんの説明は Makuake 上ではあまりなかったですからね・・・。

クラフドファンディングとは

そもそもの話になってしまいますが、クラウドファンディングは通常の「通販」ではありません。

企画に対して、投資を行い、その成果を受けるのが、ざっくりな認識ですがクラフドファンディングの形式だと思います。

プロジェクトの目標はどこにあって、そのリターンは何?

この「成果」はいったいどこまでなのか。

今回で言えば、「日本での販売支援」というはなしであれば、日本で販売できた時点である意味「目標達成」です。

しかし、実際動作不良でこまっているユーザーはどうなるのでしょう?

確かに、日本販売を支援して「成功」しましたが、投資のリターンを受け取ってはいません。

その責任は自己責任なのでしょうか。

事前にそのことが記載されているなら、そうかもしれませんが・・・。

正直今回のプロジェクトはそこがふわっとしています。

人によっては

「海外製だから動作しない可能性もあるかも」と、

思った人もいると思いますし、

「日本国内で売るんだから大丈夫だろう」と、

思った方もいるでしょう。

今後もこの手の投資側と、投資された側のトラブルはあるんじゃないかと

実際今ここに無いものにお金を出して、実現するのがクラフドファンディングの魅力だと思います。

しかし、今ここにないものを実現するからこそ、「予測し得ないこと」も出てくるのがクラウドファンディングの実情だと思います。

だからこそ、事前の告知というか。

プロジェクトの説明ふくめ、予測されるリスクの説明は大切だと思います。

あれもこれも保証しろ!

ユーザーを守れ!

やがて、消費者保護法があーだ、こーだと幅を聞かせるような状況になると、クラウドファンディングの魅力が消されてしまいそうです。

そうなってしまっては「粋」じゃないですよね・・・。

だからこそ、運営に関わる方には、透明性を大事にして欲しいですね。

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