FreeBSD Journal 創刊について思う電子書籍の今後

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「偶然の出会い」から「必然の出会い」に

以前、といっても、もう10年くらい前の話なので、普通に「ひと昔前」の話。

いろいろと考えに煮詰まったら、本屋に行くのが自分の習慣でした。

鹿児島の実家は普通に「田舎」でしたが、徒歩圏内にちょっと大きな本屋がありました。

働きにでてもオフィス街にはだいたい「大きな本屋」があったんですが・・・。

FreeBSD Jounrnal が創刊

free-bsd

FreeBSD Journal」創刊 – 隔月発行で年19.99ドル
– news.mynavi.jp

というニュースを見て考えたのですが、やはりこうしたとても需要が大きいとは思えない本でも出版できるのが電子書籍の強みだよなあ、と。

こちらの「FreeBSD Journal」日本語では出版されてません。

仮に日本で、この手の本を通常の「紙媒体」で流通させようと思ったら相当難しいんじゃないかと。

多分アメリカでも難しいからこそ、あり得るとしたら、「電子書籍」なんだろうなと。

足が遠のいてしまった「本屋さん」

当時、何を本屋さんにしにいっていたかというと、もちろん「本を買う」ということもありました。

それ以上に「アイディアをもらう」。と、いうことが自分自身にとっては最大の目的だったように思います。

本屋に行くと、いろんな書籍があります。

当時、考えが煮詰まると、そんな多くの「書籍」を見に行ってました。

中を見るわけじゃなく、表紙や背表紙に書いてある「タイトル」を見に行ってました。

そこでいろんな情報をランダムで見ていると、ふと「あ、こうしてみよう!」みたいなヒラメキがありました。

そして、ピンと来た本を手に取って、内容を読んで発想の種にしてました。

webの話でも、建築や航空業界の本からアイディアもらったり、時には週刊誌のグラビアアイドルからひらめいたこともあります。

そこには、「自分が見つけるべくして、そこにあった本」くらいの感動があるわけです。

減ったのは本ではなくて「出会い」?

最近、本屋に行っても「書籍」が少なくなりました。

むしろ本屋が如実に減りました。

これはインターネットの普及やそれにあわせて Amazon などの通販系が大きくなってきたことと、コンビニの書籍販売などさまざまな理由があると思います。

私の実家の近くにあった本屋も大小合わせて3件なくなりました。

もちろん、出版不況の時代、購買需要の少ない本が淘汰されるのは必然なのですが・・・。

雑誌も種類が減ったと思います。

すてきでも、奥様でもない私ですが、その名を聞いたことがある「すてきな奥さん」も休刊が決まりました。

「すてきな奥さん」5月号で休刊 「主婦と生活」後継誌、24年で幕
-sankei.jp.msn.com

この他にも休刊した書籍というのは多くあると思いますが、実感として「置いてある本が減ったなあ」というのを実感として感じるようになりました。

つまり、「本屋にいっても発見が少なくなってしまった」というのが私の実感です。

本屋という中に飛び込んでも、「思わぬ情報」と出会わなくなってしまいました。

増える「必然の出会い」

そのかわりに増えているのが、「電子書籍によるニッチ書籍販売」です。

今回の「FreeBSD Journal」は書籍ではなかなか手にできなかった情報だと思います。

しかし、今ではこうして電子書籍で手に入ります。

言語の問題さえクリアすればアメリカだろうが、日本だろうが関係ない。

欲しい人に確実に届く、非常に「ピンポイントの出会い」が、今の情報のスタイルなんだろうなあ。

と、思います。

それが、電子書籍という形式なんだろうなと

日本では実感の薄い電子書籍のメリット

流通システムが発展している日本では、「必然の出会い」のメリットがあまり実感されないと、思います。

なぜなら、流通が充実しているがために、「ぶらっと入った本屋でピンと来る本に出会うことができた」からです。

また、現在は「価格面でのメリット」が注目されていて、この「誰でも手に入れることができる」という点のメリットは日本では顕在化していないように思います。

出版部数自体が減っている中、徐々にこうしたニッチな出版が増えると、「手に入れられる」というメリットはだんだん大きくなっていくだろうと思います。

「偶然」と思えるから、燃えるわけで

恋愛じゃありませんが、「偶然だからこそ感じる運命」ってあるわけで。

まあ、出版に限って言えばそれは「発展した流通に支えられた勘違い」だったのかもしれません。

でも、「わお。こんな本あったよ!」

っていうあの運命感、勘違いだとしても、悪くないですけどね。

ネットでもありそうな出会いですけど、なぜかネットって「だいたいあるよね」。

という前提で探しているせいか、そこまで感動はありません。

悪くはないものの、徐々に「本を見つける」という行為の中では消えていく感覚なのかもしれませんね・・・。

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