【本当に予約数過去最高?】減り続ける iPhone の検索と「iPhone ハラスメント」ゼロに思うスマートフォン市場の成熟化

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今年はついに iPhone ハラスメントゼロを達成

前回の iPhone 発表時には確かにあった「iPhone ハラスメント(個人的な命名)」。

約 2 年前に提言したんでですが、身近な人間にも広がらなかった命名です。

【iPhone を買わない理由】iPhone ハラスメントから思う iPhone を買うかどうか迷う方にとりあえず聞いてもらいたい話

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え?iPhone じゃないんですか? iPhone6s が発表されましたね。 個人的には特に興味がないのですが、この「iPhon...

まあ、それは良いとして。

今年も新しい iPhone が発表されましたが、ついに iPhone ハラスメント「ゼロ」で終わりそうです。

落ち着きを見せ始めた iPhone?

ここ数年、 iPhone の発売が発表されると私の周りでも、iPhone を買う買わないという話題が上がっていました。

しかし、今年に関してはほとんど聞かない。

個人的で単純な推測をすると、欲しい人はもう手にいれちゃったのかなと。

毎年新モデルが販売されるわけですが、購入者としてはキャリアとの契約は「縛り」があって、しょっちゅう変えることもできない。

となれば、新商品が発表されても「そういはいってもねえ」という反応は予想できるわけですが。

ただ年々、「iPhone 買うんですか?どうなんですか?新しい iPhoneって」

という質問は確実に減っていたし、今年はついにゼロ。

というか、発売すら話題になっていません(個人的周囲において)。

【関連記事】
iPhone 7の予約数は過去最高、「防水とFeliCa対応が大きい」――ソフトバンク宮内社長

なんて、話が出ている訳ですが、本当なんでしょうか。

実感がないので、なんだかピンと来ません。

減りつつある iPhone の検索

ということで、iPhone の人気というのを検索数から推測してみました。

まあ、検索ボリュームだけですべてが分かる訳ではなとは思いますが。とりあえず、今回の「iPhone7」に関する検索数を「過去30日間」の期間にてしらべてみました。

まずは地域を世界各国のレベルで調査。

はねてますね。

これは日本も全く同じ傾向。

じゃあ、どんな国が検索しているのかというと。

こちらも iPhone 7 での検索数です。

あれ、日本の色が薄くない?(濃くなればなるほど検索数が多い)

グラフ右下の、ボタンで「地域」と「リスト」表示を切り替えられます。

リスト表示にすると、検索の多い国がわかります。

日本は、iPhone が比較的売れている地域だと思っていたんですが。

日本は諸外国に比べて案外少ないなーと思っていたら。

これを iPhone7(スペースなし)で調べてみると、日本がダントツ。

どうやら、検索するときに「iPhone」と「7」の間にスペースを入れる入れないが国というか、諸外国と日本の間で文化の差があるようです。

まあ、どちらにしてもここ最近注目度は高いことは間違いない。

では、過去 5 年をさかのぼり、 iPhone の検索数をみてみます。

広く見たいと思うので、まずは、「ナンバリング」はなしで調べてみます。

「iPhone」の検索です。世界版。

やや、減っているんでしょうか?全体的に右肩下がり。

続いて日本版。

こちらは、目に見えて減っています。

新商品の発表のタイミングでの山がどんどん小さくなっている。

これって、iphone の注目度が落ちているのかな?

一応、先に挙げた例のように「iPhone7」で検索する人が多い可能性もあるわけで。

じゃあ、同時期で iPhone7 と iPhone にどれだけ差があるか見てみればいいのか。

こうして見ると、iPhone の検索だけでなく、iPhone7 と検索する人もかなり多い。

この検索数を合算すると、かなりの検索数になると思われます。

では、過去のモデルも一緒に比較。

過去のナンバリングを含めて検索数ピックアップ。

グラフが見にくいので s 端末は割愛。ただし、発売時期が 5年前以上前(Google トレンドでみれるのは過去 5 年まで)の「iPhone4」 のみ 4s で調査しています。

