Linux版everboteがない現状、wineでevernoteを起動していたのですが、
これがあまりにも頼りなく・・・・。
とても運用できるレベルではなかったので、別にクライアントはないものかと
探してみたところ、あったのが「Nevernote」早速インストールしてみようと思ったのですが
いくつか壁が。
・java1.6以上
・jambiが必要
というのをクリアしないとならないようです。
debianのjavaを1.6に
自分の環境、debian squeezeのjavaを確認してみると。
java -version
と、すると java1.5となっています。これをまずはバージョンアップする必要があります。
まずは、SUNのサイトで.binファイルをダウンロードしてきます。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
こちらのサイトからダウンロードしてきます。今回は
「jdk-6u23-linux-i586.bin」をダウンロードしました。
ダウンロード場所はどこでもいいようですが、
これを実行するために実行権限を設定しておきます。
chmod +x jdk-6u23-linux-i586.bin
続けて実行。
./jdk-6u23-linux-i586.bin
これでインストールします。インストールが終わると、SUNのレジストリページに飛ばされますが
無視しても大丈夫なようです。
インストールがおわったら、新しいjavaが起動するように、シンボリックを設置ますます。
sudo update-alternatives --config java
このコマンドを選択すると、いくつかパスの選択肢がでますので、
java6のパスを選びます。選んだら、もう一度、バージョンを確認してみます。
java -version
これで、java1.6といった表示が出ればオッケーです。
jambiをインストールする
こちらもサイトからダウンロードしてきます。
http://qt.nokia.com/downloads
今回取得したデータは、qt-creator-linux-x86-opensouce-2.0.2.bin です。
こちらも.binファイルになるので適当な場所にダウンロードしたら、
chmod +x qt-creator-linux-x86-opensouce-2.0.2.bin
で、実行権限をあたえて、
./qt-creator-linux-x86-opensouce-2.0.2.bin
として、実行です。あとは、インストール画面が出てくるので、指示に従っていけば完了です。
以上、2点がインストールできたら、ようやく本番のNevernoteです。
Nevernoteをインストールする
Nevernoteはこちらからダウンロードできます。
http://nevernote.sourceforge.net/
これもまた、.binファイルなので
chmod +x http://nevernote.sourceforge.net/
と、実行権限をあたえて
./http://nevernote.sourceforge.net/
これでインストールが始まります。
インストールがおわると、/usr/share/nevernote/nevernote.sh
を実行することで、起動できます。毎回フルパス起動はめんどくさいので、
GNOMEなどのランチャに設定してしまうか、パスを通すかです。
パスを通すにもいろいろやり方はあるかとおもいますが、
個人的にはあらかじめ ~/bin に nevernoteというファイルを作成して
!/bin/sh
exec /usr/share/nevernote/nevernote.sh
と、記述した上で、実行権限をこのファイルにあたえて、パスを通してます。
ランチャはそれぞれ使われているランチャで
/usr/share/nevernote/nevernote.sh
を設定しておけば、大丈夫かとおもいます。