【マカロニウェスタンて知ってますか?】福岡発マカロニウエスタンの世界その1

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マカロニウェスタンて何だ!?

マカロニウェスタン。

この名前を聞いた時、「なにそれ!?」感満載だったわけですが、なんと福岡にはその「マカロニウェスタン研究家」がいらっしゃいました。

水上栄一さん

普段は小学校の校長先生をされているという水上さんに「マカロニウェスタンの魅力」をお話していただきました。

ざかしんく まずはじめに、マカロニウェスタン。そもそも「イタリアで制作された西部劇」ですよね。予習してきました。えっと、マカロニウェスタンて海外では「スパゲティ・ウェスタン」と呼ばれているんですよね?
水上さん はい、そのとおりですね。実は日本に入って来た時もスパゲッティだったんです。でも、それは日本人には発音しにくい。ということで淀川長治さんが「マカロニ・ウェスタン」という造語を作ったんです。
ざかしんく そうなんですねー。
水上さん そのマカロニウェスタンでまず有名なのがクリント・イーストウッドです。
ざかしんく え。そうなんですか?
水上さん 今は世界的にも有名ですが、世に出るきっかけとなったのは「マカロニウェスタン」がきっかけなんですね
ざかしんく へえー。
水上さん クリント・イーストウッドは、はじめにテレビの「ローハイド」で頑張ってたんですが、そのご仕事にあぶれてしまうんです。その時マカロニウェスタンの映画監督だったイタリア人のセルジオ・レオーネという監督が”安い費用で雇えるアメリカ風の俳優”としてクリント・イーストウッドが採用されるわけなんです。
ざかしんく なるほど。
水上さん セルジオ・レオーネは当時黒澤明監督の用心棒をモチーフにイタリアで西部劇を作ろうとしていたんです。しかし、イタリアの西部劇なんてとんでもないということで、有名な方には断られてしまうんです。最初はヘンリーフォンダとかチャーロズ・ブロンソンだとかに声をかけていたらしいのですが。そこで、クリント・イーストウッドに話が来るんです。
ざかしんく そうだったんですね。
水上さん はい、実際クリント・イーストウッドが出演したマカロニウェスタンは3作あるんです。荒野の用心棒と、夕陽のガンマン、そして続・夕陽のガンマンです。
水上さん この作品は、セルジオ・レオーネというマカロニウエスタンの巨匠であり、世界的にも大ヒットするんです。
ざかしんく なるほど。そこでクリント・イーストウッドが世界的に有名になるんですね。
水上さん はい、クリント・イーストウッドはこのあと、アメリカに「凱旋」する形になるんですが、アメリカでもマカロニウエスタン風の作品が作られるんです。
荒野のストレンジャーとか、真昼の死闘とか、奴らを高く吊るせ!とかあるんですが、これは「マカロニウェスタン」ではないんですね。見分けつきにくいですけど(笑)

こちらは、水上さんが書かれた「マカロニウェスタン大全」初版のみの発行で重版されておらず、今ではプレミアがついて2万円とかでYahoo!オークションに出ていたりするそうです。

makaroni

かなりのボリュームのある本で、さらに中には挿絵が多く書いてあります。

makaroni2

まさかと思って、水上さんに尋ねたところ

「はい、僕が書いています」

とのこと。す、すごい・・・。

実際この挿絵は一部ということで、パソコンに保存してある作品も見せていただきました。

makaroni3

ものすごい数があるのですが、これらは小学生のころから描かれているとのこと!

もう、驚きで声が出ないです・・・。

また、絵の勉強をされたのかと思ったんですが、これも「まったくしてないです」とのこと。これもすごいです。

さらに、油絵まで。

aburae

aburae2

ここから、さらに「マカロニウェスタンの魅力」について語っていただきます。

続く。

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