【日本国内の検索数】

【海外の検索数】

海外は、「iPhone」の検索が桁違いに多く他と違いすぎるので、削除。ナンバリン付きのiPhone検索だけ抽出。

こうして見ると、やはり iPhone の検索数は下がっています。

iPhone 5 くらいが、検索数としてはピークのようです。

「iPhone の検索下がってる!ざまあ!」

というのが言いたい訳でなく、これはいったい何を意味しているのかなというのが興味のあるところです。

要因はいろいろ

基本的には、一時的な熱狂が冷めてきているというのもあるでしょう。

また、以前ほど「イノベーション」を感じるような革新も少ない気がします。

ユーザーがさほど「新商品」に興味を持てなくなっているのかもしれません。

今回は、「防水機能」や「Felica 対応」など待ち望まれた機能が追加されていますが。まあ、Android では既に導入されている機能。

先行して導入している Android を持ち上げる気もないんですが、まあ、技術としては目新しくはない。今更感もあるかもしれません。

検索ボリュームは過去最低。

予約数は過去最高と言いますが…。

個人的には、 iPhone5(2012年) の発売から始まった「iPhone は予約して手に入れるもの」という文化が浸透しただけじゃ?

と、うがった視点で見てみたり。

機能としては、十分すぎるほど成熟し始めたスマートフォン

これは、iPhone に限らず、Android にもいえるのですが、徐々にスマートフォンが社会の中で果たす役割が徐々に成熟してきた証拠かなと考えています。

個人的に言えば、まだスマートフォンが無かった頃に感じていた希望は「外出先でもインターネットが気軽につかえたらいいのに」。

というものでした。

そういったいみでは、最近のスマートフォンはその役割を十分に果たしているように思います。

画面が小さいというのはあるかもしれませんが、外でちょっと調べ物をしたり、地図を見たりする分には十分な機能があります。

メールも昔は、キャリアメールしか使えなかったり、PC にはメールが送れないのが携帯電話の常識でしたが、今やそんなこと気にする人はいません。

カメラ機能や、SNS などのコミュニケーションツールとして人々の生活に深く入り込んでいます。

スマートフォンアプリも一時期は便利ツールなどがもてはやされたように思いますが、いま電車の中で人々がみているのは、ほとんどが無料ゲームか、無料コミックアプリです。

使い方もだいぶ形ができあがり、新商品と旧商品のスペックも上記のような機能使ったり、アプリの実行スピードなど、そこまで気にならないぐらいの差になりつつあります。

つまり、「どの端末を使っても得られる恩恵がほぼ一緒」。

という状態です。

こちらは、日本国内の iPhone の検索数に Android の検索を重ねてみました。

Android も順調に減っているわけです。

これは、スマートフォンが人々の生活に馴染んで検索するまでもないくらいに「馴染んでいる」と捉えても良いのかな?と。

まあ、一部の検索キーワードを取り上げただけなので、「こういった傾向かもね」という話ですが。

今後のスマートフォンが向かう先は?

市場が成熟してくると、「価格競争」が激しさを増したりする傾向にある訳ですが。

最近、格安 SIM の認知が広まりを見せる中、Ymobile なども価格訴求押しのプランを出しています。

楽天もこの市場に乗り込んできました。

通信費に関しては、既に成熟した市場での競争原理みたいなものが始まっているようにも思えます。

また、端末費用が通信費と混在するように支払われる今の携帯電話料金のことを考慮すると、既にそうした競争はスマートフォンの市場において始まっているのかもしれません。

オリジナリティを求めると

日本で最初に発売された、iPhone3G。

個人的には、この端末を購入した多くは「イノベーター」「アーリーアダプター」層だった思っています。

「アーリーアダプター」などの概念はこちらで。

コンテンツマーケティングが、熾烈な見込み客獲得競争を勝ち抜くための大きなアドバンテージになる、と先に論じた。しかしだからといってコンテンツマーケティングが万能である訳ではない。今回は、コンテンツマーケティングがどのような場面で力を発揮するのか探ってみたい。

そして、この層は確実に iPhone に興味を失いつつあると私は思ってます。

次のこの層が飛びつくとしたら、なんでしょうかね。

スマートフォンという領域で言えば、

Google が勧める「Project Ara」が本命な気がしますが。

【関連記事】
Google、“組み立てスマートフォン”「Project Ara」の開発者版を年内提供へ(今度こそ)

しかし、先日こんな記事が…。

モジュラースマホ「Project Ara」の死と、グーグルの憂鬱

結果的に、「出る出る詐欺」となってしまうんでしょうか。

Google はたしかに「プロダクト」で成功を納めるのはあまり得意な企業でないように思います。

Google Glass にしても。

こうなってしまうと、次のイノベーションがなかなか見えないのですが、プロダクトより、ソフトウェア面で転換があるんでしょうか。

個人的には、「自作」と「IoT」はなかなか面白い未来があるのでは?と、思ってるんですが…。

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