甲子園に感じる明と暗。でも間違いなく野球の楽しさを思い出させてくれるんですよね

スポンサーリンク

野球ファンですが、甲子園はそんなに観ないです・・・

すでに甲子園が始まってますね。

基本的には野球ファンなのですが、甲子園は残念ながらあまり観戦はしません。

一番の理由は、時間がないというのが大きいのですが・・・。

じゃあ、時間があれば観戦したいのかというとそうでもなく。

その辺の理由としては、18歳に満たない子たちを必要以上に追い込んでいる世界観がある様な気がして。

近年過酷になっていく夏場のスポーツ環境の環境もありますが…。

見ていてこっちが倒れそうです・・・。

そんな中でも全力をつく学生さんたちは健気といえば健気なのかもしれません・・・。

しかし、学生時代そういう意味でスポーツをするという環境の中であまり良い体験をしなかったので・・・。

見ていて楽しめないというのが実情だったり。

とはいえ、野球ファンなので、こういう話は好きです。

【Number web】
出場試合ゼロの津商“レギュラー”。甲子園で勝つための仕事は無限に。

今年は早稲田の清宮君が話題を集めていますが、甲子園の良いところはこうして裏方の子たちにスポットが向けられることだと思います。

今回の記事は「一塁、三塁コーチャー」を担当する選手にスポットを当てています。

彼らは甲子園の試合に先発出場する「レギュラー」の存在ではありません。

しかし、コーチャーとしてチームに貢献しようとしている姿を紹介した記事からは、彼らが楽しんで野球をしていることを感じることができます。

プロでは、そのチームのコーチが務める「コーチャー」。

もうずいぶん古い話になりますが、名コーチャーといえば元西武ライオンズ監督の伊原春樹さん。

いまだに語られるのが「1987年の日本シリーズ」。

当時ジャイアンツの外野手で人気選手だったクロマティの緩い返球と、ショート川相が中継でバッターランナーしか見ないクセを見抜いて、通常なら3塁ストップのプレーを、ホーム突入の指示を出して1点を奪ったシーンがあまりにも有名。

当時の西武ライオンズの緻密な野球と合わせいまだに語りぐさとなっています。

最近だと、野球好きの方はご存知だと思うんですが。

WBC で高代コーチが糸井の走塁を地面に這いつくばって止めました。

ああいったプレーもコーチャーのファインプレーですよね。

トーナメントのような一発勝負は、1点入るかはいらないかで試合の流れが大きく変わります。

WBC もそうですが、甲子園はまさにそういった一発勝負。

コーチャーの判断ひとつで勝負を左右するゲームが間違いなくあると思います。

奥の深いコーチャーボックス内での仕事

野球の一塁、三塁コーチャー。実際何をやっているのかというと・・・。

さすがにこの辺は野球の経験者じゃないとなかなかわからないかもしれません。

コーチャーのお仕事をざっくり言えば、

野手の走塁を助けること

です。

アウトにならないようにストップをかけたり、先の塁へ進めるときは進塁を指示したり。

ということです。

なので、判断を間違ってしまうと、得点につながるランナーがアウトになってしまいます。

結構、責任は重大です。

その他、細かなお仕事としては、

「ピッチャーの牽制のクセ」を観察したり、

「相手ベンチの動き」を観察したり、

「キャッチャーのクセ」も見ていたりします。

プロになると、サインを出したりもしますよね。

プロのゲームではもっと複雑な情報を選手に伝えたりしているかもしれません。

コーチャーはチームの攻撃中、監督よりグランドの近くにいます。

だから、ベンチからでは気が付かないようないろんな情報を収集をやっています。

実際やってみると結構面白い仕事だったりします。

決して何となくアドバイスするために、突っ立て居るわけじゃないんですよ。

学生野球では、コーチャーは補欠がやる仕事?

学生野球のコーチャーは、基本学生が行います。

なので、人数が少ないチームは持ち回りでやっていたりしますが、基本レギュラーではない「補欠」の選手が選ばれます。

私が学生だった頃は、もうだいぶ昔の話なので今どういう状況なのか判りませんが・・・。

私が学生時代に経験した中でいうと、指導者によってこの「コーチャー」をどう学生にやらせるのか?

