気になっていた windows タブレットの調査へ
先日、お仕事の関係で東京にいた際、wi-fi の調子が悪くて「ビックカメラ有楽町店」へ行きました。
wi-fi端末を変えるつもりで行ったんですが、ついでに気になっていた windows タブレットも見てきました。
店員の方にいろいろお話を聞かせていただき、勉強にもなりましたので今、タブレット購入を検討しているかたの参考になれば。
surface 2 がやはり売れているらしい
ビックカメラ有楽町店のタブレット売り場に行くと、「Surface」がドーンと。展示してありました。
店員さんに聞いたところ、「売れています!」とのこと。
さすがに「艦これ」のおかげです。
なんて話にはなりませんでしたが、人気のようです。
個人的には、話題性も含め「Surface2」はちょっと狙っていた端末なんですが・・・。
店員さんにいろいろ聞いているうちに事態はだいぶ違ったものへ。
「手軽な windows 環境」が欲しい
これまでの仕事では、OSX や Linux を使いながら仕事をしていました。
OSX にも「Office」はあるわけですし。
Linux にも「Libre office」「open office」などもあります。
これらを利用すれば、なんとか仕事にならないこともないです。
しかし、これらが 「windows」 でないことも事実。
「がっつり」 Microsoft を使用した環境となってくると、だんだんきつくなってくる面もあります。
かといって、専用でノートパソコンを使うまでもないし、「サブ」的なマシンが欲しいなー。
というのが個人的な「需要」です。
Surface は人気で在庫がない状態
ビックカメラの有楽町といえば、ビックカメラの総本山的存在。
しかし、そこに在庫がない。
というほど Surface は売れているそうです。
入荷も未定だとか。(4月26日現在の情報)
実際売れ筋を伺うと、Surface 2 が売れているんだとか。
確かに、Surface pro はタブレットというよりは金額がすでに10万を超えるため、ほとんどノートPCです。
実はそこに、その金額に違いがあるわけなんですが・・・。
タブレットにしては高い。キーボード込みで6万円程度
実際 Surface はキーボード込みで購入すると、安いモデルでも6万円台になります。
offiece ソフト込みとはいえ、タブレットとして考えるにはちょっと高い金額です。
キーボードは店頭だと、1 万 2 千円くらい。
人気なのは、通常と同じ「キータッチ感のあるタイプ」だそうです。
感圧式は、やはり、キータッチ感がないため敬遠する方も多いようです。
カバーになったり、ドッキングシステムや、バックライト機能など、スタイリッシュ感がとても良い感じです。
なので 1 万円超えるのも判らないですが・・・。
Windows RT と Windows 8 は違う
また、気をつけないといけないのは、「Surface 2では通常の windows アプリは動かない」点です。
つまり、iPad と同じで「PC アプリは動かない」というわけです。
ぱっと見た目、windows 8 に見えるので、
「あ。PC アプリ使える?」
と、錯覚しますが、使えません。
使おうと思ったら、Surface pro を購入することとなります。
具体的な例を挙げると、Surface 2 はウェブブラウジングするのに、Firefox や Chrome が使えません。
IE だけが使用可能です。
価格的には、何度も言っているように10万円を超えてきます。
これは、もはや ノート PC だと思います。
実際、Surface pro を タブレットとしてみるには サイズが大きいです。
しかし、重さ900g 程度の ノートPC と考えると非常にスタイリッシュです。
そういった意味ではすごく魅力的に見えます。
ただ、今回欲しいのはそこではなかったという感じです。
聞けば聞くほど、タスキに長し帯に短しな Surface
正直、PC アプリを使えない Surface 2 はちょっと対象範囲外。
かといって、Surface pro はほぼノートPC クラスのお値段。
ちょっとしたセカンドマシン程度で気軽な感じでつい買いたい windows タブレットを探す人間には、Surface シリーズはタスキに長し、帯に短しなアイテムです。
気軽にWindows タブレットを買うなら他社製品?
ちょっと、windows タブレットが欲しい & 通常のアプリなども使いたい。
という場合は、他社の出している 8 インチタブレットが便利かもしれません。
※あくまでちょっと。フルスペックで使うなら Surface pro。
オススメの windows タブレット
オススメのポイントは、「ペンが付属していること」
このペンは、ペン&タッチタブレットの老舗ワコム製のペン。
こちら、メモ書きタブレットを求めるなら結構優秀な商品とおもわれます。
調べてみると、Surface と比較されたレビュー記事も多いです。
実際、「ペン」が付いているのは Surface pro のメリットでもありますからね。
「Surface Pro 2」と「VivoTab Note 8」を徹底比較、ペン付きWinタブレットの最強はどっちだ?
-techtarget.itmedia.co.jp
もちろん、office 2013 が付属しているのでビジネスでも利用できます。
値段も Amazon だと、4万円を切ってきます。
コストパフォーマンスは高いのではないかと。
この他にも、ハイスペックなものであれば、Lenovo の windows タブレットもよさげです。
Lenovo は ThinkPad 名義でもタブレットを出しています。
こちらは、Surface pro っぽい商品ですが、お値段は6万円程度です。
ちょっと背伸びするなら、こっちでも良いかも?
windows 謹製にこだわらなくても・・・
当初、Surface を意識して、望んだ調査ですが、いろいろ調べるうちに windows 8 タブレットは選択肢が広いと判明。
ビックカメラ有楽町店の方も、お客様の使い方を聞いて別の端末をオススメすることも多いのだとか。
Apple と違ってあくまでソフトウェア会社な Microsoft。
端末作りは、いまでもまだ各製造メーカーの方が得意なのかもしれません。
購入に関しては・・・
さまざまな widows 8 タブレットと比較した結果。
「ちょっとしたサブマシンとしての windows 8 端末」
としては、Surface は自己主張が強すぎます・・・。
※Surface 2 で PC アプリがつかえたら、文句ナシ!なんですが。
良い端末ですし、売れるのも判ります。
ただ、ちょっと、タブレットとしては斜め上な進化は遂げている Surface。
その結果「スタイリッシュさ」を得たものの、汎用性が削られてしまっている。
という印象を個人的には受けます。
また、日本ではすごく売れている。というのも、ちょっと特殊事情がありそうですし。
ということで、今回は、「タスキに長し、帯に短し」ということで Srface の購入を見送りました。
近いうちに、別の widows タブレットをご紹介したいと思います。