デアゴスティーニほど優雅な遊びはない
最近見なくなりましたが、年末年始にかけて『週刊 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン』のCMを見た方も多いのではないでしょうか。
ちょうど40代から30台後半の方は小学生くらいにバック・トゥ・ザ・フューチャーと出会っていると思います。
私も小学校の頃に出会って、レンタルビデオ店で何度借りて見たことか。
シリーズ1,2,3どれも好きですが、個人的には「1」が一番好きですかね。
Amazon プライムだと、全シリーズ見れますよ。
ドクが時計台からコード?を頼りに飛び降りるシーンとか大好きです。
過去と未来と現在とがなかなか咬み合わずマーティとドクが奮闘するわけですが。
ドクが外れたコードをつなぐと同時にすべて一直線に繋がる印象的なシーンです。
その時、未来へと帰って行くデロリアン。
それが、今回デアゴスティーニに登場したわけです。
デロリアン。ほしいけど
バック・トゥ・ザ・フューチャー好きとしては垂涎の逸品であることは間違いないのですが。
創刊号は特別価格なので499円。デアゴスティーニのシリーズとしては定番ですね。
しかし、それ以降は1,790円が定価です。
動画の途中で、人がデロリアンを置くシーンがありますが、その大きさにやや引きます。
男性でも持つというより、抱えるくらいの大きさがあります。
スケールにして1/8。
デアゴスティーニの公式サイトを見ると、組み上がったデロリアンの大きさは
全長:約52.7cm、全幅:約23.2cm、高さ:約14.3cm(ドアオープン時:24.5cm)
重量:約8.4kg
とのこと。
全長50cm超えてきます。どこに飾れというのだろう。そして、重さ8.4kg。
世の中に8kgってどういったものがあるか調べたのですが、生後7ヶ月位の子供の平均体重がそれくらいあるみたいです。
かなり重いぞ。
そもそも8kgを超えるプラモデル?を週1回購入する形に分割したとして。
さて、何週購入したら完成するのか。
今回の『週刊 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン』。なんと、130回で完成予定。
つまり130週ということですね。
1年間は365日。単純に7日で割ると年間約52週と1日です。
え。完成まで2年半くらいかかるということ?
もちろん、プラモデル以外にも雑誌部分も充実しているのがデアゴスティーニ。
それを毎週読みながら、すこしずつ組み立てていく。
完成させるために、2年半間も待つのか…。2019年かよ。
出来上がらないプラモデルが目の前に2年間存在するのか。
すんごいイライラというか、ウズウズしそうです。
ちなみに欲しくなったデアゴスティーニにはコレが初めてではない
過去、本気で購入を考えたデアゴスティーニには2つありました。
「マイ3Dプリンター」と「ROBI」です。
3Dプリンターが出てきた時は、激しく震えてしまいました。
3Dプリンターを自作て!どれだけ未来よ!と、買おうと思ったんですが、総額を計算して断念しました。
創刊号は500円をきるかもしれませんが、その後の定価で計算すると、10万を軽く超えてくるのです。
正直、デアゴスティーニにで組み上げることができる3Dプリンターのレベルであれば、同じ金額出せばAmazonでワンランク上の市販の中でもミドルクラスのものが売ってるのです…(それもそれですごい時代になったなと)。
もちろん、デアゴスティーニの価値は「組み上がるもの」以外にもあるというのはわかっています。
ROBIも13万円ほどします。とはいえ、こちらはぜひチャレンジしたいんですが…。
ちなみにですが、DMM.make ROBOTS が組み立て代行をやっていますが、213,840円(税込)なり。
Amazonでも買えちゃったりします。
総額20万円超えのデロリアン
そして、今回のデロリアンですが。
初回は499円。残りの129回が1,790円なので、変更がない限り129×1790+499=231,409円(税込)なわけです。
もちろん、2年半かけて作りますし、その間マガジンも届くわけですが…。
デロリアンもそうですけど、そのマガジンも130冊届いてしまと更に置き場が…。
やっぱ高いし、すんげー場所取るわ。
すんごい面白そうだし、やってみたいんだけど。デロリアンの模型に20万はかけられんよなー
と、なってしまいます。
お前のバック・トゥ・ザ・フューチャー愛はその程度か。と言われてしまったらそれまでですが…。
デアゴスティーニって部屋に余裕があって、作る時間があって、模型に20万出せるくらいの余裕のある人がやる趣味なんですよね…。
30代よりもう少し上の世代を狙ってるんでしょうか。ブルジョワジーなんですよね。
こういう趣味に没頭できるくらいのブルジョワジーにはなってみたいかも…。