という対応は指導者によって、かなり解釈が別れました。

レギュラーも含め、全員で経験させる人もいます。

その中で、しっかり責任持った形でコーチャーを勤めさせる指導者もいました。

逆に、「誰か補欠にやらせろ」という指導者もいました。

さらには、

「おまえはコーチャーも出来ないのか!」

なんて、怒る指導者もいました。

どちらかというと、コーチャーの存在を軽んじている感じですね。

もちろん、そういう状態だとレギュラーの中には「補欠のコーチャー」を軽んじるものも出てきます。

勝手に走って、アウトになれば、コーチャーを睨みます(笑)

そのチームが強かったかというと・・・。想像つきますよね。

良い指導者に出会っている選手をみると、こちらも嬉しくなる

今だからこそ、コーチャーってそんな「軽んじられる」様なポジションじゃないよ!

と、言えますが、学生の頃に指導者がそうやってコーチャーに限らず、何かを軽んじるような言動、態度を示せば、子供たちも影響されてしまいますよね。

これもちょっと以前の話ですが、幼稚園の年代を教えるサッカーチームのコーチが

「これが出来ないと、ゴールキーパーやらせるからな!」

と、言い方をするといって、私の知人のお母様方が騒いでいたことがありました。

サッカーファンとしては、残念な発言です・・・。

こんなことだから、日本には一流のゴールキーパーが育たないんだ・・・。

と、嘆き節になってしまいます。

もちろん、指導者にもいろんな方がいらっしゃいます。

かつて出会った指導者をああだこうだと言うつもりはないのですが・・・。

しかし、こうして記事になっているのをみると「この学校の監督は良い指導者なんだろうな」。

と感じさせてくれます。

補欠かもしれないけど、自分たちにできる事を工夫して成果を出そうとしています。

指導される監督もちゃんとその取り組みを評価し彼らのやる気を引き出しています。

正直あまりスポーツ指導において良い経験をしてこなかった私としては、こういう姿をみると、非常にうれしく思います。

津商のコーチャーはまだ 2年生だそうです。

来年はレギュラーかもしれません。

プロになることもあるかもしれません。

プロにならなくても何か野球に関わる仕事をするかもしれませんし、野球とは関係のない人生を歩むかもしれません。

でも、どういった道へ進もうと、この時の経験はきっと糧になるだろうなと思います。

近年「高校野球は教育の一環」という言葉は皮肉の形で使われることが多いような気がしますが。

津商はしっかりこの「教育」という姿を体現しているように思います。

スポーツと教育

野球に限らず、スポーツの指導には闇の部分が多いと言われます。

いわゆる「体育会系」なんていう括りで指摘されたりする部分ですね。

日本人の陰湿な文化だと言われたりします。

野球に関してはメジャーリーグ元ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄氏がこうした部分を指摘していることは有名です。


心の野球―超効率的努力のススメ

私もこの書籍を読みましたが、桑田さんのすばらしい人柄を含め、非常に考えさせられる本です。

スポーツにかかわる人間だけでなく、親としても子供を指導する上で、考えさせられる著書です。

また、近年の気温の上昇とあわせて、夏の甲子園の環境の苛酷さ。

投手の登板過多などkの選手への負担も問題になっています。

日本の野球界はもっと、若い人の育成を真剣に考えるべきでないのかなと思います。

事実上、甲子園はプロ野球への「見本市」という性格を持っていると思います。

そこでは普通の学生が受けるべき「教育」とはかけ離れた価値観があると思います。

そこは優秀な選手のためにも専門の育成システムを構築すべきだと思います。

学生の教育の場という裏側にそういった事情を潜ませておくことは、歪な環境を作る一因だと思います。

そういった意味では、プロ野球チームも育成機関を持つべきだと思ったりもします。

Jリーグのようにですね。

日本のスポーツ育成は今、いろんなところで「曲がり角」に来ているんじゃないかなーと、個人的には思っています。

甲子園も長い歴史がありますが、それと同時にいろんな問題をかかえているように思います。

とはいえ、そんなこと関係なく、こうした津商のように野球を純粋に楽しんでいる学生の姿をみたりすると、「やっぱり野球はいいよな」。

と、思い出させてくれるのが甲子園の魅力なんですよね。

良い環境でスポーツができる学生たちをもっと増え、将来豊かな学生たちが夢を実現できるスポーツ界であることを願いたいですね。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク