清宮くんは獲得してハズレ無し。その価値について個人的かつ斜めな視点で考えてみた

スポンサーリンク

お仕事上web広告のお手伝いをするのですが

久しぶりに野球の記事を書きます…。

西武ファンの私にとってはもうシーズンは終了してしまったわけですが。

ちょっと清宮くんの話題について個人的なwebの住人としての見解を書いてみるとかと思い立ちました。

清宮くんに何球団が競合するか注目が集まったドラフト会議ですが、日ハムが交渉権を得ました。

とはいえ、清宮くんの評価に対しては、守備やスピードにおいて疑問符が付いたり。

金属バットから木の対応に疑問符もつける方もいたりと、「本当に何球団も競合するほどの逸材なのか」。

という情報も多かったのも事実。

早々に獲得から手を引く球団もありましたが、なぜこうした「賛否両論」のある選手に各球団が殺到するか考えてみました。

「ハズレがないから」取りに行く

今の清宮くんに寄せられる期待と、批判の声は、まさに日ハムの先輩「ハンカチ王子」を思い起こすところもあります。

とはいえ、個人的には清宮くんは「ハズレがない」逸材だと思っています。

それは彼にそれだけの価値があるからなのですが…。

文春砲ならぬ、Yahoo!砲

最近は「文春砲」というのが話題ですが、「○○砲」というのに「Yahoo!砲」というのがあります。

あまり一般的には認知されていない言葉かもしれませんが、これはYahoo!ニュースから記事被リンクを受けたことでアクセスが一瞬にして通常の何百倍、何千倍という数になり場合によってはサーバーダウンを引き起こすというありがたいながらも、ちょっと大変な事態になることです。

このYahoo!砲の典型的な例は、その記事がYahoo!トピックに上がったときに最も効果を発揮します。

Yahoo!トピックというのはYahoo!のトップページにあるこの部分です。

ここに直接外部へのリンクが張られることはありません。あくまでこの先の記事の中にリンクが張られるのですが、ここでお伝えしたいのは、このYahoo!トピックに出ることの影響力です。

ここに記事が出ることは非常にアクセスを集めることが可能です。そして、非常に多くの方の目に止まります。

「広告価値の高い露出面」

と、言えます。

しかし、Yahoo!トピックは広告ではありません。

この部分はYahoo!の社内の担当者が記事を選んで掲載しているとのことなので、「広告」として機能することはありません。

しかし、この担当者にアピールするために「選ばれやすくするための、掲載サイトパック」なるものが広告業界では販売されています。

Yahoo!は全ての記事を自前で用意しているわけではありません。

提携サイトの記事から記事を選んで掲載しています。

つまり、提携サイトに記事を載せてもらえれば、Yahoo!トピックに取り上げてもらえる可能性があります。

また、有名なポータルサイトに掲載すれば、それだけYahoo!担当者の目に止まる可能性も増えるので、そうしたサイトを「パック」として販売している広告屋さんというのが存在しているんですね。

もちろん、記事の内容が伴ってないなくては掲載されないのですが…。

それでもこの広告媒体は売れるのです。

「Yahoo!トピック」にはそれだけ魅力があるのです。

じゃあ、その金額は

どれくらい記事を投下するかにもよりますが、フルフルでやろうと思ったら非常にお金がかかります。

まして、本当に掲載してもらえるかはわかりません。

もちろん、様々なポータルサイトに記事が掲載されるので、web広告だけでもそれなりの露出になりますが、人々に認知を得ようと思ったらwebだけでなく「テレビ」や「新聞」など各メディアにもCMを打つ必要があります。

