【マカロニウェスタンの魅力とは?】福岡発マカロニウエスタンの世界その2

westan

マカロニウエスタンの魅力は熱い男の生き様

そもそもどこでマカロニウエスタンと出会ったんですか?

水上さん マカロニウェスタンはちょうど、僕達が小学生のぐらいの時にテレビでやってました。
ざかしんく あ、それは、今でいうところのアメリカのテレビシリーズ「24」のような感じですか?
水上さん マカロニウェスタンは基本映画なのでテレビシリーズは無かったです。見たのは「日曜洋画劇場」です。
ざかしんく ああ、なるほどですね
水上さん 僕らが小さな頃、男の子はそれを見て、次の日話題にしたものです。「昨日見た!?」といった感じで。
水上さん どこが魅力というとなかなか一言では難しいのですが、当時は「男らしさ」に憧れていたのかもしれません。
水上さん マカロニウェスタンの特徴は「髭面の男たち」が出てくるところなんですが。
ざかしんく ハリウッドの西部劇では「髭面の男」というのはでないんですか?
水上さん はい。基本「ハリウッド俳優」がでてきますので、そうした方はみんなさっぱりとした顔をしてるんですよ。マカロニウェスタン以降は増えますが・・・。
水上さん そうした髭面で男くさくてワイルドなガンマンたちが、目的を達成するためにどんなことがあっても諦めない姿や、銃撃戦や決闘だけでなくて友情家族愛なんかも多く描かれているんです。結構ジーンとするようなストーリーも多いんですよ。
ざかしんく なるほど。銃撃戦などの激しさだけじゃないんですね
水上さん また一発逆転のシーンが必ず用意されているんです。その一発逆転がどういった形で用意されているのかも、すごく楽しみな点です。実際マカロニウエスタンが登場して、影響を受けてすごく変わったものも多いんです。
ざかしんく 例えば、どういったものがあるんですか?
水上さん 個人的に思うのは、「アニメ」というか「子供向け番組」の音楽なんです。マカロニウエスタン以前は「鉄腕アトム」の歌みたいなマーチ風の音楽が多かったんです。でも、マカロニウエスタン以降、例えば仮面ライダーのような「エレキ」系だったり、口笛の音楽だけで、「さすらう」ような感じのすごく「かっこ良さを」を追求したような傾向に変わるんです。
水上さん 確かに、昔のアニメって途中までは「鉄腕アトム」のようなマーチ風で、その後だんだん「一匹狼のヒーローが戦う」みたいになってますが、マカロニウエスタンの影響もあるんですね。
水上さん そうなんです。そういった点はすごく男の子が「大好きな要素」というのをマカロニウェスタンが持っていたと思うんですよね。
水上さん あと、もう1つがマントやポンチョ。少年の憧れるヒーローって、マフラーをたなびかせていたりマントを翻したり、しますよね。
ざかしんく 確かに仮面ライダーもマフラーをたなびかせてます。あと、キャプテンハーロックとか、ブラックジャックとか
水上さん マントを翻すのが何がかっこいいかわからないんですが、かなりの確率であの当時のヒーローってマントやらマフラーをしているんです。実際マカロニウエスタンの主人公は、必ずと言っていいほどマントやポンチョのようなものを着ているんです。

じつはこの方も「マカロニウェスタン」な方でした

jigen

水上さん あと、ポイントは「帽子」なんです
ざかしんく 帽子?
水上さん はい、マカロニウェスタンに出てくる帽子は、ほとんどがプリムが下がっているんです。ルパン三世の次元大介のような。
ざかしんく なるほど。次元大介のスタイルってマカロニウエスタンのスタイルなんですね!
水上さん そう、あれは完全に「マカロニキャラ」です。アメリカの西部劇は、前に下がってなくて、横。横側がクルッと、上を向いているんです。マカロニウェスタンでは、ちょうどそのプリムが目線を隠すんですね。登場シーンでは、目線を隠しながらこう、ゆっくりと上を向いて行くと、目が見える。といった演出はマカロニウェスタンですね
水上さん 目線を隠すところはすごくミステリアスで意味があると思います。
ざかしんく 確かに。次元大介もカッコいいですもんね。
水上さん 目線を隠すところはすごくミステリアスで意味があると思います。
水上さん あと、一発逆転という事を先ほど少し話しましたが、マカロニウェスタンの特徴の1つで、「凶悪な敵」というのがあります。ホントひどい奴らが出てきます。マカロニウェスタンの特徴は必ず主人公が徹底的に傷めつけられるんです。
ざかしんく そういう展開なんですね。確かに、そういったのを小さい頃見たことがあるような気もします。
水上さん 相当ひどい目にあうんですが、「もうダメだ!」というところで一発逆転!というのがどうやって訪れるかを楽しむのも魅力です。
ざかしんく はい、そういうの、わかります。
水上さん マカロニウェスタンにはそうした型みたいな部分を楽しむというところもあります。この手の映画は「同じような場面」を踏襲して楽しむというのがあると思うんですよね。
水上さん マカロニウェスタンの一発逆転で例えると、十字架でに重を引っ掛けて打つとか、両足を撃たれて倒れたところに止めを刺しに来た的に保安官バッチを投げつけて倒すですとか、口にくわえていたパイプで光を反射して、目を眩ませて落ちた銃を拾って撃つとか、色んなパターンがあってとても面白いんです。
ざかしんく 同じ展開でも、いろんなパターンがあるんですね。
水上さん はい、そうなんです。そして、そうした展開が「家族愛」や「友情」だとか「生き様」にどう絡んでくるとのかというのが醍醐味だと思うんですね。

段々、わかってきたのは、どうやら、自分たちが「西部劇」として観ていたものはどうやら、「マカロニウェスタン」だったのではという疑問・・・。

つづいてドンドン、マカロニウェスタンを掘り下げます。

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