それを全部やったら普通に億単位のお金が動きます。

まして、1年継続してやるとなったら、どれだけのお金がかかるか判りません。

これが「ハンカチ王子」の価値

「日ハム斎藤佑樹2軍でまた炎上」。

この手の見出しが、今年何度Yahoo!トピックに出たでしょうか。

記事はこれだけではありません。

キャンプの時期には「斎藤佑樹今年にかける意気込み」みたいな記事が出ます。

シーズン中は2軍で炎上みたいな記事も出れば、1軍に上がるだけでまた「排水の登板」的な記事がでます。

「オールスター」の時期になれば、斎藤佑樹は今みたいな記事がでて、ヤンキースで「マーくん」が活躍すれば、対比記事がでます。

シーズンが終われば、「戦力外通告」という話が踊ります。斎藤佑樹は毎年今年はどうかという話が上がります。

さらに今シーズンは清宮くんとの絡みで何度か登場しています。

これらの記事が、毎度Yahoo!トピックに出るのです。

そのたびに「日ハム」という文字がYahoo!トピックに出るのです。

1年間、チームは停滞しているのに、この取扱量。広告価値といったら半端ないと思います。

もちろん、webほどでないにしろ、斎藤の話題は今でもテレビで流れることもありますし、新聞にもでます。

そのたびに「日ハム」という言葉が出るわけです。「広告」としてその価値を考えると、結構エグいものがあります。

「日ハム」はその記事を書いてくれとお金を払っているわけじゃないと思うので…。

実際今シーズン、上位争いを演じ59年ぶりの13連勝をした西武ライオンズの記事より、斎藤の記事の方がシーズン通して遥かに多く出ていたはずです。

西武ファンの私は歯ぎしりをしながらみてましたから…。

今シーズン低迷した&頼みの大谷くんも怪我で不在の日ハムの方がなんで西武より露出が多いんだよと。

つまりこういうことです。

清宮くんの価値はこれです。

日ハムの新炎上商法?

日ハムのすごいのは選手の育成面がしっかりしている事もありますが、個人的にはwebを使った新しい広告モデルを作ったとすら思っています(実は松坂もその手合では?と疑っています)。

学生時代に人気を博した選手を連れてくれば、数年はフィーバーが続くでしょう。

これは、どの球団でも受けたい恩恵です。

しかし、選手が活躍しなければ、どんどん忘れ去られていきます。既存のテレビ、新聞では放送、掲載できる枠があります。
活躍しない選手をいちいち取り上げることはできません。

しかし、webであれば、枠がありません。常時とは行かなくてもタイミングをみて、それなりのタイトルを付けて流せば人があつまるのです。

言い方は悪いかも知れませんが、斎藤が2軍でくすぶる姿は人々の興味を掻き立てるわけです。

「また打たれたの?アハハハ!早く引退すればいいのに」

的に(この辺はなんとも週刊誌的な臭がしますが)。

斎藤佑樹を延命したのはwebだと私は思っています。

ある意味「ロングテール戦略」です。

清宮くんも通用するかどうかは判りませんが、どう転んだって使う道が出来上がっているんです。だからハズレがない。

まして、日ハムが獲得したことによって、斎藤佑樹と早稲田出身という絡みがより強調できるようになりました。

どういう形にであれ、これは記事になります。露出します。そして、Yahoo!砲にのって、多くの人に届きます。

それが、アンチの批判的な記事だろうがその記事はネットで拡散され、世の中に浸透していきます。

怖いのは西武ライオンズのように成績を残しても全く露出が増えない球団もあるのです。

それを考えたら、批判記事だろうが露出があることがどれだけ良いことか。

広告において本当に怖いのは「無関心」です。

もちろん、選手として活躍してくれれば、言うことはないでしょう。

その場合、清宮くんのお掲げで場合によっては、斎藤佑樹の価値がもう少し伸びることすら考えられます。

「なぜメディアは、甲子園に出ない清宮ばかり報道するのか?」

という指摘もよく目にしましたが、清宮くんについたメディア価値はもうそれより高いのです。

これからしばらく、清宮くんは活躍すればどんな球団の成績より記事になります。仮に2軍で低迷してもそれはそれで記事になります。話題になります。

どんな形であれ、「日本ハムファイターズ」という球団の存在感をクローズアップできるのです。

「プロ野球」という物事の中でこれが良いことなのか、悪いことなのかはここでは論じませんが。

個人的には清宮くんのプレーヤーとしての資質には「何球団も競合する」逸材かは正直疑問です。

しかし、こう考えると、清宮くんに「何球団も競合」するのは理解できちゃうんです。

だって、ハズレのない「価値」があるんですから。それは日ハムが斎藤佑樹を使ってモデルを作って証明しているのではないか?と思っています。

ちょっと、斜めに見すぎているかもしれませんが…。

純粋な野球ファンの観点としては、清宮くんには日ハムは育成には定評あるので、しっかり鍛えてもらって頭角を表してほしいなと思いますが。

さて、来年の今頃、Yahoo!トピックにどんな記事が掲載されているんでしょうか…。

少なくともシーズン中の日ハムの存在感あるだろうな…。

ブランド構築と広告戦略
  • 青木 幸弘, 田中 洋, 岸 志津江 and 日経広告研究所
  • 価格   Check on Amazon
クリックして今すぐチェック
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク